写真映りは姿勢で決まる!“美嫁”になれるお手軽ボディワーク
ウエディングのためのビューティって、メイクやヘアだけ? いえいえ、実は<姿勢>が大事なんです! 多くのゲストの前に立つ、そして何より数多くの写真が残る結婚式。いつにも増して正しい姿勢を意識することで、見た目の美しさはもちろん、撮った写真もグッとすてきに! 結婚式までにできる、良姿勢の美嫁になるための簡単ボディワークを伝授します。
やっちゃった>< <姿勢が悪い>とこんなに悲しい写真に……
当日の姿勢について聞いた先輩花嫁のアンケートからは、悲鳴のような声が……。「演出シーンでは気を付けていたけれど、ゲストと話しているスナップ写真は猫背でがっかり」「挙式の歩いているときの姿勢が悪く全然優雅に見えない」「ブーケを意識しすぎて、肩がこわばっていた」など、式後に写真を見て、ちょっと悲しくなった体験談がたくさん!
立っているときに><
横から撮った写真の中には、背中が曲がっているものがあり、せっかくの良い写真がもったいないことに……。背筋を伸ばしているつもりでも、実際写真で見ると思ったより伸びていないので、過剰なぐらいが良い姿勢になるコツだと思いました(emikaさん)
座っているときに><
お支度ショットの後ろ姿が少し猫背気味に……。少し胸を張りすぎかな、くらいが姿勢良く見えるけれど、その姿勢をキープするのはむずかしいので日頃からの意識が必要でした(稚子さん)
歩いているときに><
披露宴で退場の際、「ドレスを蹴りながら歩く」を意識しすぎて、かなりコツコツ違和感のある歩き方と姿勢になってしまいました……。式の入場や退場での姿勢は気を付けると思いますが、披露宴での中座などでも気を抜かずに歩いた方が◎(さくらんぼさん)
こんな失敗を防ぐために「今からできること」をプロがレクチャー
姿勢は数カ月のボディワーク、意識でも変わる! 変えられます!
教えてくれるのは……
スポーツ選手や音楽家など身体を専門とする人々を中心にセッションを行う傍ら、講演やメディア出演など多方面で活躍。新著『肩こりには脇もみが効く』(マガジンハウス)が好評発売中
<良姿勢>とは、自然で無理のない自分らしい姿勢のこと。少し意識すれば、誰でも姿勢を良くすることはできますよ! ぜひ日常生活に取り入れて、良姿勢を叶えましょう。
挙式での誓いのシーンや花嫁の手紙など……
<立っているとき>の姿勢をグッドに!
立っているときのグッドな姿勢とは……
両脚が骨盤をしっかりと支えて、下腹が自然に引き上がっている姿勢のこと。この姿勢を保つためには、骨盤底や内ももの筋肉がきちんと働いていることが大切。
立っているときに良姿勢でいるためのボディワーク <股タオル>
1.両脚の付け根のできる限り奥に丸めたタオルを挟んで立つ
2.股の部分にある骨盤底筋群を引き締める
from 藤本先生
背筋をピンと伸ばすためによく、「肛門を引き上げるようにして」などと言われますが、程合いがむずかしいですよね。でも股にタオルをギュッと挟むだけで、骨盤底筋が引き締められてきれいな姿勢に。慣れてきたらタオルを挟まなくても大丈夫。挟んでいる感覚を覚えて習慣にしてみましょう。
披露宴中や高砂席での歓談など……
<座っているとき>の姿勢をグッドに!
座っているときのグッドな姿勢とは……
背中は背もたれに付けず、立っているときと同じように背筋を伸ばして。そして両肩が真横に収まっている姿勢。
座っているときに良姿勢でいるためのボディワーク<ちょうちん袖ワーク>
1.肩の真上に中指が乗るように両手を肩に置く
*薬指と小指で肩の前側、親指と人さし指の先で後ろ側を押さえるのが理想
2.その状態をしばらくキープする
from 藤本先生
肩(関節)が正しい位置に収まることで猫背が直ります。肩の上に指をぴたりと乗せられない人は、最初はできる範囲で行ってください。その際も肩の前・中・後ろと、指の置き場所を明確にしておくことが大切です
挙式入場や中座時入退場など……
<歩いているとき>の姿勢をグッドに!
歩いているときのグッドな姿勢とは……
頭が背骨の真上にきちんと乗っている姿勢。頭が下を向かないように遠くを見て、視線を下げずに歩けることも大事。
歩いているときに良姿勢でいるためのボディワーク <耳ひっぱりウォーク>
1.耳の上部の前側に親指を、後ろ側に人さし指を添えて優しく斜め後ろ上に引っ張る
2.目線は目の高さと平行に、耳を引っ張ったまま遠くを見ながら歩く
from 藤本先生
耳を引っ張ることで頭が背骨の上の正しい位置に乗り、自然に背筋が伸びます。耳をレバーに見立てて、頭をフワッと持ち上げるイメージで行ってください
先生からの<良姿勢>を叶えるためのアドバイスまとめ
凜とした整った姿勢により、あなたらしい内面の魅力がより伝わりやすくなります。写真は内面を映し出すもの。姿勢から見える内側からにじみ出るような美しさや、自然体の笑顔ですてきなウエディング写真を残してください。がんばって身体をまっすぐに整えるような努力をするのではなく、周りにからだを支えられているような感覚を持つことで、肩の力が抜けた自然な良姿勢を保つことができますよ
From 編集部
姿勢は大事! <良姿勢>を叶えるために今すぐできることがある
せっかくドレスやヘアメイクにこだわっても、姿勢が悪いと写真としてイマイチ。美しさをパーフェクトにするために、良姿勢を身に付けよう。この3つの簡単ボディワークを日常的に行うだけで“美嫁”になれるはず! 無理せずできる範囲で。ぜひ取り入れてみてくださいね。
取材・文/竹本紗梨 イラスト/itabamoe 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2018年4月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー111人が回答したものです
※掲載されている情報は2018年5月時点のものです
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