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【身長163cm以上】トール花嫁さんのドレス選びQ&A

タイトル上

「背が高くていいね!」と周囲からうらやましがられることの多い、身長163cm以上のトール花嫁さん。でもドレス選びとなると、トール花嫁さんならではのお悩みが……。そこでトール花嫁さんから寄せられたドレス選びの質問に、スタイリスト&先輩花嫁がアンサー! ドレス選びの解説はもちろん、トール花嫁さん“あるある”なお悩みも解決します。おまけコラムでは、先輩花嫁の写真テクニックもお届け。お見逃しなく!

アドバイスをくれたのは

スタイリスト/為井真野さん
為井さん顔1

これからドレス選びをするトールさんは、似合うドレスの“シルエット”や、味方になってくれる“素材”について知っておくと、自分にとってBESTドレスを見つける近道になります!

Q1:トール花嫁さんだからこそ“似合う”ドレスは?

シルエットは断然、スレンダーorマーメイド

スレンダー
マーメイド

★写真1枚目★
【GOOD】スレンダードレス

★写真2枚目★
【GOOD】マーメイドドレス

トールさんのすらっとした体形をより引き立ててくれるのが、縦に長いIラインシルエットのドレス。 “絵になる”とは、まさにこのこと!

advice!

為井さん顔2

【from為井真野さん】
身長を武器に、ぜひ挑戦してもらいたいシルエットです! またトレーンの長いものも似合います。逆にボリュームのあるドレスは、縦にも横にも、全身が大きく見えてしまうので、シルエットや素材選びで引き算することが重要です。

先輩花嫁SNAP

マーメイドドレス1
マーメイドドレス2

【from先輩花嫁・T.Sさん(163cm)】
AMSALEのマーメイドドレスを選びました。海外ブランドのドレスは身長設定も高めなので、トール花嫁だからこそ似合うドレスがたくさんあります! 新郎との身長差に悩まれる方も多いと思いますが、高身長を武器にあえてハイヒール合わせで、スタイルのよさを前面に出すのもおすすめです。

Q2:トールさんが可愛い&ガーリー系のドレスを着るなら?

シフォンやチュールなどの柔らかい素材を味方につけて

プリンセス
Aライン

★写真1枚目★
【NG】ハリのある素材で、ボリュームたっぷりのプリンセスライン

★写真2枚目★
【GOOD】ふわふわ素材がガーリーな世界観を演出します


ドレスショップではカッコいい系のドレスをおすすめされることが多いトールさん。ガーリー系ドレスが好きな人は、柔らかい素材の厳選を! 全身をボリュームダウンしつつ、視覚的な可愛さもアピールできます。

advice!

為井さん顔3

【from為井真野さん】
シルエットがすっきりしていても、シフォンやチュールなどの柔らかい素材を選ぶと、可愛らしい雰囲気はつくれます。プリンセスラインのようなボリュームのあるドレスを着たい場合は、ハリのある素材よりは柔らかい素材でボリューム調節を。

先輩花嫁SNAP

可愛い系1
可愛い系2

【from先輩花嫁・あみさん(170cm)】
プリンセスラインは身長も横幅も強調されるので、シンプルなAラインを選びました。長身の私には、すっきりシンプルなシルエットが一番映えることに気付いたからです。形はシンプルでも、ゴールド刺しゅうの華やかさや女性らしさ、また肌をよりきれいに見せてくれる生成り色がお気に入りです。

Q3:彼より背が高いのはちょっと……。どんなドレスなら高く見えない?

ドレスのウエスト位置とボリューム感に注目!

ハイウエスト
ジャストウエスト

★写真1枚目★
【NG】縦にも横にも大きく見える、ハイウエストのボリューミードレス

★写真2枚目★
【GOOD】ジャストウエストのスレンダードレス

日常の洋服ではハイウエストのアイテムを選ぶことも多いはず。ただウエディングで、彼とのバランスを考えて身長を高く見せたくないときは、ジャストウエストを意識するだけでも見違えます。

advice!

為井さん顔4

【from為井真野さん】
実はウエストの切り替え位置も重要なポイント。ハイウエストだと身長がさらに高く見えるので、ジャストウエストからやや低めのものを選ぶとバランスがいいです。またこの場合もドレスのボリュームの出すぎに注意! 横に大きく見えてしまいます。

先輩花嫁SNAP

ジャストウエスト1
ジャストウエスト2

【from先輩花嫁・大八木智美さん(172cm)】
スレンダーとマーメイドを中心に探しました。ANTONIO RIVAのKRISTELは、とろみのあるシルク素材で、ストンと落ちる美しいラインがすごく好み! ウエスト位置も高すぎず、また後ろにはリボンとオーガンジーのアレンジもあって、動きのある軽やかなデザインです。

番外編:トール花嫁さんのドレス姿を美しく残す写真撮影テクニック

解説は、フォトグラファー/清水知成さん

★ひとり撮影★
トール花嫁さんは基本的に何をしても様になるのですが、旦那さんに対して身長の高さに遠慮しているのか猫背になりがち。思いっきり背筋を伸ばして、堂々と撮ってもらいましょう!

★ふたり撮影★
基本的には、ふたりが真横に並ばないことです。【1】前後に並ぶ【2】座る【3】寝る(上から撮影)【4】階段などの段差を利用する、この4つがおすすめです。

前後並び(新郎:前/新婦:後)で身長差を感じさせない

サンプル1

【from清水知成さん】
新郎が新婦をエスコートするというごく自然な動きですが、ここで重要なポイントはふたりが真横に並ばないことです。前後に並ぶことで、視覚的にも身長差がわかりにくくなっています。

【from先輩花嫁・T.Sさん(163cm)】
ドレスのバックスタイルがとても気に入っていたので、バックショットはたくさん撮ってもらっています。また新郎より前に出ないように、一歩後ろにいることを常に意識しました。

トール花嫁さんの定番ショットは、座って撮影!

座りカット1
座りカット2

【from清水知成さん】
階段などを利用して、座って撮るパターンです。2枚目はドラマチックなお姫様抱っこ。実は座った状態でおふたりの足元をカットして撮影しているので、身長に目がいかないのが技ありです。

【from先輩花嫁・kanakoさん(170cm)】
前撮りでは、作り込みすぎない自然な雰囲気を撮ってもらえるようにお願いしました。座っていつも通りの会話をしたり、ただ手をつないで歩いたり。私たちらしい、とても柔らかい表情の写真になりました。

From 編集部

シルエットと素材選びで“似合う”と“着たい”を叶えよう!

トール花嫁さんの体形にBESTなドレスのシルエットと、味方になってくれる素材を知ることができました。“似合う”ドレスと、自分が“着たい”ドレス……そのギャップに悩む人はトール花嫁さんに限らず多いですが、実は素材選びやウエスト位置などのちょっとした工夫で、“似合う”と“着たい”の両方を叶えることだって夢ではありません!

構成・文/広田香奈 イラスト/itabamoe 取材協力/為井真野(スタイリスト)、清水知成(フォトグラファー)
※掲載されている情報は2018年5月時点のものです

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