写真映えも叶う! LOVE☆“プール”のごきげんアイデア3
結婚式の会場選びの決め手は人それぞれだけれど、「プール付き」にこだわって選んだ先輩も。プールがあれば、フォトジェニックでごきげんな「憧れの結婚式」ができちゃうんです。そこで、プールを使った「演出」「装飾」「写真撮影」の定番&アレンジ実例を紹介します。
「演出」で楽しみ尽くす!
色とりどりの「ドロップ&フライ」でゲストにサプライズ!
プール付き会場で大人気の演出といえば「ドロップ&フライ」。挙式後、みんなが重り付きのバルーンを手に持ってプールの周りに立ち、掛け声とともにバルーンをプールに投げ込みます。バルーンは、しばし水にぷかぷか。その後バルーンと重りを結んだリボンが水に溶けると、バルーンだけが空へと飛んでいきます。なんともフォトジェニックな人気の演出です。
私たちが選んだ会場のプランに「ドロップ&フライ」が付いていたので行うことに。バルーンをプールに投げ込むタイミングによって、バルーンが時間差で舞い上がる光景は素敵でした。この演出を初めて見るゲストが多く、バルーンが飛び始めたら、みんなびっくり。予想以上の盛り上がりで、子どもゲストにも喜んでもらえて良かったです。(菜緒さん)
[アレンジ]ワントーンのバルーンでもっとふたりらしく
色とりどりのバルーンを使うのが「ドロップ&フライ」の定番。そこをひとひねりして、バルーンの色にアレンジを利かせると、さらにふたりらしさがアップします。例えば結婚式のテーマカラーに合わせてワントーンにする、パステルカラーで統一する、水玉模様にする、そしてハート形のバルーンにするのもアイデア。インパクトのあるアレンジを考えてみて。
プール付きの会場なら絶対にしたい!と思っていた「ドロップ&フライ」。バルーンの色は好きなものを選べたので、結婚式のテーマカラーのピンク&ホワイトで統一しました。選ぶ色によって雰囲気がガラリと変わり、自分らしさも出せるし、SNS映えもするので、こだわって正解。パール系とパステルカラーのピンクは、私らしいと大評判でした。(美甫さん)
「装飾」で楽しみ尽くす!
水に浮かぶメッセージは手作りできてインパクト大
水に浮かぶアイテムを使った装飾も、プール付き会場ならではの楽しみ方。例えば発泡スチロールを切り抜いたイニシャル、バルーンをつなげた『WELCOME』のメッセージ、ハート形や2羽のフラミンゴやスワンの浮輪など、会場側のOKさえもらえれば、どんなデコレーションにもチャレンジできます。ふたりらしいアイテムを浮かべて、飾って、楽しんで。
せっかくのプールを生かした装飾がしたい!と思い、DIYで思い通りの装飾にチャレンジ。ふたりのイニシャルを使いたくて、ホームセンターで買った大きな発泡スチロールの板をアルファベット形にカットし、さらに花びらを1枚ずつ貼り、プールに浮かべました。みんなが写真を撮ってくれていて、本当にやって良かったと大満足です。(美甫さん)
[アレンジ]水面に映る光を意識して、ぐっと大人っぽく
夕暮れ時や夜のウエディングなら、ぜひ取り入れたいのがキャンドルや電飾オブジェを使った装飾。水面に映し出された光がゆらゆらと美しく揺れ、人目を引くこと間違いなしです。例えばLOVEという文字やハートを形取ったオブジェなども、夜の幻想的なムードの中では甘すぎずスタイリッシュに。時間帯によって雰囲気を変えると、ゲストもびっくりしそう。
花とキャンドルで迷いましたが、会場からの提案で両方使うことに。秋の午後4時からの挙式だったので、ゲストを迎える時間帯は花を、暗くなってきたらキャンドルを、とプールも「お色直し」しました。キャンドルを入れた丸いガラス容器もお気に入り。プールサイドに置いたLOVEの電飾オブジェは、ゲストの方々にも喜んでもらえました。(瑛莉花さん)
「写真」で楽しみ尽くす!
プールのブルーとドレスは相性抜群!
プール付き会場を選ぶなら、どうしてもハズせないのがプールサイドでの写真撮影。プールのブルーに映える白いウエディングドレスの写真は、お気に入りの1枚になること間違いなし。キャンドルやライトを使った幻想的なツーショットから、太陽の下でワイワイ過ごすパーティシーン、みんなの笑顔がまぶしい集合写真まで、どこをどう撮っても絵になりそう。
プールは会場選びの決め手の一つ。プールサイドでの撮影は最初から希望していました。会場のイメージ写真の中に、プールサイドがたくさんのキャンドルでライトアップされた素敵な写真があったので、そのイメージに近づけるよう、キャンドルやライトには惜しみなく投資。フォトグラファーさんにも細かくリクエストを出しました。(螢さん)
[アレンジ]逆光と反射を最大限に利用してドラマチックが止まらない!
昼間はキラキラと華やかなイメージ、夜はロマンチックで幻想的な雰囲気に、とさまざまな写真が撮れるプールサイド。例えばふたりが顔と顔を寄せ合うシーンも、逆光を上手に利用したり、水面に反射するシルエットを撮ったりすることで、照れずに写真に残せそう。
夕方からの挙式・披露宴だったので、夜のプールサイドでの幻想的な写真を撮りたいと思っていました。フォトグラファーを選べたので、作品を見て気に入っていた人を指名。テレビ電話で打ち合わせをし、撮りたい写真のイメージを伝えました。素人が考えるより、プロに任せようと、具体的なことはほとんどお任せ。素敵な写真になりました。(千鶴さん)
From 編集部
プールの楽しみ方は無限大!
水を使った華やかで楽しい演出、キラキラ&幻想的な写真、ぷかぷかと浮かべる装飾など、プールの楽しみ方はアイデア次第。先輩たちのケースを参考にしつつ、ふたりらしいオリジナリティーも盛り込んで、ゲストのみんなが「こんなの初めて!」とワクワクするような結婚式を考えてみては。
取材・文/前川ミチコ 構成/小田真穂(編集部)
※掲載されている情報は2018年3月時点のものです
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