ゼクシィ夜の★相談室[33]Hに消極的な彼をうまく誘導するには？
実は、夫婦の約4割がセックスレスといわれる日本(※)。新婚の時期は「私たちはまだ大丈夫」と予防策を取らない人が多いけれど、困ってからでは時すでに遅し！ そこでこの連載では、夫婦の夜のお悩みを「ラブライフアドバイザーOliviA先生」が丁寧に解決していきます。
彼にも積極的になってほしい！
「結婚してから彼からのお誘いが減ったのが悩み。元々Hに対してそんなに積極的でない彼なので、私からうまく誘導してHの回数も満足度も上げたい！ もっと新しいプレイとかも試してみたいです！」（桜さん／会社員・結婚２年目)
教えてOliviA先生！
求めるだけでなく、お互いを理解し合うことから始めて
まず初めに、男性は常にHがしたいわけではなく、ストレスや睡眠不足、体調によっても変わりますから、乗り気じゃないことだってあることも理解しておいて。その上で、今後どんなふたりでいたいか？をお互いで話し合い、女性からも積極的になることも大切なんです。
POINT.1 まずは彼に意思確認
「ずっとラブラブでいたいよね？」「セックスレスにはなりたくないよね」「マンネリHは嫌だよね？」とまずは会話の中で、今後もずっとHしていきたいことや仲良しでいたいことを、話してみて。これから妊活に入る方は特に、お互いのSEX満足度が低いまま強制的に妊活のためのSEXを続けると、出産後にセックスレスに陥りやすいってことをふたりで認識しておくってことも大事。
そこから、新しいプレイのヒントを探るきっかけをつくっていって。「女子がHに積極的なのってどう？」 「新しいことしてみたくない？」って聞いてみるのも○。女性は自分からSEXの話をするなんてはしたないと思う、恥ずかしがり屋さんも多いですが、ふたりだけの世界で他には誰も見ていません。そこの気持ちの壁を一度取っ払ってしまうと、気持ちが楽になれるし、もっとSEXが楽しくなるはず。まずは彼とSEXの話題を話すことからスタート！
POINT.2 自分が盛り上げ役になってみよう！
自分がされるだけのSEXになっていませんか？ 常に受け身の姿勢だとふたりのHの幅が確実に狭まりますから、自分が盛り上げ役になる攻めのパターンもつくっておくのが◎。
いきなり自分から攻めにくい……という人なら、強制的に受け身になれない生理中に、自分が頑張る日をつくってしまうのも手。「今日は私が頑張る日ね！」と宣言してわかりやすく。1回でも受け身でない日をつくれば、今後はお互い、攻める役と受け身役で交互に楽しめるから、SEXが２倍楽しめますし、自分からも誘いやすくなるはずですよ。
男性から来るのを待つのではなく、自分が先にしてから、お返しにしてもらったり、一緒に触りっこをして盛り上げたり、自分主導でSEXをつくっていけるようになると、誘導もスムーズです。
POINT.3 彼の起爆剤をつくる
彼のSEXを褒めていますか？ 彼がちょっと消極的なのは、自分のテクニックに自信がないからということもありえますから、ぜひ彼のSEXを大げさに、具体的に褒めてあげて。SEXの内容だけでなく、「すごい筋肉！」「カッコいいね」など、彼の男らしい一面も褒めてあげること。彼だって褒められたら、いい気分になりますから「もっと頑張って、彼女を喜ばせてあげたい！」と思うはず。
彼に自信が付いてきたところで、「場所を変えてしてみたいな」「違う体位でしてみよう」とさりげなく提案してあげると彼も乗りやすくなるはず。家でのSEXでなく、たまにはホテルへ出掛けて、いつもと違うSEXをふたりで楽しめれば、今後も新しいSEXを開拓するのに積極的になってくれるはずです。
From 編集部
彼を変えるだけでなく、自分も変わっていこう！
彼とHについて話すことや、自分からも積極的になれることは、より良いふたりの関係をつくっていくために大事なこと。恥ずかしがらず、夫婦の明るい未来のために今から少しずつでもチャレンジしていって。
OliviA ラブライフアドバイザー／夫婦コミュニケーションアドバイザー／アロマセラピスト
「世の中をご機嫌な女性でいっぱいにする」をテーマに、2007年からラブライフアドバイザーとして全国各地で講座やイベントを開講。TV、ラジオ、書籍、雑誌、WEBメディアなどに多数出演し、男女・夫婦のラブライフに関わる情報を日々発信中。近年では台湾・マカオなどのアジアにも進出し、活動の拠点を広げている。
構成・文／滝 紀子 イラスト／mio.matsumoto
※掲載されている情報は2018年2月時点のものです
(※)データ出典：日本家族計画協会「男女の生活と意識に関する調査」2014、相模ゴム工業株式会社「ニッポンのセックス 」2013
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