「死ぬまでに行きたい！日本の絶景」詩歩さんイチ押しハネムーン4選

阿蘇（熊本県）

阿蘇はどこまで行っても大自然が広がるエリア。混雑することもない場所なので、人目を気にすることなく夫婦でゆったりとラブラブできちゃうこと間違いなし！　

阿蘇神社はまだ2016年に起こった熊本地震の爪痕が残る場所ですが、お参りをすれば、パートナーとの繋がりを一層感じられるでしょう。復興直後から営業を再開した門前町商店街は、レトロでかわいい雰囲気。ふたりで食べ歩きをするのにおすすめです。

【夫婦で体験してほしいこと】
・ちょっと早起きを頑張って、大観峰からの雲海を拝む
・阿蘇の大草原・草千里で乗馬を楽しむ
・星野リゾート「界 阿蘇」に泊まる！（全室離れかつ個室露天風呂付きなので、人目を気にせずラブラブに過ごせます）
・夜は満天の星を楽しむ！

阿蘇Tips！

阿蘇は標高が高い場所が多く、朝晩は想像以上に冷えます。防寒着の持参をお忘れなく！　また公共交通機関が少ないので、効率的に観光するにはレンタカーを使用するのがおすすめです。

2016年4月の地震後、観光するには十分安全になりましたが、まだまだ震災被害で苦しむ方も多いエリア。マナーを守って観光しましょう。私はたくさん買い物をして、現地でできるだけお金を使っていこう！と意識して巡りました。

御蔵島（東京都）

東京にいながら、野生のイルカと一緒に泳ぐことができるという驚きの御蔵島。周辺の海には、なんと120頭ものイルカが生息しているそう！　イルカは海面の近くまで上がってきてくれるので、初心者でもできるシュノーケリングで十分にイルカとの遊泳を楽しめます。

ヒーリング効果があるといわれているイルカと泳いで、リラックスした夫婦の時間を過ごしてみてはいかが？

【夫婦で体験してほしいこと】
・野生のイルカと一緒に泳ぐ！

御蔵島Tips！

島なので、どうしても天候が荒れやすいです。天候次第では、シュノーケリングをするための船が出せなかったりするので、小まめに天気予報をチェックしてください。

またイルカは野生なので、イルカの体調や気分によっては出会えない日もあります。あまり予定を詰め過ぎず、自然の状況に合わせて臨機応変に対応できるよう、スケジュールには余裕を持たせましょう。

久米島（沖縄県）

沖縄の離島の中でも、手付かずの美しい自然が多く残っているのが久米島。島全体が県立自然公園にも指定されています。

海で泳げる期間も長いので（4月～10月ごろまでならそこまで寒くもありません）、美しく輝くエメラルドブルーの海に囲まれながら、夫婦で新しいマリンアクティビティーを堪能し尽くしてください！

【夫婦で体験してほしいこと】
・東洋一の美しさといわれる「はての浜」に行く
・イーフビーチで海を見ながらまったりする
・SUPに挑戦してみる！
・「在来馬」という人懐っこい馬と海の中をお散歩する
・シンリ浜で水平線に沈む夕日を眺める
・島人（しまんちゅ）と触れ合う

久米島Tips!

夏の観光シーズンには、羽田空港からの直行便も運行しています。移動時間が節約できて、おすすめ。「はての浜」は、サンゴの砂が集まってできた全長7kmの島！　周辺ではシュノーケリングが楽しめるので、ぜひプランに組み込んでみて。

島グルメでは、「やん小～（やんぐわ～）」という沖縄そば屋さんの「肉もやしそば」が絶品！　すぐに売り切れ御免になってしまうので、早い時間を狙って足を運んでみてくださいね。

美瑛（北海道）

暑い夏には避暑地として訪れたい北海道。美瑛周辺にはさまざまなラベンダー畑がありますが、金山湖畔のラベンダー畑は人があまりいないので、ハネムーン先としておすすめ。入場も無料です！　冬は花の観賞はできませんが、その分「青い池」のライトアップが見られます！

【夫婦で体験してほしいこと】
・雲海テラスで雲海見学にチャレンジ！
・夏ならラベンダー畑やヒマワリ畑をお散歩
・Apple社のPC壁紙にも採用された「青い池」を観賞
・原っぱに転がる牧草ロールも探してみて

美瑛Tips!

美瑛まで訪れたら、トマムまで足を延ばすのもおすすめです。トマム・雲海テラスでの雲海発生確率は、事前にネットで調べることができます。それでも雲海は自然現象。私が見たときも、発生確率は40%でしたが立派な雲海が見られました！　確率はお守りにしつつ、朝一のゴンドラで上がって、ひたすらギリギリまで待つのが一番のコツです！

Profile

詩歩（しほ） 「死ぬまでに行きたい！世界の絶景」プロデューサー

1990年生まれ。静岡県出身。世界中の絶景を紹介するFacebookページ「死ぬまでに行きたい！世界の絶景」を運営し、70万以上のいいね！を獲得し話題に。 書籍『死ぬまでに行きたい！世界の絶景』シリーズを出版し、累計55万部を突破。昨今の“絶景”ブームをけん引し、2014年は流行語大賞にノミネートされた。 現在はフリーランスで活動し、旅行商品のプロデュースや企業とのタイアップ、自治体などの地域振興のアドバイザーなどを行っている。2017年9月には最新刊『死ぬまでに行きたい！世界の絶景 新日本編』を発売し、累計60万部に。
●Facebookページ「死ぬまでに行きたい！世界の絶景 」www.facebook.com/sekainozekkei
●Instagram @shih0107 https://instagram.com/shih0107/
●ブログ http://shiho.me/

構成・文／島袋芙貴乃　
※掲載されている情報は訪問時（阿蘇：2017年2月、御蔵島：2014年6月、久米島：2017年6月、美瑛：2015年7月）のものです

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