“おうちグッズ”で作る、ウエディング装飾はいかが?
まるで自宅に招いたように、くつろいだ雰囲気でおもてなししたい。そう考えているなら、ウエディング装飾に“おうちグッズ”をプラスしてみませんか? おうちにあるインテリアを飾るだけでぐっとアットホームに。先輩花嫁が実際に飾ったグッズをご紹介します!
【Part1】高砂席や挙式に自宅グッズを盛り込んで<おうち感>を
<ラグ>や<チェア>で高砂席が自宅リビングのようなリラックス空間に
<HOME>が式テーマのT夫婦さん。そんなふたりの高砂席は新婦兄から贈られたラグに、普段からの愛用しているチェアを使っておうち感を表現。ゲストを我が家のような空間で温かく迎えたいという思いが伝わる、アットホームなしつらえに。
飾りました、<ラグとチェア>
テーマには、故郷から離れて暮らす私たちにとって、大好きな家族や友人と一緒に過ごす場所ひとつひとつが思い出のHOMEだという思いが込められています。家族や友人たちとの思い出の品を散りばめることで、自宅にいるような温かみをもたせたいと思いました。どれも普段から使ったり、目にかけているものなので、終始リラックスして式を楽しめました! 今でもアイテムを見ては、当日のことを思い出しています(T夫婦さん)
[写真]高砂席背景はカーテンを使って「我が家の窓辺」をイメージ
取材協力/wedding produce coconoem
<カーペット>を持ち込んで、ふたりの個性、式テーマ「ボヘミアン」を表現
「自宅でお支度をしたい」という花嫁の願いを叶え、住まいからほど近い、ファームレストランで式を挙げた真理さんカップル。そんなふたりの式のテーマは<ボヘミアン>。自由で放浪的な生活を営む人々を指す言葉として使われるこのテーマを表現すべくふたりが選んだのは、バージンロードに愛用の<カーペット>を使うということ。ふたりの個性が反映されたおうちグッズは、まるで自宅婚のような雰囲気を作り上げた。
飾りました、<カーペット>
プランナーさんとの打ち合わせを自宅で行った際、部屋や家具、民族楽器などを見てもらって、家の雰囲気から<ボヘミアン>にコンセプトを決定。家にあるもの、好きなものを飾った方がふたりらしさが出るのではないかと思い、実現させました。おかげで私たちらしい結婚式になったし、個性が出せたのではないかと思います。結婚式で使ったものに対してはさらに思い入れも強くなり、大事にしています(真理さん)
[写真]バージンロードは複数枚のカーペットを並べて仕上げた
取材協力/Coco style WEDDING
【Part2】ウエルカムスペースをおうちグッズで飾ってほっこり空間に
高砂席や挙式に持ち込むのはちょっとむずかしいかも……?!という花嫁なら、ウエルカムスペースにという手も!
ウエルカムドールにもなる、ふたりのお気に入りの<ぬいぐるみ>
自宅でのリラックスタイムで、ふたりをいつもほっこり和ませてくれるぬいぐるみをウエルカムスペースに。ギュッと抱きしめたり、写真を撮ったりして、ゲストの目も心も和みそう。あえて新郎新婦風の衣裳を着せず、そのまま自宅のようにポンと置いて飾るとよりおうち感もアップ。
飾りました、<ぬいぐるみ>
私たちが子どものようにかわいがっているので、大切な日に一緒の空間に居てほしくて。愛着のあるぬいぐるみたちにも祝福してもらえた気がしました。アットホームな空間になってよかった!(ぴーさん)
ゲストに自分たちのことを知ってもらえたらと思い、ぬいぐるみや思い出の本を用意。愛用のアイテムに囲まれて、自分たちも自然体でゲストを迎えることができ、とても楽しい時間を過ごせました(ほなみさん)
[写真]ふたりで付けた呼び名とともにウエルカムスペースに飾られたぴーさんのぬいぐるみ
<趣味のアイテムやふたりが好きなもの>をゲストにお披露目
いつも身近にある趣味のスポーツグッズやハンドメイド作品、大事に育てている観葉植物など、ふたりの「好きなもの」をウエルカムスペースに飾って、ゲストにもお披露目。ふたりが自宅に飾って大切にしているものなので、結婚式のテーマともリンクして一体感が生まれる。
飾りました、<趣味のもの>
自分の趣味として紹介したい気持ちがあったので、自宅で育てている多肉植物の寄せ植えをウエルカムスペースに。後日友だちを家に招いたとき、寄せ植えを見て結婚式を思い出したと言ってもらえました(よしさん)
自分のことをもっと知ってもらうために、趣味で制作しているサンドグラスを装飾。自宅のようなアットホームな雰囲気を味わってほしいと、ふたりの大好きな海グッズの置物も飾りました(pecoさん)
[写真]ウエルカムリースとともに飾られた、よしさんの多肉植物の寄せ植え
<イラストや絵画、オブジェ>など生活を彩っているアイテムを
飾るだけで生活を豊かにしてくれる、絵画やイラストなどのアート作品。ふたりのウエディングもアートでおしゃれに彩ろう。好きな作品をウエルカムスペースに飾れば、まるでふたりのプライベート空間。自宅のリビングのような雰囲気になる。
飾りました、<アート作品>
バリ挙式の際に購入して家に飾っていた、バリの鳥のつがいの絵。挙式の雰囲気を感じてもらえるように会場に飾ると「かわいいねー」「バリの挙式うらやましい」と話題になりました(紗依さん)
[写真]紗依さんのウエルカムスペースに飾られたバリで購入した絵
リラックスした、ふたりの日常が思い浮かぶ<クッション>
自宅のソファに置いているクッションを会場に飾ると、ぐっとリラックスムード。柄や色が装飾のアクセントになる。メッセージ入りクッションなら、ゲストへの思いを伝えられるアイテムに。式後もクッションでくつろぎながら、式のことを思い出せる。持ち運びしやすいサイズもグッド!
飾りました、<クッション>
結婚祝いに彼の兄弟からもらった名前入りクッションを飾りました。「使ってくれてありがとう」と言ってもらえてうれしかったです(にっしーさん)
ふたりの好きなアイドルのサインが入ったクッションを装飾。そのアイドルを好きな友人が多く、話が盛り上がりました(悠美さん)
From 編集部
ウエルカムスペースがおうちになる! いつものふたりを知ってもらえる
ウエルカムスペースに飾るアイテムで、ふたりのことをもっと知ってもらいたい。おうちアイテムなら、飾らない普段のふたりを伝えることができる。ふたりもリラックスできて、自然体のウエディングに!
取材・文/竹本紗梨 撮影[真理さん分]/田仲亮一(クリエイト・ピクチャーズ)、久保木 雄(うさぎとカメラ) 取材協力/wedding produce coconoem(http://www.coconoem.com/)、Coco style WEDDING(http://www.ccsw.jp/) 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2017年12月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー32人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2018年1月時点のものです
- 演出・アイテム
- 式直前1カ月前
- ふたりらしい
- アットホーム感
- ほっこりしたい
- さくさく読む
- ウエルカム演出