立原綾乃のOne＆OnlyウエディングVol.26「Happy＆Relax」

【1枚目】お支度を終えた直後のKumiさん。こだわりのブーケと共に
【2枚目】柔らかな色合いと素材感のインポートドレス。ナチュラルさが魅力

今回のカップル「Junichiさん＆Kumiさん」

職場で出会い、愛を育んできたおふたり。ハワイでのハウスウエディングに憧れて実例をリサーチしている最中、TRUEweddingの素敵な結婚式の数々が目に止まり、アトリエを訪れた。

【会場】Sunset Ranch（サンセットランチ）／ハワイ・オアフ島
※問い合わせは「TRUEwedding」まで（下記プロフィール欄参照）

【1枚目】新郎のJunichiさんの肩にそっと触れ、笑顔で対面するふたり
【2枚目】ロケーション撮影など式前にふたりだけの時間を持つことで、リラックスムードがアップ

【1枚目】青空の下、草原に椅子を並べて挙式。始まりからすでにリラックスムード
【2枚目】お互いの手を取り、誓いの言葉を述べるふたり
【3枚目】大きなグラスを抱え、一緒に乾杯をする子どもたち。おい・めいのほかに友人の子どもも参加してくれた

【1枚目】淡いブルーグレーを取り入れた、爽やかなテーブルコーディネート
【2枚目】子どもたちにも大人気だった、マカロンやパイが並ぶデザートコーナー
【3枚目】ふたりの生い立ち写真を布地にプリントし、ウエディングアーバーにフラッグのようにディスプレー

ワンポイントAdvice
「さまざまなシーンに使えるアーバー」

皆さんは「ウエディングアーバー」をご存じですか？　ポールや木を組んで作るガゼボ（あずまや）のようなもので、さまざまな用途に使える今注目のアイテムです。今回のおふたりのように写真を飾っても素敵ですし、場所を移動すれば挙式の祭壇としても使えます。お花やリボンで飾ってふたりならではのコーナーを作ってみてはいかがですか？

【1枚目】草原に沈む夕日の中、ふたりのシルエットがロマンチック
【2枚目】手を繋ぎ、お散歩気分でロケーション撮影。ふたりの影が長く伸びる

特別何もしなくても、想いは叶えられる

演出や余興がなくても場所や雰囲気などの土台づくりさえできていれば、のんびりリラックスして過ごせるもの。おふたりの場合は、広々とくつろげるスペースや「貸し切り使用」を取り入れたことで、親しい人だけで心置きなく楽しんでもらえたようです。「こんなふうに過ごしてほしい」という想いが何より大切なのだと思います。

From 編集部

From綾乃「またお会いできる日を楽しみに」

どんなおふたりにも１つ１つの小さなストーリーがたくさんあるものです。
そのストーリーを大切に、アイディアに変えて、ふたりにしかできない結婚式を叶えていただけたらと心から願っております。
約1年間にわたり、「One＆Onlyウエディング」の連載を書かせていただきまして、どうもありがとうございました。小さなアイテムから、結婚式当日のお話に至るまで、皆さんの結婚式準備にお少しでもお役に立てたのであれば何よりのことです。
またいつか、結婚式についての心温まる素敵なお話ができることを楽しみにしています。
きっとどこかで、お会いできますように……。

Profile

立原綾乃 TRUEwedding代表／ディレクター

「結婚式という時間そのものをデザインする」という新しい発想で、日本のウエディングデザイナーの第一人者として活躍。特定の会場を持たず軽井沢・ハワイに特化した1日1組のオーダーメイドウエディングプロデュース「TRUEwedding」を手掛ける。
相手の想いを形にする抜群のセンスと彼女にしかつくれない温かな時間は、ウエディングにとどまらず、ライフスタイルにおいても多くの女性から人気を集めている。

TRUEwedding TEL 0267-41-1201（併設のカフェ“VERANDA”内）
http://truewedding.jp/