ゲストを困らせない!「二次会までの空き時間」攻略法
披露宴終了後はスムーズに二次会へ移行したいところだけど、会場の都合などの諸事情でどうしようもないことってありますよね。
今回は空き時間の活用法を、ゲストと新郎新婦それぞれにリサーチ! そこから見えてきた「こんな気配りがあると嬉しいな」というゲストの声を、ランキング形式にしてご紹介します。花嫁たちのアイデアもご参考に。
1位/「カフェなど時間をつぶせる場所の情報提供を!」
<ゲストの本音>
【26歳女性】無料Wi‐Fiが使えるスポットやカフェの場所が知りたい。アプリのURLが二次会の案内状に記載されていると助かります。
【42歳男性】カフェなどお茶ができる場所や、着替えるための広い場所を教えてもらえると嬉しい。
【37歳女性】カフェのアドレスだけでなく、このお店はケーキがおいしいとかお勧めメニューも教えてもらえたら……。
\花嫁たちの攻略法/
二次会会場周辺のカフェなどを記載したMAPを手作りし、招待状に同封しました。(さきこさん)
参加してくれる友人にLINEやメールで、会場近くのファストフードやカフェ、お茶ができるホテルの場所を知らせておきました。(渡邉寛子さん)
【Point】選択できるよう、オススメのお店を複数紹介
大人数が同じエリア内を移動するとなると、カフェなど休める場所もバッティングするし、なかなか一度に入りきれないことが。できればオススメのお店をいくつか探してMAPにして、招待状に同封しておくと喜ばれそう。「カフェ探しアプリ」などもあるので、URLや二次元バーコードも一緒に載せてみては? SNSで情報を共有してもらう方法も!
2位/「休憩したりくつろげる場所を用意して」
<ゲストの本音>
【29歳女性】披露宴・二次会会場どちらでも構わないので、ロビーなどでお茶ができると助かります。荷物を持って歩き回るのは疲れるので。
【25歳女性】二次会会場に早く入り、映像などを見ながら時間つぶしをしたい。
【36歳女性】披露宴会場はゆったりしているので、移動時間ギリギリまで使えると便利。
\花嫁たちの攻略法/
受付開始1時間半前からニ次会会場を貸し切りで使用できるよう手配。ドリンクや軽食サービスも頼み、案内を結婚式の招待状に同封しておきました。(ももさん)
当日宿泊する遠方からのゲストと楽しんだ二次会。時間が来るまで用意した部屋でくつろぎながら待ってもらいました。(NOZOMIさん)
【Point】ロビーや控室を自由に使えるように
披露宴からそのまま移動する人は、引出物や着替えなど大きな荷物を抱えていることが。特に女性はヒールを履いているため、あまりウロウロ歩き回りたくないのが本音。中には混雑するカフェは避けたいという人もいるので、披露宴会場の控室をお開き後も使えるようにしたり、早めに二次会会場を開放してもらい、時間が来るまでゆっくりくつろいでもらうのも一案。
3位/「ゲームなど、楽しみながら過ごせるつなぎのイベントがほしい」
<ゲストの本音>
【28歳女性】二次会が始まるまでに解ける「謎解きクイズ」があると面白そう!
【27歳男性】ビンゴやカラオケで時間をつぶしながら、楽しく待ちたい。
【28歳男性】遠方から出席するときは、観光ツアーなどを手配してもらえると喜んで参加します。
\花嫁たちの攻略法/
地元・北海道以外から来てくれたゲストが多かったので、空き時間に観光を楽しめるよう、お勧めスポットをあらかじめ案内しておきました。(佐藤晴佳さん)
【Point】二次会の「プレイベント」を企画・立案しておく
お茶を飲みながらゆっくりしたい人がいる一方、空いた2時間を有意義に使ってアクティブに過ごしたい人も。そんなゲストが待ち時間を楽しく過ごせるプランを考えてみよう。例えばSNSを使ってお祝いメッセージを集めたり、二次会につながるクイズや謎解きゲームなどの用意を。早めに会場へ到着した人には、フォトブースでの撮影大会や撮って出しビデオの上映などはいかが? さまざまなアイデアを駆使し、プレ二次会を存分に楽しんでもらって♪
4位/「カフェの割引券や無料サービスがあると嬉しい」
<ゲストの本音>
【25歳女性】無料までとはいかなくても、割引料金で利用できるカフェのクーポンを配ってもらえると嬉しいです。
【36歳男性】披露宴と二次会が同じ会場なら、カフェコーナーで使えるサービス券が欲しい!
\花嫁たちの攻略法/
二次会は披露宴と同じ会場の別フロアで。受付にペットボトルのドリンクを並べておき、好きに飲んでもらえるようにしました。(さおりさん)
【Point】ウエルカムドリンクを用意しておく
披露宴からの出席者は二次会の会費の他にご祝儀も包んでいるので、できれば余計な出費はなるべく抑えたいはず。実際に今回のアンケートでも「カフェの無料券や割引チケットがればいいな」と、希望的観測で回答した人が目立った。チケットを用意するのが難しい場合は早めに会場を開放し、ウエルカムドリンクでお出迎えする方法もあり。
5位/「SNSを使って写真や情報の共有がしたい」
<ゲストの本音>
【26歳女性】招待状に式の写真を共有できるアプリのURLを載せてもらえると、自らUPしたり人の写真を見ながら過ごせると思います。
【40歳女性】二次会参加者のグループを作って情報交換したいので、SNSでつながれるようにしてもらえると嬉しいです。
【45歳女性】写真加工アプリのURLを教えてもらえたら、時間つぶしができそう。
\花嫁たちの攻略法/
花嫁の立場ではなくゲストとして出席した時の話ですが、空き時間にファミレスへ行き、式当日の写真を取り込んで二次会の余興のムービーを仕上げました。みんな地方にいてなかなか集まれないメンバーだったので、貴重な時間になりました。(鈴木鮎子さん)
【Point】無料Wi-Fiスポットなどの情報提供を
画像の整理や編集作業はいい時間つぶしになるもの。「時間があればすぐスマホ!」という人には、結婚式で撮った写真をUPして共有できるURLを用意し、伝えておこう。写真加工アプリを紹介したり、無料で使えるWi-Fiスポットの情報提供なども喜ばれる。さらに時間があればプリントしたりフォトブックを作れるカメラショップや、予備のSDカードを購入できる場所、スマホを充電できる大型電気量販店・コンビニなどのMAPを用意しておくと親切。
From 編集部
ゲストはふたりからのお役立ち情報を待っている!
今回の調査では、多くの人が茶やおしゃべりを楽しんだり、撮った写真を眺めたりしながら、空き時間を自分のペースで過ごしたいと考えていることが分かりました。
ただし、みんなが望んでいるのは「過ごし方のお膳立て」ではなく、くつろげる場所などの「情報提供」。MAPを用意するもよし、SNSでお役立ちサイトを紹介するもよし。求められている情報を上手に提供する方法を考えてみてくださいね。
構成・文/南 慈子 イラスト/itabamoe
※記事内のデータならびにコメントは2017年9月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー51人が回答したアンケートおよび、20代~40代の男女208人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2017年11月時点のものです
- 二次会
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- 細やかな気遣い
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