イマドキ夫婦の新基準「家事の分担、みんなどうしてる？」

共働きカップルが増えている今、「家事の分担、みんなどうしてる？」と気になる人が多いよう。そこで、仕事をしながら家事を上手に分担している先輩たちの実態に迫ってみました。データとカップルの実例から、わが家の理想の分担方法を探ってみて。

「料理」は妻が多め。でも「掃除」は半々

グラフは共働きカップルに「料理」「洗濯」「掃除」の３つの家事について「どのように分担しているか」を聞いたもの。データを見ると、「料理」は妻の分担割合が多いものの、「洗濯」では夫の割合もぐんとアップ。さらに「掃除」となると、「夫と妻が半々」というカップルが最も多くを占めています。

コメントを見ると「得意な方がやる」「時間のある方がやる」「先に帰った方がやる」「先に気付いた方がやる」など、それぞれのライフスタイル、その時々の状況に合わせて上手に分担するカップルが増えているようです。

【実例紹介】
分担上手な「ペンギン夫婦」のおうちに潜入！

お邪魔したのは、刑部真さん・萌菜美さんの家。ふたりとも会社員で、平日は帰りが遅く、家事も休日に集中しがちです。そんな中でも楽しみながら家事をするコツがあるのだとか。早速普段の様子を見せてもらいました。

【料理】平日は、しない。その分、土日はしっかりと

平日は帰りが遅いため、料理はしないことに。それぞれが食べたいものを買ってくるか、帰りの時間が合えば一緒に外食。その分、休日はふたりで楽しみながら料理をします。

食料品の買い出しはデート感覚で。お店の多いにぎやかな街に部屋を借りたことも、楽しくお買い物するためのポイントです。

ひとり暮らし歴が萌菜美さんより長かったこともあり、真さんは料理が得意。土日は朝と昼はどちらかが、または一緒に料理をし、夜は真さんが作ってくれるそう！

食事の後の洗い物は、特に担当を決めず、その場の流れで。この日は真さんが担当することに。萌菜美さんも後から食器拭きを担当します。

【洗濯】平日はタイマーを活用。たたむのはふたりで

洗濯は休日、または平日の出社が遅い日に。平日の場合は、朝すぐに干せるよう、夜のうちにタイマーをセット。干す・畳む作業はほとんどふたりで一緒にしているそう。

大学時代にジーンズショップでアルバイト経験のある真さんは、衣類を畳むのが大得意。萌菜美さんもコツを学びます。

【掃除】文明の利器も活用。お風呂掃除は遊び感覚で？

平日の掃除はロボット掃除機にお任せ。休日は、真さんが外出している間に萌菜美さんが掃除をすることが多いそう。そして、毎日のお風呂掃除の担当決めには、ふたりのある秘密が……！

ロボット掃除機を活用することにより、掃除機がけにかかる時間を、ほかの家事や自分のための時間に有効活用！

お風呂掃除の担当は、じゃんけんで決定！　ふたりオリジナルのじゃんけんスタイルで楽しく担当を決めることで、仕事だとは感じなくなるのだとか。

この日はじゃんけんに負けた真さんがお風呂掃除を担当。「遊びながら担当が決まるから、苦になりませんよ！」

大切なのは「ありがとう」の言葉

お互いに協力して家事をしていく上で大切なのは「家事を仕事と思わず楽しむこと」「感謝の気持ちを伝え合うこと」という真さんと萌菜美さん。じゃんけんで担当を決めるなど、家事に遊びを取り入れているのが印象的でした。

ほかにも、分担上手な「ペンギン夫婦」はいっぱい。うまくいくコツを教えてもらったので、ぜひ参考に！

＼私たちもペンギン夫婦です／

【無理に抱え込まず甘えることも】
最初の頃は「私がやるよ」と言っておきながら、勝手にいっぱいいっぱいになって怒ってしまったことがありました。今では、自分がしんどくならないためにも、彼の方が得意なものは彼にお任せして、存分に甘えさせてもらっています。彼の得意な掃除を教えてもらうことも楽しみになるし、自分が得意な料理を一緒にやることに喜びもあります。（Yuca913さん）

【お互いにできることを見つけて】
早く帰れた方が夕飯の支度をし、後に帰った方はその手伝いをしたり、洗濯物を干したり畳んだり掃除機をかけたり。相手に「〇〇してよ」と言わなくても、お互いができることを見つけて進んで行動しています。そして相手のしてくれたことに「ありがとう」とハグを。家事は23時までに切り上げ、それ以降はふたりで過ごす時間にしていることも、うまく続けるポイントです。（Kaoriさん）

From 編集部