“姫かわ”叶える会場探し 最高のドレス姿「どこで撮る?」
プリンセス(姫)に憧れるなら、憧れのドレスが映えるお城みたいな会場を選ぶことが最重要。そこで卒花のアンケートから、「姫」スタイルを叶えた会場はどんな所なのかを検証。会場見学の際に、あなたが思い描く姫になれる場所かをチェックしよう。
【姫様の舞台1】 チャペル
高く美しく広がる天井
ステンドグラスから続く、真っ白なアーチ形のダイナミックな天井が圧巻。カメラアングルを下からあおってもらえば、奥行きのある荘厳な世界が広がる。
姫様のひと言
プロポーズの時に緊張でひざまずけなかったと後悔していた彼の、夢が叶った一枚です。お気に入りの天井が映るよう、引きで撮ってくれたフォトグラファーさんに感謝。(カナさん)
キラキラ輝くシャンデリア
プリンセスの頭上に輝く華やかなシャンデリア……けれど実際には天井の高い位置にあり、一緒に写真に映り込むのは意外と難しい。チャペルの中にシャンデリアがある会場なら、階段などの高低差を生かして構図がバッチリ決まる可能性大。
姫様のひと言
赤いバージンロードと窓外の緑、そしてガラスのシャンデリアと、華やかな色彩にひと目ぼれでした。シャンデリアが挙式中もずっと背景にあるので、どの写真もキラキラ輝いています。(KaoRiさん)
壁も床も一面まっ白な世界
足を踏み入れた途端、360度まっ白な世界に包まれてうっとり。ピュアな色に、挙式に臨むすがすがしい気持ちを重ねることができる。装花でふたりの好きな色を添えるのもすてき。
姫様のひと言
椅子まで白で統一されたチャペルは、右側が全て窓。挙式の間、温かな自然光がたっぷり降り注ぎました。お花が透けるフラワーバージンロードもお姫さま気分が高まりました。 (吉田佳乃子さん)
【姫様の舞台2】 階段
石造りのロマンチックな大階段
チャペルから外に出る階段は、フラワーシャワーの舞台となる大切な場所。ロングトレーンがきれいに流れ落ち、ベールがふわりと風になびくよう、できるだけ高く広く重厚な階段を探したいもの。童話のお姫さまと王子の気分に浸ってポーズを楽しんで。
姫様のひと言
会場探しのときに、ドレス映えスポットを意識して選んだかいがありました。普段エスコートなんて柄じゃない彼が、見事に王子様っぽいポーズで演じてくれたのもいい記念です。(瀧澤美和さん)
重厚なじゅうたんが敷かれた階段
赤や青などのじゅうたんが敷かれた階段は、ドレスの白やつやめきを象徴的に映し出してくれる。しっとりロイヤル気分に浸れそう。
姫様のひと言
歴史建造物に指定されている会場だったので、ドレスも「クラシカル」をテーマにオーダーメード。じゅうたんの青とドレスのアイボリーとのコントラストが美しく映えました。(まりっぺさん)
抜け感のあるモダンな階段
レッドカーペットを闊歩するセレブのようなかっこいいドレス姿を目指すなら、階段もクールなデザインを選びたい。直線的な手すりや、蹴り込み板のない空間の空いたステップなら、モダンで都会的な印象。背後に窓が広がっているとさらに開放的。
姫様のひと言
海外ウエディングのイメージで選んだ、洗練されたクールな会場。大きな窓から外の光が降り注ぐ階段は、マーメイドラインのドレスの裾を象徴的に映し出し、都会的なかっこいいプリンセス像を描けました。(荒井めぐみさん)
左右からふたりが出会える階段
左右からそれぞれ降りてきたふたりが、中央の踊り場で出会う……映画のワンシーンみたいなシチュエーションが叶う階段では、ダズンローズの儀式やプロポーズシーンの再現が楽しめる。もちろんドレス姿のワンショットも美しい。
姫様のひと言
憧れの長いトレーンのドレスが映える会場を探しました。海外リゾートでは意外と大階段が少なく、ハワイでやっと見つけたお気に入りの場所です。(みーさん)
【姫様の舞台3】館内・お部屋
フォトジェニックなアーチ形の窓
おしゃれな窓枠は写真映えの重要スポット。丸く愛らしいアーチ形の窓辺にそっとたたずめば、まるで額縁の中に入り込んだような一枚に。窓から差し込む光の雰囲気も計算して。
姫様からひと言
会場のホテル全体が、お城のような華やかさに満ちていました。大きな窓も気に入っていますが、床のブルー×ピンクのじゅうたんもかわいらしい柄です。(ゆりあさん)
エントランスのピカピカな床
心躍るパーティの始まりを印象付けるエントランス。壁やドアの印象、ランプやチェストなど調度品の雰囲気も大切だけれど、床の大理石やタイルが美しく磨き込まれていると、光を反射するレフ版効果で空間全体をドラマチックに演出してくれる。
姫様のひと言
壁も柱も床も家具も全てがアイボリーで統一された空間で、憧れのお迎えショットを。窓からの光が床に反射して幻想的な雰囲気になったことは、後で気付いてうれしくなりました。(kinueさん)
ゴージャスなソファ&チェア
椅子を効果的に使うと、ドレス姿に動きをつけることができる。リッチな織地のソファに贅沢に寝転がったり、きれい色のチェアを効果的に配置したり。こだわりの靴を履いているポーズもすてき。
姫様のひと言
きれいな薄紫色の椅子をたくさん見せたくて、動かしてイメージ通りの風景をつくり込みました。衣裳や小物類も、会場の内装に合わせてビンテージ感を大切にしたのがこだわりです。(MIUさん)
ノスタルジックなベッド
花嫁の一日はここブライズルームからスタート。大きなベッドやソファのある空間なら、古城に滞在しているかのような非日常気分が続く。ふわふわドレスのまま寝転がったり、靴やブーケをポンと転がしてもおしゃれ。
姫様のひと言
内装や家具がロマンチックなブライズルームでも撮影を楽しみました。あえてしっとり暗めのトーンで、クラシックな雰囲気を出してもらったのが気に入っています。(mocaさん)
【姫様の舞台4】 外観
宮殿みたいな柱
エントランスや廊下、バルコニーに等間隔で配された柱は、デコラティブな装飾や柱同士をつなぐ曲線も美しく、ヨーロッパの宮殿さながらの優雅な気分に浸れる。ふたりで柱の間を歩くだけで絵になるから動画撮影もおすすめ。フォトジェニックを超えたムービージェニックなスポット。
姫様のひと言
真っ白な外観の会場は、特に2階の外廊下の大きなアーチと装飾モチーフがヨーロッパの宮殿みたい。ふたりで見つめ合って佇んでいるだけで、最高に姫気分を高められました。(ariaさん)
高くエレガントな門
堅固にして美しいアイアンゲートや、繊細な装飾を施した扉は、まさに非日常空間へといざなう夢のゲート。思いっきり引いて会場丸ごと写し取るのはもちろん、ぐっとフォーカスして背景にしたり、開け閉めしてシーン演出を楽しむのもよし。
姫様のひと言
凱旋(がいせん)門に惹かれ、ライトアップされたシーンで撮りました。サテンのドレスは会場の重厚感に合わせたもの。会場の壁の色や雰囲気とよく合いつつ、ふんわり躍動感も出せてお気に入りです。(ayanoさん)
まるでお城みたいな外観
空に向かってそびえ立つ尖塔(せんとう)と、たくさんの窓枠やドアのアーチ。独立型チャペルの外観は、お城みたいな存在感のものが多い。チャペル全体を入れた構図の中にそっとふたりが入り込めば、中世にタイムスリップしたみたい。
姫様のひと言
ライトアップと噴水の演出が気に入って選んだチャペルです。撮影当日は雨が降っていましたが、滴の効果もあってより幻想的な雰囲気でした。(カナさん)
【姫様の舞台5】 お庭
高い木々に囲まれた広場
周りの建物を隠すほどの背の高い木々が広がる庭があれば、甘くロマンチックなポージングも思い切り演じられる。お城の広大な敷地を散策しているようなすがすがしい気分を味わって。
姫様のひと言
緑いっぱいのガーデンが付いた、本物のお城のような会場を選びました。高く抱き上げてもらうポーズは、事前に研究してフォトグラファーさんにオーダーしました。(AnRiさん)
緑の中に建つ愛らしいガゼボ
ヨーロッパの宮殿みたいな中庭にそっとたたずむ屋根付きの建物。前撮りで楽しむのはもちろん、結婚式当日に演出を行ったり、フォトブースとして飾り付けるなど、工夫次第でゲストに楽しんでもらえるのも魅力。
姫様のひと言
会場からつながったガーデンにある、白いロマンチックなガゼボがお気に入り。式当日はここでケーキ入刀をしました。座る部分も広々としていて、ゲストとたくさん写真を撮ることができました。(kinueさん)
From 編集部
非日常のうっとり会場で思い出の一枚を
お姫様が登場するヨーロッパの古城みたいな会場が、日本にもたくさん存在。どんなスポットを優先したいかを書き留めておき、会場見学のときは、そこに佇む自分や彼の姿を想像しながら選んでみて。
取材・文/伊藤佳代子 構成/真坂千稔(編集部)
※掲載されている情報は2017年11月時点のものです
※記事内のコメントは2017年に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバーが回答したアンケートによるものです
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