ゼクシィ夜の★相談室[26]妊活もラブラブに過ごすには?
実は、夫婦の約4割がセックスレスといわれる日本(※)。新婚の時期は「私たちはまだ大丈夫」と予防策を取らない人が多いけれど、困ってからでは時すでに遅し! そこでこの連載では、夫婦の夜のお悩みを「ラブライフアドバイザーOliviA先生」が丁寧に解決していきます。
妊活に焦ってはいるけれど……
子どもが欲しいなと思っているので今妊活中なのですが、どうしても「排卵日前後の決まった日にしないと!」という焦りや義務感が出てきてしまって、ラブラブな雰囲気にならないのが悩みです。(アユコさん/パート・結婚1年目)
教えてOliviA先生!
ポイントは、日々のスキンシップの見直し&一定期間に集中し過ぎないこと
どうしてもこの日にしたい!って思うと義務感が出てきてしまうのも分かりますが、誘い方やスキンシップ方法を見直したり、SEXを一定期間に集中させ過ぎないことで、夫婦の雰囲気は少し変わるはずですよ。
POINT.1 排卵日にSEXを集中させ過ぎない
子どもが欲しいと思っている方や、今後妊活しようと考えているご夫婦にとっては、妊娠しやすい排卵日の時期を把握しておくのは大切なこと。1カ月のうち5日ほどの排卵日前後は、どうしても意識してしまうとは思いますが、大事なのはその数日にSEXを集中させないことです。
例えば「排卵日が来週だから今日はやめとこう」「今週は集中的にHしよう」と、コントロールしてしまうのはNO。男性はどこかで射精を管理されているように感じてしまいます。そうならないように、排卵日を意識し過ぎずに、普段からスキンシップを常に取るように心掛けることが大事です。
POINT.2 スキンシップの質の見直しを図ろう!
妊活中でも大事なのは夫婦のスキンシップ。「うちは毎朝行ってきますのチューはしてるから大丈夫!」なんて思っている人は注意。それって恋人としてのキスではなく、家族のキスになっていませんか? 行ってきますのチューなら子どもにするのと一緒。ここで大切なのは、異性を意識した、セクシャルなキスです。
あいさつキスになっているなら、恋人ならではのディープキスに変える。マッサージも腰痛や肩凝り解消のマッサージでなく、前戯の一環になるような裸でのマッサージに変えるなど、セクシャルモードにスイッチングするためのスキンシップ方法を取り入れておけば、妊活中のふたりの気持ちもラブラブなHモードに切り替えしやすくなりますよ。
POINT.3 SEXするときのきっかけワードを持っていますか?
排卵日だからしよう。ではムードも何もないですよね。でも直接Hしようとも言いづらい……。そんな夫婦なら、ふたりだけの名前を付けておくといいですよ。私の場合は「コウノトリ」という妊活アプリを使っているので「コウノトリ来たよー☆」って言ってみたりしています。その他にも「なかよしする」「ただいまする」「おかえりする」など、ポップで言いやすいふたりだけのヒミツのワードを共有しておくと、お互いの気持ちの面で義務感が少し減ると思います。
From 編集部
妊活だって夫婦の大事なスキンシップ
恋人時のSEXと違って、妊活SEXはまた意味合いが違ってくるけれど、夫婦のスキンシップには変わりはありません。義務感にとらわれず、日々の触れ合いやコミュニケーションを大事にして、妊活SEXもふたりで楽しんで!
OliviA ラブライフアドバイザー/夫婦コミュニケーションアドバイザー/アロマセラピスト
「世の中をご機嫌な女性でいっぱいにする」をテーマに、2007年からラブライフアドバイザーとして全国各地で講座やイベントを開講。TV、ラジオ、書籍、雑誌、WEBメディアなどに多数出演し、男女・夫婦のラブライフに関わる情報を日々発信中。近年では台湾・マカオなどのアジアにも進出し、活動の拠点を広げている。
構成・文/滝 紀子 イラスト/mio.matsumoto
※掲載されている情報は2017年11月時点のものです
(※)データ出典:日本家族計画協会「男女の生活と意識に関する調査」2014、相模ゴム工業株式会社「ニッポンのセックス 」2013
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