【ALL5000円以下!】すきま時間が盛り上がるプチ演出アイデア
パーティの待ち時間やプログラムの合間など、ゲストへのおもてなしの心や、ふたりらしさをさりげなく感じさせるプチ演出。5000円以下のプチプラで、ゲストの心にしっかり届き、結婚式を盛り上げた先輩花嫁のアイデアをご紹介します。
1.ゲストの到着から挙式まで
お手製地元マップで、遠方ゲストを歓迎
【みーさんのアイデア】
●費用/印刷代に約1000円
遠方から来るゲストが多かったため、少しでも自分たちの地元を知って、楽しんで帰ってもらうため、手作りのマップを作製。おすすめのお土産や帰りに寄れる名物料理屋なども紹介。「感動したよ~」、「また遊びに行きたい」など、大好評だったそう。
ここまでの完成度でオリジナルパンフを作るのはなかなか難易度が高いもの。遠方ゲストに向けて、ウエルカムスペースに、ガイドブックや自治体などで作成しているパンフを置いて、ふたりのコメントを添えるだけでも好感度大!
出会いのきっかけの本をディスプレー
【杉野あかねさんのアイデア】
●費用/0円
ふたりを知ってもらえるように、出会うきっかけになった本や好きな作品を、簡単な紹介文を添えて飾ったそう。「珍しい試み」だとゲストだけでなく、スタッフからも好評。ディスプレーを背景に写真撮影を楽しんでいる人も多かったそう。
ふたりの出会いのエピソードはゲストにとって気になるところ。ウェイティングタイムに、ふたりの趣味やなれそめを伝えることで、ゲストのお祝いモードもアップ
結婚承認の証しにゲストがジェンガにメッセージ
【ayaneさんのアイデア】
●費用/3200円
見た目にも遊び心があり、ナチュラルな式のイメージにもピッタリなジェンガを結婚式の承認のアイテムにし、挙式前にゲストにメッセージを記入してもらった。スワヒリ語で「積み上げる」という意味も気に入っているそう。
意外性のあるアイテムで驚かせつつ、メッセージが一言入るくらいのスペースなので、ゲストに紙よりも気楽な気持ちで書いてもらえるのもポイント
2.挙式後~パーティ前まで
サイリウムを配り、ゲストへワクワクを提供
【鹿内悠美さんのアイデア】
●費用/約5000円(1本108円)
パーティ前にゲスト全員に1本ずつサイリウムを配りパーティへの期待感を高めた鹿内さん。パーティ中は新郎新婦の入場の際に光らせてもらい、一体感を味わいながら、入場シーンも華やかに!
楽しいパーティには一体感がとても大切。皆で同じアイテムを持ち、ゲストも参加型で能動的に楽しめることもポイント
個性に合わせた動物フィギュアをテーブルにセット
【ふみ穂さんのアイデア】
●費用/4600円(1個100円)
夫婦でよく動物園デートをするふたり。席札には一人一人に向けたメッセージと共に、それぞれのイメージに合わせた小さな動物のフィギュアを置いた。とても気に入ってくれたようで、写真を撮ってSNSにアップしている人もいたそう。
一人一人を思いながら選んだというふたりの気持ちが伝わり、かつ、ゲスト同士もパーティの始まりに会話が生まれるきっかけに!
5年後のふたりへのメッセージをタイムカプセルに
【erika.u.WDさんの場合】
●費用/5000円
ウエルカムボードの横に「5年後の私たちとあなたへメッセージをお願いします」と案内ボードを置き、ゲストにメッセージを書いてもらった。その後、パーティ中にふたりが各卓を回ってメッセージを回収。5年後に集まってみんなで読む予定だそう。
その場の楽しさだけでなく、ふたりにとっての記念にもなる演出。これからも続くゲストとの関係性も意味したものであり、参加した人もうれしいはず
葉っぱにメッセージを書いて、ウエルカムツリーが完成!
【茅奈さんの場合】
●費用/1450円
木の相合傘のウエディングロゴに合わせて、木を使ったアイテムを用意。葉っぱにゲストにメッセージを書いてもらい、「縁結び」にかけて、短冊風に木に結んでもらった。葉っぱは緑の画用紙で切り抜き、木は造花の茎やフラワーテープなどを用意してDIY。
メッセージを書くだけでなく、七夕の短冊を結ぶような特別感もポイント。ちなみに、事前に木にどんどん葉が付くムービーをコマ撮りし、エンディングに上映。皆のメッセージでふたりの結婚式の象徴であるツリーが完成するという趣向も素敵
3.パーティ中
誕生日を迎えるキッズゲストをケーキでお祝い
【絵美さんのアイデア】
●費用/1200円
結婚式近くに誕生日を迎えるキッズゲストに、ケーキを渡してお祝い。ケーキはウエディングケーキを切り分けたものに無料でメッセージプレートを付けてもらった。さらに、他のキッズゲストにも不公平感がないようにプレゼント(500円)も用意。
キッズゲストにスポットを当てることで、その親や家族にも喜ばれる。かわいい子どもの喜ぶ姿で会場も和やかに
ゲスト全員からの寄せ書きで心を交わす
【みぃなさんのアイデア】
●費用/2500円
ふたりの結婚生活を記録するノート(市販のもの)に寄せ書きできるページがあり、各テーブルに回して書いてもらった。予想外にたくさんのメッセージが書かれていてとてもいい記念になったそう
ゲストにとってもふたりへお祝いを伝えるチャンスがあるのは嬉しいもの。「こんなノートがあるんやね」というゲストからの声があったみぃなさんの例のように、趣味のスポーツのボールなど、寄せ書きを描くアイテムにもこだわると、ゲストもさらに楽しめそう。
親子愛に皆が感動! 父母への突撃インタビュー
【H Mweddingさんの場合】
●費用/0円
ふたりとゲスト互いの思いを紡ぎ合う時間を作ろうと、司会者がゲストに突撃インタビュー。その中にはふたりの父母も。わが子を心配する気持ちと応援したい気持ちの複雑な親心にゲストももらい泣き。式のテーマである『ことばをつむぐ」を象徴する演出に。
パーティ中のスピーチは定番の演出だけれど、インタビュー形式ならゲストも話しやすく、意外性のある人の登場でより特別な演出に。リアルなふたりの人となりが伝わるのも好ポイント
ゲスト同士が撮影を楽しむインスタントカメラを各卓に
【nazu0909さんの場合】
●費用/DIY120円、カメラ代594円
ゲスト同士が互いに写真を取り合って、自然な表情を残してほしく、各卓にインスタントカメラをセット。装花とのバランスを考えてパッケージをカスタマイズ。キッズにも撮影を楽しんでほしく、キッズ用としてぶら下げられるように紐を付けた。
ゲストが積極的に動けるツールを用意することで、パーティに動きが出て、より盛り上げられそう。現像した写真は後日お礼と共にゲストへ。
From 編集部
ゲストをもてなす気持ちとふたりらしさが大切
今回取り上げた例のほとんどが、ゲストに楽しんでほしい、退屈してほしくないという思いで浮かんだアイデア。華やかでなくても、ゲストを思う気持ちやふたりらしさがあれば、アイデア次第でプチプラ演出もメイン演出に負けないインパクトに!
構成・文/小松七恵 イラスト/湯浅 望
※掲載されている情報は2017年10月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2017年8月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー97人が回答したアンケートによるものです
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