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結婚式スタイル
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「結婚式、しなくてもいいと思ってました」仲川希良さん結婚式インタビュー

ウエディングドレス姿

『ゼクシィアプリ』で「希良の手作りストーリー」を連載していた仲川希良さん。ご結婚式を挙げられたというので編集部が直撃すると、彼女の口から飛び出したのは「本当は結婚式、するつもりがなかったんです」という意外な言葉でした。

「結婚式、しなくてもいいと思ってた」

全ての人に喜ばれるおもてなしはできないと考えたんです

インタビュー風景

モデルとして活躍するかたわら、山好きとしてアウトドア界での活動も注目を浴びている仲川希良さん。『ゼクシィ』でも美しい花嫁姿を何度も披露してくれていた彼女が、このたびめでたくご結婚されました。お話を聞いてみると、意外にも「実は結婚式はやるつもりなかったんです」という話が……。

「私と彼の友人や知人たちって嗜好や趣味がみんなバラバラ。ものすごくバラエティに富んでいるんです。その全ての人たちを楽しませ、しっかり満足してもらえるようなおもてなしをする結婚式のイメージが湧かなくて……。全ての人に満足してもらえる結婚式をする自信がなかったんです。それに、私たちのために集まってもらうのも申し訳ないという気持ちもあり、だったら、大切な人たち一人一人にふたりで挨拶に行けばいいかなと思っていました」と微笑む希良さん。

「『ゼクシィ』の撮影で素敵なウエディングドレスをたくさん着させて頂いて、満足しちゃった部分もあるかもしれませんね(笑)」

大切な人たちが私たちふたりを見守ってくれた

本当にびっくりしたサプライズ結婚式。うれしくて涙が止まらなかった

サプライズの手紙

そんな希良さんの結婚式は、なんとサプライズで行われました。希良さんも活躍している雑誌『ランドネ』の企画で計画され、彼はもちろん、駆け出しの頃から支えてくれたマネージャーの相見郁依さん、気心の知れたスタッフなど、みんながこの計画に加わりました。

サプライズ当日、何も知らない希良さんは雪山ハイキングの撮影のために長野県駒ヶ根市の木曽駒ケ岳へ。駒ヶ根市では「純白の結婚式」という雪山での挙式を行っており、年に数組のカップルが結婚式を挙げています。希良さんの結婚式もここが舞台。午前中の撮影を終えて一息着いていたところに、彼がやってきて、「これから結婚式を行います」と手紙を読み上げます。

そこからはまるでジェットコースターに乗せられたかのように、物事が進んでいきました。あっという間に花冠を飾り、純白のアウトドアウエアに身を包んだ雪山仕様の花嫁が完成!

[写真]彼から「これから結婚式を行います」といわれ、驚きでパニックに!

挙式風景

中央アルプスの山々を望む場所にしつらえられた「雪のチャペル」でセレモニー

大切な友人たちも駆けつけ、雪の上にしつらえられたチャペルの前で愛を誓います。準備の最中から、驚きと嬉しさで涙が止まらなかったという希良さん。「大切な人たちが私たちふたりを見守ってくれているのをみて、本当に嬉しく思いました。みんながいるからこそいまの自分があるんだと実感し、自分自身のことがよくわかった瞬間でもありました」。

愛を誓うふたりの前には雪に覆われた山々がそそり立っています。「ふたりとも自然が大好きだし、大切にしたいと思っているので、自然に包まれて結婚式ができたのも、このうえない喜びでした」。

今だから思うこと

祝福にしっかり応えることが大切だと気付いた

感動するきらさん

サプライズ結婚式を支えたマネージャーの相見さんは、「結婚式はやらないと彼女が断言していたので、受け入れてもらえるかどうかちょっと心配でした」と語りますが、それは杞憂に終わりました。「今回の結婚式で感じたのは、結婚式ってやっぱりいいなということ」と希良さん。

「みんなを見ていたら、私たちを祝福することを楽しんでくれている様子だったんです。ゲストは新郎新婦を心から祝福する。新郎新婦はその祝福をしっかり受け取り、精いっぱいの感謝の気持ちを伝える。そんな新郎新婦を見て、ゲストも幸せな気持ちになる。結婚式ってそれだけでいいんだなって思ったんです。

私はみんなが楽しめるかなということばかりが気になっていたけれど、結婚式は本来、新郎新婦のもの。だから、そこはあまり気にしなくていいのかもしれません。その代わりふたりに向けられた気持ちにはしっかり感謝を込めて応えなくてはいけない。それを間違えてはダメだなと思いました」。

今回のサプライズ結婚式を通じ、大切な人たちが自分たちに向ける気持ちの温かさを感じ、改めて結婚式の本質に気付かされたという希良さんでした。

From 編集部

「おもてなし」の本質に改めて思いを馳せて

今回のインタビューは結婚式での「おもてなし」を提案してきた『ゼクシィ』にとっても、深く考えさせられるものとなりました。「結婚式で大切なのは祝福と感謝。『おもてなし』のために要素を詰め込むのではなく、祝福を受けとる『間』も作るのが、真の『おもてなし』なのでは」との言葉に、「おもてなし」の本質感じました。

取材・文/粂 奈美子 撮影/小澤義人(結婚式)、清水知成(インタビュー) 構成/小田真穂(編集部)
取材協力/ランドネ
※掲載されている情報は2017年9月時点のものです

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