花嫁には言えないゲストの本音「こんな頼まれごとはつらい!」
結婚式で主役のふたりからお願いされる「頼まれごと」、お祝いしたいゲストにとっても嬉しいものです。でも本音を言うと「ここまで言われるとキツイな……」と困ってしまうことも。そこで「頼まれごと」に多い、余興、式場装飾、ドレスコード、そしてブライズメイド・アッシャーまで。「OK?/NG?」のボーダーラインを調査してみました。
【余興】の「OK?/NG?」ボーダーラインはここ!
見るほうもするほうも楽しい余興ですが、すべておまかせや何回も練習が必要な余興だと「忙しい中、何度も時間を割くのはさすがにつらい……」とため息が……。そこでゲストが得意な楽器演奏などを頼むと無茶ぶり回避に! 頼まれたほうも「自分を選んでもらえた」と感じ、準備も短期間で済み、内容は主役のふたりと共有しつつもサプライズが用意できるみたいですよ。
ゲストの本音はこれ!
内容はおまかせでも大丈夫! でもせっかくなら会場を盛り上げたいので、あらかじめゲストの年齢層や雰囲気を教えてもらえると嬉しいです。誰でもわかるものにするか、少し内輪ネタを盛り込んでも受け入れてもらえそうかを検討できるので。(女性)
以前、『仲のいいメンバーで余興をしてほしい』と頼まれて他の友人に声をかけたところ『直接本人から言ってもらいたかったな』と残念そうでした。(女性)
サプライズの余興は楽しいけど、内容がゲストに合わなかったり、新婦側の余興とかぶったりして新郎新婦に申し訳なく思った経験もあって……。会場設備や大まかな内容については、前もって共有したほうが後々トラブルにならず、こちらも助かります(男性)
【ブライズメイド・アッシャー】の「OK/NG」ボーダーラインはここ!
ブライズメイト・アッシャーは特別感もあって、記念写真も華やかになりそう!と興味があるゲストもちらほら。ただドレスを揃えるなど現実的な資金面で暗雲がちらり。男性側はアッシャーを知らない人も多いため、説明して不安を解消すれば快く引き受けてくれそうです!初対面同志の人がいる場合は、写真に写る機会や一緒にする作業も多いので、事前に顔合わせができていると当日はスムーズに。
ゲストの本音はこれ!
自分たちにとっても良い思い出になるから、やってみたい!けれど、新しいドレスを買うとなると金額の負担が大きいから、お財布が大変なときは正直ちょっと辛いかも……(女性)
ブライズメイトは当日、式のお手伝いすることもあるので、同じグループ内の人で組んだほうが盛り上がりそう!それが厳しそうであれば、せめて一度式の前に会って話したいかな。(女性)
指定されたドレスが自分似合わない、その日しか着なさそうなデザインだと、自分で買うのは厳しいかもしれません。ドレスを主役側が用意してくれるのであれば、やりたい……なんてわがままですかね?(笑)(女性)
【手作り】の「OK/NG」ボーダーラインはここ!
手間と時間がかかる「手作り」ですが、余興と同じくゲストの中でもその作業が得意な人にお願いしたり、「一緒に思い出を作りたい!」とお手伝いのお願いをすると快く引き受けてくれそうです。完成後は礼儀を忘れずに。材料費の支払いはもちろん、式当日にそのゲストの手作りであることが分かるようにしていないと、モヤモヤさせてしまう原因に。
ゲストの本音はこれ!
色やモチーフなど式自体のイメージを写真などで送ってくれれば、ぴったりなのをお届けします♪当日はアナウンスされると目立って恥ずかしいけれど、席次表にコメントしてくれたら嬉しいです。(女性)
得意分野のものであれば、自分の力を活かせる機会になるし嬉しいですね。一緒につくろうって誘われると、高校の文化祭みたいでちょっと面白いかも!あのときみたいに、安い材料で最高のものをつくりますよ!(笑)(男性)
材料費などは仲いい友達だからこそ『お祝いだし』って自腹を切ることもあります。けど、お金のことって友人同士でもなかなか言いづらいから、頼むときに先に言ってもらえると悶々としなくて済むかも!あとできれば作ったものを当日ちゃんと紹介してほしいです(女性)
【ドレスコード】の「OK/NG」ボーダーラインはここ!
会場に一体感を生み出す演出、ドレスコード。「仮装パーティーみたいに、統一感もあって写真映えもするし……楽しそう!」という声がある一方、新しく買わなければいけないような全身コーディネートの指定は厳しそうです。ゲストに負担をかけない程度の指定や、お揃いのアイテムを当日配るなどすれば祝賀ムードも相まって一層盛り上がりそう!
ゲストの本音はこれ!
小物なら負担も少なくて、身に着けることができそうです。当日小物を配ってくれたら『ゲストのためにわざわざ用意してくれたんだな』って感動しちゃいそう!(女性)
奇抜なものはちょっと難しいけれど、ワンポイントなら一緒に出席する妻とコーディネートをアレンジして盛り上がっちゃうかもしれません。楽しそう!(男性)
新しい服を用意するとなると、正装の場にふさわしい、きちんとしたものを選ばなければいけないですよね。それだと出費がかさなってしまい、厳しいというのが正直なところです(女性)
手持ちのものがテーマに合うかどうか……。特別な場だからこそ、おしゃれに決めたいので、指定されるとちょっと窮屈に感じるかもしれません。(男性)
From 編集部
OK/NGとリカバリー方法を知ってお願い上手に!
友人の結婚式に参加できて、ゲストは祝福の気持ちでいっぱい! でも頼みごとは一歩間違えると「正直つらい……」と思われてしまう可能性もあるので、相手の得意分野などに配慮したほうがよさそう。好意に甘えすぎずになるべく負担を減らし、アフターフォローまですると、さらに固い友情で結ばれること間違いなしです!
文/小林有希 イラスト/タテノカズヒロ 構成/小田真穂(編集部)
※掲載されている情報は2017年9月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2017年7月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー89人、および2017年8月にマクロミル会員103人が回答したアンケートによるものです
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