デザイナー小杉麻希の手作りウエディングvol.47 布花リストレット
センスの良いウエディングアイテムを発信する「vanillawhite（ヴァニラホワイト）」のデザイナー小杉麻希さんがウエディングを素敵に彩るDIYを紹介する連載企画。分かりやすいHOW TO付きで、思わず作りたくなるアイテムが満載です！
ダブルガーゼで作る
大人可愛い布花リストレット
【製作時間】約30分 【材料費】1000～1500円／3個
「布を裂き、束ねて、リボンに接着」の3ステップで完成とは思えない、ふわっとしたニュアンスが可愛いリストレット。愛らしさの秘密は「ダブルガーゼの布を使う」こと！ ダブルガーゼは、裂いたときにできるふわふわ加減が絶妙なのです。簡単ですぐにできるので、花嫁だけでなく、ブライズメイドやキッズゲストのプレゼントにしても素敵ですよ。
用意する物
＜材料＞
●好みの色のダブルガーゼ（90cm×幅30cm）
●好みのリボン85cm×3本
●ひも or コットン糸 少々（極細リボンでもOK）
＜道具＞
●はさみ
●グルーガン
［1］生地の耳を裂いてカット
仕上がりのお花をふわふわにさせたいので、ダブルガーゼの耳（生地の端の硬い部分）を裂いて取り除きます。生地の端から2cm幅ぐらいのところにはさみでちょっと切れ目を入れ、そこから一気に力任せに引っ張って！
［2］10cm幅に生地を裂く
［1］と同じ要領で今度は10cm幅で2～3本裂いていきます。
［3］好みの長さにさらに裂く
生地が長いほどお花はふわふわに、短いとシンプルな仕上がりになります。まずはカットせず、出来上がりをイメージして布を束ねてみたりして、好みのニュアンスを研究してみて♪ 目安は長めのもので25～30cm、短いもので18cmくらいがおすすめ。長さが決まったら［1］と同じ要領でどんどん裂いていきましょう！
［4］布を寄せて、真ん中を結ぶ
布を寄せて、真ん中をひもやコットン糸でぎゅっと結べばお花の完成。可愛いお花を作るコツは、布を均等に寄せないで、大雑把に寄せること！ その方が花びらに大小がつきいい感じのニュアンスに。
［5］リボンに布花を付けて完成
グルーガンでお花を2～3個リボンの真ん中に付けたら完成です。お花同士はぴったり隣に付けて、一つのお花に見えるように接着して。
【other arrange】
ミニフラワーを加えてさらに愛らしく
もっとガーリー感が欲しいなら、リボンに極細リボンを重ねてグルーガンで留め、先端に小さな布花をプラスして。小さな布花は、ダブルガーゼを3～4cm幅×4cmに裂いて同様の手順で作りましょう。
MAKI’S VOICE
あぁ、いとしのダブルガーゼ♪ 布を裂くときにちぎれる織り糸のふわふわ加減が、このリストレットの最大のチャームポイント。絶妙なふわっと加減はガーゼだからこそ。ダブルガーゼには可愛いペールカラーが揃っているので、１色だけでなく、真っ白とオフホワイトを合わせたり、淡いピンクやイエローを交ぜて作ってみるのも素敵です。仲良しの友達とお揃いリストレットで写真を撮るのも、きっとテンションが上がるはず！
小杉麻希
「vanillawhite」主宰
https://vanillawhite.stores.jp/
自身のウエディングで実現できなかったアイテムの数々を未来の花嫁のために作りたいという想いで立ち上げた「vanillawhite（ヴァニラホワイト）」にて、2004年より招待状やウエルカムボードのデザインや、制作販売を開始。現在はウエディング広告、雑誌の撮影小物制作やロゴ制作も手掛ける。皆の気持ちを一つにして、どんなウエディングにしようかと想いをはせる時間が好き。
制作・文・スタイリング／小杉麻希 撮影／飯貝拓司 構成／磯部 彩
※掲載されている情報は2017年9月時点のものです
- 挙式2ヶ月前
- 挙式1ヶ月前
- アイテム検討期
- 大人かわいい
- 一体感
- パステル
- ハンドメイド
