簡単フォト映え!花嫁DIY vol.29【和柄布のリングピロー】
ウエディング雑誌や広告で活躍するスタイリストの判治ミホさんがDIYアイデアをご紹介。フォトジェニックなアイテムを材料の揃え方から作り方まで丁寧に解説! さらに、ずぼら編集部員のそらじがもっと簡単に楽しめちゃうポイントを判治さんに聞きました。これを見れば誰でも素敵なウエディングアイテムが作れます!
今回のテーマ:Girly Japanese
和婚披露宴や和装の前撮りで使いたい、写真映えする和のウエディングアイテムをDIY。
カラフルな色使いで今どきの「可愛い」和スタイルに。千代紙や和柄布のカラーリングに合わせていくと、多色使いでもまとまりのあるコーディネートがつくれます。
今回のアイテム:木箱に入った和柄布のリングピロー
着物の帯のような織り柄生地の端切れで作ったクッションを木箱に入れたリングピロー。小花を少しあしらって上品な和風のアイテムに。小さめサイズの方が可愛く仕上がります。
用意するもの
<材料>
●木箱 縦6.8cm×横16.8cm×高さ5cm
(ホームセンター、ネットショップなどで販売。ギフト/贈答用などで検索するとよい)
●メラミンスポンジ 縦5.5cm×横15.5cm×高さ2.5cm
(木箱の内寸が縦6cm×横16cm×高さ4.5cmなので、それより少し小さめにカットする)
(ホームセンター、100円ショップなどで販売。掃除用のスポンジでOK)
●和柄の布 縦23cm×横19cm
(手芸用品店、ネットショップなどで販売。着物の端切れなどでもOK)
●紺色のブレード(飾りひも) 幅0.5cm×長さ52cm
(手芸用品店、ネットショップなどで販売)
●さくらの造花 3輪
(ホームセンター、花材店などで販売)
●ドライフラワー サゴの実 10本くらい
(ホームセンター、花材店などで販売)
●虫ピン 適宜
<道具>
●布切りばさみ
●ニッパー
●定規
[1]メラミンスポンジに生地をピンで留める
縦長に置いた生地の上にスポンジを写真のような向きで置き、生地の上辺を虫ピンを刺して固定する。左右2カ所くらいを留めるとよい。
このとき、スポンジの左右からはみ出す生地の量がだいたい均等になるように気を付ける。
[2]スポンジをひだを作りながら生地でくるむ
生地でスポンジを一周巻き付けるようにくるむ。途中、リングを差し込むポケットを作りたいので、写真のように、[1]でピンを刺した反対側の面の中央くらいの位置で一度折り畳んでから、スポンジをひっくり返しそのまま裏側へ巻き込み、[1]と同様にピンで留める。
[3]サイドの生地を始末する
両サイドのはみ出した生地を写真のように折り畳み、ピンで留める。
[4]クッションを箱に入れ花を飾る
[3]を木箱にぎゅっと押し込む。左上に桜の造花2輪とサゴの実少しをピンで刺して固定する。右下に桜の造花1輪とサゴの実を少しピンで刺して固定する。
[5]木箱に紺色のブレードを結ぶ
木箱にブレードを一周巻き付け、手前側で片リボン結びをする。
(片リボン結びは、リボン結びの一方の輪だけを残す結び方。普通にリボン結びを作る要領で、後から通す方は輪にせず、端を通してそのまま抜く)
ずぼら編集部員そらじのつぶやき
虫ピンの用意がなくて……他に生地をスポンジにうまく留める方法はありませんか?
ピンで留めた方が仕上がりはきれいですが、準備が難しければスポンジの裏で両面テープで貼り付けても。リングポケットは両端を1cmほど両面テープで貼り留め、浮いてこないように処理しましょう。
布の左右をスポンジぴったりの長さにカットすれば、サイドの始末も簡単です。
判治ミホ
スタイリスト
プティラブーシュカ主宰
http://loveshka.com/
テーマ性が高く、フォトジェニックなスタイリングに定評があり、ウエディング雑誌や広告などで活躍。パーティプロデュース、ドレス、小物などのデザイン、コーディネートを展開する花嫁のためのセレクトショップ「プティラブーシュカ」も主宰し、花嫁が自身の結婚式に取り入れやすいアイデアを提案し続けている。
文・制作・スタイリング/判治ミホ 撮影/角田明子(イメージ)、新井裕加(手順) 構成/小堀そら(編集部)
※掲載されている情報は2019年12月時点のものです
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