ゼクシィ夜の★相談室[21]あなたのこんな言動は要注意!セックスレスの予兆はこんなところにある
実は、夫婦の約4割がセックスレスといわれる日本(※)。新婚の時期は「私たちはまだ大丈夫。」と予防策を取らない人が多いけれど、困ってからでは時すでに遅し! そこでこの連載では、夫婦の夜のお悩みを「ラブライフアドバイザーOliviA先生」が丁寧に解決していきます。
Q.セックスレスってどんな時になるの?原因を知りたい!
「これから結婚式を迎え夫婦になるのですが、日本人の多くがセックスレスになるという現状を聞いて不安になりました。セックスレスになる予兆や、こういう状況だとなりやすいというポイントがあったら知りたいです。」(イスさん/派遣社員・年内結婚予定)
教えてOliviA先生!
あなたのちょっとしたその言動が、未来のセックスレスに繋がる可能性あり! 以下のついやりがちな言動のポイントに注意して。
注意POINT1. 彼のいないところで悪口を言う
友達同士、彼の嫌いな所をぶちまけて盛り上がっている女子会って多いですよね。でも、これって実は夫婦関係にヒビが入る可能性が高く、とっても危険なことなのです。
言っている本人は外で放出してスッキリしたら、ふたりの関係は修復すると思っているかもしれませんが、言葉のすり込みって怖いもので、相手の嫌いなところを言えば言う程、どんどん潜在意識の中で嫌いになってしまうのです。実際、嫌い嫌いと言っている相手を、それ以上好きにはなりませんよね?
だからこそ、彼の嫌な所をダメ出しして発散するのはNG! 日本ってどこか配偶者をけなしがちな文化がありますが、これはもしかしたら日本人のセックスレスの多さとも関係しているのかもしれません。それくらい相手への悪口は、言えば言う程、自分の心の内側に響くということをお忘れなく。
言葉のすり込みを利用するなら、ぜひ良い方に使って欲しいですね。例えば、「一緒にいられて嬉しい」「ふたりでいられてありがたいなぁ」「○○なところが好き」等、プラスの言葉がふたりの仲をもっと良くしていきますから、プラスなことは過剰なくらい言葉にしていくのが◎です。
注意POINT2. SEX中に演技をする
私がいつも言っているのが「演出はOKだけど演技はNO!」ということ。全く気持ちよくないのに、彼が頑張ってくれているから……と気を使って優しさで演技をしても、ふたりのSEXは全く成長しないどころか、将来のふたりのSEXに未来がありません! 今すぐやめましょう!
逆にあなたが彼にしていることが、実は彼にとって痛いだけで、全く気持ち良くなく我慢しているだけだとしたらどうですか? 彼はあなたとのSEXがいつか嫌いになってしまうと思いますよね。SEX中の演技は優しさではなく、セックスレスへと繋がってしまう行為。新婚の今ならまだ間に合いますから「こうされるよりもう少し○○のがいいなぁー」「優しくされた方が好きー」と彼に少しずつ伝えることから始めてみて。
改善されて少しずつ気持ちよくなってきたら、今度は過剰に喜んであげるのが◎。そうすれば彼のやる気もUPしますよ。
注意POINT3. 加齢による劣化をうやむやにする
今は大丈夫でも、今後の加齢に伴いどうしても男性の性機能は衰えていきます。早漏や中折れなど、彼が萎えちゃう問題にぶち当たった時、それをうやむやにすると、かなりの高確率でセックスレスになりやすいので要注意!
今まで出来ていたのに急に出来なくなると、お互いに気まずくなって、何となくそのまま寝てしまったり、女性側が「私のせい…?」と聞いてしまったり、男性側も自分に自信がなくなってSEXという行為自体が嫌になったり、とお互いがもやもやしたままセックスレスに突入してしまうことが多いのです。
そうならないためには、やはり女性も協力してあげる姿勢が大事。ふたりのSEXはふたりで完成させるものですから、セックス途中に危機が訪れてしまったら、「私も頑張ってみる」のひと言と一緒に、手や口である程度サポートしてあげて。もちろん、挿入にこだわらずに満足できるSEXをふたりで開発しても良いですし、お互い協力しながら現状をどう楽しむかを考えて、実行することが大切になります。
From 編集部
ふたりの問題はふたりで解決するという姿勢が大事
気になることや嫌なこと、気まずいこと等、相手に言いにくいことを解決せずに放置しておくことが、結果セックスレスに繋がります。今回挙げたポイントは、ふたりのコミュニケーションがきちんとできていれば問題ないことばかり! 今のうちにふたりの問題はふたりで解決する習慣をつけておくことが、ラブラブな夫婦関係を続ける上で大切なことです。
OliviA ラブライフアドバイザー/夫婦コミュニケーションアドバイザー/アロマセラピスト
「世の中をご機嫌な女性でいっぱいにする」をテーマに、2007年からラブライフアドバイザーとして全国各地で講座やイベントを開講。TV、ラジオ、書籍、雑誌、WEBメディアなどに多数出演し、男女・夫婦のラブライフに関わる情報を日々発信中。近年では台湾・マカオなどのアジアにも進出し、活動の拠点を広げている。
構成・文/滝 紀子 イラスト/mio.matsumoto
※掲載されている情報は2017年8月時点のものです
(※)データ出典:日本家族計画協会「男女の生活と意識に関する調査」2014、相模ゴム工業株式会社「ニッポンのセックス 」2013
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