華やか&おしゃれ! 和婚花嫁の「生花×ゆるふわヘアスタイル」
和装のヘアスタイルで、ゆるふわでまとめるおしゃれな花嫁が急増中! 生花の選び方や着け方も、和装をセンスアップできるポイントのよう。先輩花嫁の実例を基に、ファッション誌で活躍中のヘアメイクアーティスト・長澤 葵さんが、トレンド感ある和装ヘアメイクを指南します♪
ちりめんひものリボンがモダンキュートなアクセント
ゆるい編み込みでアップにしたヘアに、振り袖の色のトーンに合わせたピンポンマムを使うことで華やかな雰囲気を叶えたCarrieさん。「SNSを見て、編み込みは絶対したい! とイメージ。ちりめんひもをリボン結びにした、ハンドメイドのヘアアクセサリーを着けてもらいました」(Carrieさん)
花の選び方でさらにセンスフルに!
全体にざっくり編み込んでゆるくまとめた抜け感のあるスタイルは、花の選び方で印象が変わると語る長澤さん。
「生花の飾り方のバランス感が、センスアップのポイント。顔の右サイドには同じサイズの花を、左は大小いろいろなサイズの花をまとめて、左右非対称にすると今っぽいですね。色の選び方もモダンな着物に合わせて、淡いトーンの花を選んでいるところも◎です! 」(ヘアメイクアーティスト・長澤 葵さん)
ルーズさがポイント! 華やかおだんごヘア
普段からおだんごのヘアスタイルが定番という井上さん。自分らしさを出すために結婚式でもおだんごヘアを取り入れたそう。「ちょっとラフなアップヘアで柔らかい雰囲気を出して、色打ち掛けに負けないように生花を付けました。子どもっぽくならないよう、おだんごの高さ調整にはこだわりました! 生花も、さまざまな大きさのピンポンマムを選んでいます」(井上由加里さん)
ふわっと感でスタイリッシュなおだんごヘアに
「花とおだんごのボリューム感が大事! 思い切って上に高さを出すことで華やかさが出て◎。後れ毛が少しあると洋風なニュアンスも出て今っぽいスタイルに。ポンパドールで前髪をスッキリ見せたり、後頭部をふわっとさせていることもウエディング感を出すポイントに」(ヘアメイクアーティスト・長澤 葵さん)
ゆるウエーブでモダンなボブスタイル
普段はロングヘアの中尾さんは、ゲストへのサプライズでボブアレンジにトライ。
「挙式ではアップスタイル、お色直しではサイドで編み込んで下ろす予定にしていたので、和装では何か違うヘアがしたいと思っていました。ショートやボブにしたことがなかったので、ゲストの皆は驚いていました! ふわふわボブをイメージして、ヘアメイクさんにオーダーをしました」(中尾幸絵さん)
最旬ボブスタイルになるウエーブアレンジ
「全体的に髪を巻いて、後頭部にしまってボブにしたアレンジです。ゆるくウエーブがかかっていることでラフなニュアンスが出るのが今っぽい! ロングの人だとボブにボリューム感も出ます」(ヘアメイクアーティスト・長澤 葵さん)
手まり菊でレトロモダンなボブアレンジ
もともとボブヘアにしていたことが多く、和装のときはボブスタイルにしよう! と決めたmeさん。
「レトロでクラシカルな雰囲気がとても好きなので、和装の際にも少しレトロっぽさをイメージ。花材は造花の手まり菊の髪飾りを大小、ネットで購入。ヘアメイクさんには、レトロで重めのボブにしたいとオーダーしました」(meさん)
ラフなレトロっぽさが今っぽい
「ボブスタイルは、地味にならないように大きい内巻きをしてボリュームを出すことがポイント。また、片側にまとめたお花の髪飾りがレトロさをプラスしています。お花の色をシンプルに白で統一したところがおしゃれに見えるポイントです」(ヘアメイクアーティスト・長澤 葵さん)
ダリアをメインにしたちょっぴり大人なヘア
SNSで検索し、シニヨンスタイルに引かれたという吾妻さん。大人っぽい印象にするよう、お花の着け方にもこだわった。
「大きなダリアを中心に、左側にお花をたくさん着けてもらいました。ボリュームがあったので正面や、どの角度から見てもお花が見えるところがお気に入りです。写真撮影の時は彼と向き合うカットが多かったので、左側に花を着けてもらって正解でした(笑)!」(吾妻絵理さん)
華やかにするならトップにボリュームを!
「サイドをゆるっとねじり巻きし、全体的にふんわりまとめることで華やかさを出したスタイルです。さらにメインとしたいお花を下に着けることで、大人っぽいイメージに。着物の色みに合わせて、シックな色のお花選びが上品ですてきですね」(ヘアメイクアーティスト・長澤 葵さん)
白の花をメインにしたシニヨンスタイルで華やかに
前撮りの和装をガーデンで撮影したという、ともちゃんさん。ロケーションに合わせてナチュラルなヘアスタイルをイメージしたそう。「いかにも和風なアップヘアでカッチリし過ぎないよう、下をシニヨンでまとめました。色打ち掛けのはっきりした赤を見せるために、お花はシンプルな色みで抑え、どの角度からもお花が見えるように配置しました」(ともちゃん)
メリハリシルエットが今っぽさの鍵
「トップはタイトにまとめ、下にボリュームを持たせてメリハリをつけるのが今っぽいヘアのポイント。お花の色も、白とアクセントで薄いピンクを使うなど3色くらいに抑えることで、大人っぽいイメージにも」
(ヘアメイクアーティスト・長澤 葵さん)
From 編集部
ゆるふわスタイルで、トレンド感ある和装に♪
キッチリまとめたヘアだと、昔っぽいイメージになりがち。でも先輩実例のようなゆるふわアレンジだと、トレンド感ある和装に! 生花を使って華やかに今っぽいスタイルを叶えてくださいね。
構成・文/細井彩絵 監修/長澤 葵(ヘアメイクアーティスト) ※掲載されている情報は2017年8月時点のものです
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