結婚指輪のいろんな「平均値」大公開!予算・試着本数…etc.
結婚指輪を選ぶとき、みんなはどれくらいの予算で、何店舗くらい回って、何個くらい指輪を試着しているの?そんな指輪選びの疑問を解消するべく、先輩花嫁にアンケートを実施。さまざまな平均値を探ってみました!
結婚指輪を探し始めた時期の平均値は
<約1年前>
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によれば、結婚指輪の検討を開始したのは結婚式の11.8カ月前※と、約1年前。「けっこう早いのね!」とびっくりした人もいるかもしれませんが、なんと13.1%もの人がさらに早く、式の19カ月(約1年半)以上前に探し始めたと回答しています。1年前~8カ月前までに探した人の割合が一番多く、半年以上前には探し始めたほうが◎
結婚指輪選びを早く始めるには理由があります。というのも、結婚指輪はショップで見て気に入ったからといって、すぐに手に入るものではないから。既製品ならぴったりのサイズがあればそのまま持ち帰ることもできますが、一般的にはサイズ直しをしたり、リングの裏側に刻印を入れてもらったりするので、その場で持ち帰ることはあまりありません。
結婚指輪を探し始めた時期は?
【式の14カ月前】
婚姻届を提出する前に欲しかったので、この時期となりました。(鹿ちゃんさん)
【式の12カ月前】
式のかなり前に前撮りを予定しており、結婚指輪を着けて撮影したかったので、早めに検討を始めました。(千春さん)
婚姻届の提出日や前撮り前に結婚指輪を手に入れたいという人が多い
アンケートの回答を見ると、婚姻届の提出日をターゲットにして結婚指輪選びを開始した人が多いようです。最近は、婚姻届を提出してから結婚式を挙げる人が多く、そのため式の約12カ月前という早めの時期に検討をスタートさせる結果になった模様。結婚指輪は結婚を象徴するアイテムの一つ。ふたりで一緒にお気に入りを探すのも楽しい作業といえますから、「結婚」を実感するためにもみんな早めに結婚指輪選びをスタートさせているのかもしれません。
結婚指輪探しで回ったショップの平均値は
<約3店>
検討する際に訪れたショップの軒数は平均2.7店※。ただし、最も多かったのは1店のみ(36.8%)でした。75.3%の人が1~3店で検討したと答えています。
ちなみに、1日当たりで見て回った軒数は2.4店※。この結果から考えると、多くの人が1日で2~3店舗を巡り、その中から結婚指輪を購入したことが推察されます。
見て回った店舗数は?
【2店】
たくさん訪れても疲れるだけだし、1店目で決めようと思いましたが、比較のためもう1店行きました。(佳代さん)
【15店くらい】
見た店舗数は多いですが、ジュエリーショップが集まっているエリアや百貨店などで見たため、効率的に回れましたよ。(ユイナさん)
ショップに行く前に、自分たちの好みをチェックしよう
結婚指輪を選ぶ際、なにもわからないうちからやみくもにショップ巡りをするのはあまりおすすめしません。まずは情報収集から始めましょう。ネットやSNS、情報誌などで結婚指輪にはどんなデザインがあるのかをざっと調べ、自分はどんなデザインが好みなのかも考えておきます。彼にも情報を共有して、どんな結婚指輪が欲しいのか考えておくように伝えておくといいでしょう。
1店あたりの滞在期間の平均値は
<約55分>
ショップでの滞在時間は平均54.8分。多くの人が30分ないしは60分くらいを費やしています。
結婚指輪の下見の際は、結婚指輪の説明を受けたり、試着をしたりします。そうすると、だいたい1時間くらいが必要となります。ショップではスタッフとしっかりコミュニケーションを取るのがおすすめ。好みや予算などを伝えると、お勧めの指輪を提案してくれ、思いがけない発見があることもあります。
1店あたりの滞在時間は?
【30分】
欲しいデザインの目星がついていて、ショップではサイズの確認をするくらいだったので、滞在時間も短くて済みました。(梨沙さん)
【80分】
指輪の説明をしてもらい、何本か試着すると、だいたい1時間~1時間30分くらいはかかります。話が盛り上がって2時間くらいになったことも。(明子さん)
ショップを訪れる際は予約をしよう
ショップを訪れる際は予約を入れるといいでしょう。予約を入れておけば、すぐにスタッフが対応してくれるので、時間をロスすることがありません。また、事前に気になる指輪を伝えておけば、当日にしっかり試着できるように準備をしておいてもらえます。
1日に数店舗回る場合は、余裕を持ったスケジュールを。1店舗の見学が終わったら、カフェなどで休憩して下見で見た指輪の印象などをふたりで整理し、次の店舗に行くようにするのがおすすめです。
試着した結婚指輪の全本数の平均値は
<約9個 >
試着した結婚指輪の点数の平均は8.9個。3個、5個、10個を試着したと答えた人が目立ちました。ちなみに、1店あたりでは平均4個を試着していました。1店で何個も試着するのは気が引けるという人もいるかもしれませんが、遠慮することはありません。指輪は実際に着けてみないとわからないので、気になる指輪があったらどんどん試着させてもらいましょう。
試着した結婚指輪の個数は?
【6個】
試着し過ぎるとどれがいいか悩んでしまうと思ったので、本当に気になったものだけに絞って試着しました。(あおいさん)
【20個以上】
実際に着けたときのバランスや着け心地は見ただけではわからないので、気になったものはとりあえず着けていたら、この個数になりました。(ぽんさん)
指輪を試着する際のポイントは?
指輪は見た感じと実際に身に着けた感じは異なることが多いのです。ですから、指輪選びの際は、試着は必須!
試着の際は指輪と手のバランスを見ましょう。姿見などで全身を映してチェックするのがおすすめです。また、着け心地もしっかりチェックして。指にすっと入るかどうか、あるいは手を握ったり、開いたりして、当たり具合などを確かめます。
結婚指輪(ふたり分)の購入金額の平均値は
<約28万円>
結婚指輪(ふたり分)の購入額の平均値は28万1000円で、夫が12万9000円、妻が15万1000円※でした。
アンケートによれば、多くの人が価格よりも、自分の好みや着け心地などを重視して選んでいました。結婚指輪はふたりの結婚の大切な記念品という意味合いがある上、ずっと長く身に着けるものですから、予算はあるものの、それにとらわれ過ぎる人はあまりいなかったようです。
結婚指輪の購入金額は?
【夫15万円/妻23万円】
数多くの指輪を見た中で、一番気に入ったのがこの指輪でした。当初の予算より少しオーバーしましたが、一目惚れには勝てませんでした。(あおいさん)
【夫11万円/妻11万円】
毎日着ける結婚指輪なので、シンプルなものをと考えました。そのため、結果的には想定していたよりリーズナブルな指輪となりました。(愛さん)
夫と妻、結婚指輪の価格に違いがあるのは?
妻の結婚指輪の金額が夫よりも高いのは、妻の指輪の方がダイヤモンドを飾るなどして夫のものよりも華やかになる傾向があるからです。なお、妻と夫で全く同じデザイン、同じ素材の指輪を購入する場合は、手ががっしりとして指も太い夫の指輪の方が金属を多く使うため、夫の指輪の方が高くなることもあります。
受け取るまでの期間の平均値は
<約35日>
結婚指輪はサイズ直しをしたり、内側に刻印を入れたりするので、基本的には購入した時点では品物を受け取れないことがほとんどです。受け取るまでの期間は平均して34.5日でした。多かったのは、14日や30日、60日などの期間です。
受け取るまでの期間は、ショップや時期によって異なります。繁忙期だと通常よりも時間がかかってしまう場合も。また、セミオーダーやフルオーダーだと、当然のことながら受け取りまでの時間は長くなります。
受け取るまでの期間は?
【約30日】
指輪の内側にふたりの誕生石を入れたり、イニシャルを刻印してもらったので、これくらいの時間がかかりました。(まみんさん)
【約60日】
決めた結婚指輪の在庫がなく、他店からの取り寄せとなったために、少し時間がかかりました。(Remiさん)
受け取りたい時期に合わせて余裕を持って購入を
結婚指輪はいつまでに手に入れたいかをふたりで考え、それに合わせて逆算してスケジュールを立てましょう。オーダーを考えている人は、できるだけ早めにスタートするのがおすすめです。お目当てのショップがいくつか絞り込めたら、早めに受け取りまでの目安の期間を確認しておくと、安心して指輪選びができるはずです。
なお、既製品の場合は、自分のサイズがあれば、その場で持って帰ることも可能です。急いでいる場合は、その場で持って帰り、後で刻印を入れてもらうこともできます。
From 編集部
平均値を目安にふたりらしい指輪選びを
どんなふうに結婚指輪選びをしたらいいのかわからないという人には、今回のアンケート結果は参考になったのでは?とはいうものの、平均値に振り回されることはありません。目安にしつつも、自分たちの状況に合わせて自由に指輪選びをして、お気に入りのリングを見つけてください!
文/粂 美奈子 イラスト/てぶくろ星人 構成/山崎裕香子(編集部)
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」(※印)、および2024年2月に過去2年以内に結婚した20~30代の女性109人が回答したマクロミル調査によるものです。記事内のコメントは、2024年2月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー97人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2024年4月時点のものです
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