デザイナー小杉麻希の手作りウエディングvol.43 フラワー席札
センスの良いウエディングアイテムを発信する「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」のデザイナー小杉麻希さんがウエディングを素敵に彩るDIYを紹介する連載企画。分かりやすいHOW TO付きで、思わず作りたくなるアイテムが満載です!
テキスタイルフラワーで飾る
オリジナル席札
布を切らずに手で裂いて作る簡単フラワーを席札に添えたら、シンプルなデザインも個性が光る席札に早変わり! 簡単だけれどチープにならず、ニュアンスのある大人っぽい雰囲気に仕上がるのは布だからこそ。単色で作っても可愛いし、写真のように周りにちりばめたくすみ系パステルトーンで揃えるのも素敵です。
用意する物
<材料>
●シンプルな席札
●好みの薄手布
(シーチングと呼ばれる綿布が豊富な色揃えでオススメ)
●刺しゅう糸(やや太めの糸でもOK)
<道具>
●はさみ
●両面テープ
[1]席札より少し細めの幅に布を裂く
はさみで布に少しだけ切れ目を入れ、左右を一気に手で引っ張ると気持ちよく布が裂けます。布の幅は用意した席札よりやや細めにするのがポイント。
[2]布を15cmの長さにカットする
裂いた布を長さ15cmずつに切り分け角を落とします(布は何枚か重ねた状態でカットすると時間短縮に)。もっとボリュームのあるお花にしたい場合は、写真右のように30cmくらいにカットして。
[3]センターを糸で縛って広げる
布を一枚ずつ真ん中でぎゅっと刺しゅう糸で縛り、ふわっと広げたら出来上がり。花の雰囲気はカットする布の長さで変えられます。写真2枚目の左は15cmの長さ、右は30cmで作ったお花。どっちがお好み?
[4]両面テープでお花を留めたら完成
出来上がったお花の裏に両面テープを貼り、席札に留めたらフィニッシュ!
【other arrange】
ギフトやウエルカムボードにもON
テキスタイルフラワーをたくさん作って、プチギフトの箱などに添えると高級感がプラス。またウエルカムボードに飾れば、入り口からお見送りまで、同モチーフでまとめられるので会場全体の統一感もぐんとアップ(ボードのタグは連載42回目のチェアデコレーションのダウンロードタグを使用しています♪)。
MAKI’S VOICE
もしかすると「なんか難しそう」と思うかもしれませんが、布を裂くのはとっても爽快! 裂くことでできる端のほつれがオシャレなニュアンスになり、可愛らしさ倍増。改めて布の素材力ってすごいと感動しました。シーチングと呼ばれる綿布は色数が豊富なので、素敵なニュアンスカラーに目移りすること間違いなし。布選びだけでときめけることを保証します。
小杉麻希
「vanillawhite」主宰
https://vanillawhite.stores.jp/
自身のウエディングで実現できなかったアイテムの数々を未来の花嫁のために作りたいという思いで立ち上げた「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」にて、2004年より招待状やウエルカムボードのデザインや、制作販売を開始。現在はウエディング広告、雑誌の撮影小物制作やロゴ制作も手掛ける。皆の気持ちを一つにして、どんなウエディングにしようかと思いをはせる時間が好き。
制作・文・スタイリング/小杉麻希 撮影/飯貝拓司 構成/磯部 彩
※掲載されている情報は2017年7月時点のものです
- 挙式2ヶ月前
- 挙式1ヶ月前
- アイテム検討期
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