デザイナー小杉麻希の手作りウエディングvol.42 チェアデコレーション
センスの良いウエディングアイテムを発信する「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」のデザイナー小杉麻希さんがウエディングを素敵に彩るDIYを紹介する連載企画。分かりやすいHOW TO付きで、思わず作りたくなるアイテムが満載です!
【ダウンロード可能】
特製タグ付き チェアデコレーション
会場の椅子が一気にウエディング顔になるチェアデコレーション。ふわふわのリボンは、レトロな喫茶店にありそうな昔ながらのペーパーナプキンが材料(100円ショップでも出会えます)。新郎新婦用とゲスト用の3種類のタグを用意したので、会場全体をスイートなリボンで飾るのもGOOD。ふんわり立体的なリボンにするために、3段階の幅に分けて紙を重ねるのがポイントです。
用意する物
<材料>
●タグを印刷する厚手のA4用紙(A4用紙1枚でタグ2枚分)
(高級感が出るので、印刷できる範囲で厚手の紙を選択)
●薄手のペーパーナプキン(リボン1個につき10枚必要)
●太めのリボン
(1個につき15cm程度必要。写真は38mm幅)
<道具>
●はさみorカッター&カッター台
●両面テープ
[1]タグをダウンロードして印刷
タグのデザインをダウンロードして厚手のA4用紙に印刷します。プリントしたらはさみorカッターで半分にカットします。
ダウンロードはこちらから♪
[2]ペーパーナプキンを広げ、重ねる
ペーパーナプキンを広げ、大中小の3つの長さの束を作ります。一番長いタイプはペーパーナプキンを左右に少しずつずらしながら交互に6枚重ねます。ベストな長さは椅子の幅より少し短いぐらい(写真上)。次はもう少しだけ幅が狭くなるように2枚を1枚ずつ重ね(写真中)、最後に一番短い束はペーパーナプキンをずらさずに2枚重ねます(写真下)。
[3]蛇腹に畳んで、リボンで留める
大中小で作った束を重ねてざっくりと蛇腹に折り畳み(きちんと折らなくても適当に寄せる感じでOK)、中央をリボンでぎゅっと結んで留めます。リボンがなければ、ペーパーナプキンをひも状に折り畳んで、リボン代わりに使用しても可愛くできます。
[4]リボンを広げ、タグに貼って完成!
ペーパーナプキンを破かないように、そーっと重なりを広げ、ふわふわにさせたらリボンは完成。半分にカットしたタグに両面テープで貼り付けたら出来上がりです。
【other arrange】WELCOMEのタグを多彩に活用
「GROOM」(新郎)と「BRIDE」(新婦)以外に、「WELCOME」と書いたタグデザインも用意したので、 ゲストのチェアに付けたり、エントランスやロビーに飾るのも素敵なアクセントに!
MAKI’S VOICE
ふわふわリボンだけど、単色でシンプルな見た目はガーリーになり過ぎず、大人っぽく可愛らしい印象に。これを付けるだけで会場全体がパッと華やぎ、気分が盛り上がります! 「WELCOME」バージョンのタグの方は、ゲストの椅子全部に付けてお揃い感を楽しんだり、エントランスやロビーのディスプレーに使ってもらえたら嬉しいです。ペーパーナプキンのリボンは軽いので、遠方や海外ウエディングへの持ち運びにもぴったり。その場合は、プロセス[3]まで作業して現地で広げてくださいね。
小杉麻希
「vanillawhite」主宰
https://vanillawhite.stores.jp/
自身のウエディングで実現できなかったアイテムの数々を未来の花嫁のために作りたいという思いで立ち上げた「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」にて、2004年より招待状やウエルカムボードのデザインや、制作販売を開始。現在はウエディング広告、雑誌の撮影小物制作やロゴ制作も手掛ける。皆の気持ちを一つにして、どんなウエディングにしようかと思いをはせる時間が好き。
制作・文・スタイリング/小杉麻希 撮影/飯貝拓司 構成/磯部 彩
※掲載されている情報は2017年6月時点のものです
- 挙式2ヶ月前
- 挙式1ヶ月前
- アイテム検討期
- 大人かわいい
- 一体感
- ハンドメイド