［動画］これ作ったの？ ジャイアントペーパーフラワー「ブーケ」～DIY Wedding Items vol.18～

作り方を教えてくれるのは……

ジャイアントペーパーフラワーは、見た目のインパクトから手作りのハードルが高いように思われがちですが、工程の一つ一つはとてもシンプルです。今回は分かりにくい部分も動画で丁寧に解説したので、DIY初めてという方もきっと大丈夫！　ダイナミックな作品作りにぜひチャレンジしてみてください。

STEP1 ３種類の花びらを作る

●花びらの紙を用意する
１、花びら「大」は、一番薄い色をそのままの大きさで８枚重ねて用意。
２、花びら「中」「小」は、一番濃い色と中間色を各４枚ずつ使用。１枚ずつ交互に重ねて計８枚とする。対角線で折り目を付け正方形に切り分けた方を「中」、残った小さな長方形を「小」として用意。

●花びらを折り畳む
１、花びら「大」は横三つ折り、さらに縦半分に折り、型紙をクリップで留めて角を丸く切り取る。
２、三つ折りをいったん広げて端から5cm幅の蛇腹折りにし、中央をワイヤーでねじり留める。
３、花びら「中」は横四つ折りにし、型紙を当てて角を丸く切り取る。広げて4cm幅の蛇腹折りにする。
４、花びら「小」は短辺を端から3cm幅の蛇腹折りにし、型紙を当てて角を丸く切り取る。
５、それぞれ中央をワイヤーでねじり留める。

●花びらを広げる
蛇腹を均等に広げ、紙を1枚ずつめくりはがしていく。

プロのコツを伝授

花をきれいに咲かせるコツは、花びらを広げる際に４本指をすっと奥まで差し入れ、１枚ずつ根元からしっかり立ち上げること。最後の1枚は下向きに広げると立体的に仕上がります。縁を引っ張ると破れやすくしわも寄るので注意を。

STEP2 茎を作って組み立てる

●茎の芯を作る
針金ハンガーをほどいて1本の棒状にし、端から30cmくらいの部分を折り曲げカギ形にしたものを2本作る。

●花を組み立てる
１、花びら「小」の中央にカギを1本差し込む。続けて下から花びら「中」「大」を重ねていく。
２、2本目のカギを１本目と逆向きになるように差し込む。「大」「中」「小」が1つの花にまとまるよう押し上げ形を整える。
３、花の下部でカギの先端をまとめ、ビニールテープで固定する。

●茎を整える
１、キッチンペーパーを3枚分つなげて切り取り、縦に3回折り畳んで細長くする。花の下部から、針金を覆うように斜めに巻き付けグルーガンで留めていく。先端まで繰り返す。
２、続いてビニールテープを、花の下部からキッチンペーパーを覆うように斜めに巻き付けていく。特に茎の根元と端は数巻きしてしっかり固め、さらに端は針金が出てこないよう十字にふさぐ。
３、最後に茎の色のリボンを、花の下部から先端まで斜めに巻き付けグルーガンで留めていって完成！

プロのコツを伝授

針金のカギを花の中心まで深く差し込むと、花びらが割れずきれいに咲かせられます。茎を巻くときは、利き手で巻くものを引っ張り、もう片方の手で茎をくるくる回転させていくとラク。花びらは使用するたびにふわりと整えましょう。

材料と道具

１ キッチンペーパー
２ グルーガン（接着剤等でもOK）
３ 好きな色の薄葉紙（計16枚。今回は３色使用）
４ リボン
５ ビニールテープ
６ ワイヤー（太さ#24）
７ クリップ
８ 針金ハンガー
９ ペンチ
１０ はさみ
１１ カッター
１２ 型紙

Profile

MEGU ジャイアントペーパーフラワーアーティスト。空間デザイナー。

生花のフラワーアーティストを経て、花を紙で創作するジャイアントペーパーフラワーというジャンルを開拓し、2015年ペタルデザイン設立。舞台やイベント、空間プロデュースなど幅広いジャンルで活躍する。著書に『手作りのジャイアントペーパーフラワー』（ブティック社）
(株)フットプリンツ所属　http://www.footprints.tokyo

取材・文／伊藤佳代子　撮影・編集／花盛友里　イラスト／itaba moe　音楽／奥野彩子　構成／真坂千稔（編集部）
※掲載されている情報は2017年4月時点のものです

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