シャイな親友にさりげなくspecial thanks伝わる演出実例9
結婚式という特別な日には、大事な親友にスポットライトを当てて感謝の気持ちを伝えたいもの。でもその親友が注目を浴びることに負担を感じるシャイな性格だった場合、一体どうすれば……!? そこで今回は、ゼクシィ編集部シャイ枠代表“じゃっきー”のご登場。数ある演出の中から「シャイでもOK!」と思えるさりげない感謝を伝えるアイデアをよりすぐってもらいました。親友がシャイだという花嫁さん、注目です!
シャイな人ってこういう考えなんです!
[私、激しくシャイです……]
「こんにちは。シャイ代表のじゃっきーです。どれくらいシャイかというと、かれこれ10年以上付き合いのある親友とも、1週間空くと次会うときに少し人見知りが出て緊張します。そんなシャイな私は、大前提として人に注目されることが苦手です。
私に視線を集めてもらっても、何も出ませんよ……と思いますし、皆さんの貴重な時間を私のために使ってもらうことに申し訳なさも感じてしまいます。そんな人前に出るのがとにかく恥ずかしくてたまらない私でも“これ素敵!”と思える演出アイデアが、シャイなお友達を持つ花嫁さんのお役に立てば幸いです」
じゃっきーの
「人前に出なくてOKな演出」って、いいね!
「“誰にも注目されずに済む”ことは、シャイな人にとって最高の安心材料です。それに誰にも知られず自分だけが気付いていると分かったときにはテンションが上がりますし、幸せだなぁと心がじんわり温まります。そして何より、シャイな自分の性格を知った上という花嫁からの気遣いを感じて、“今まで彼女と紡いできた関係は確かだったんだな~”とふたりの信頼関係を実感してうれしくなります」
【お揃いカラーのドレスを着てもらう】
親友にはパーティのテーマカラーを事前に伝え、それと同系色のドレスを着てもらうようにお願い。式当日、私はテーマカラーのサッシュベルトを巻いて仲の良さをさりげなくアピール。衣裳に統一感も出すことができました。(ikaさん)
【BGMに思いをのせる】
親友が大好きなアーティストが歌う『ありがとう』という曲を退場時のBGMとして使用しました。特に紹介はしませんでしたが、彼女はちゃんと気付いてくれました。ふたりの間で気持ちが伝わればいいんだと思いました。
【感謝の気持ちを文字にする】
結婚準備のために4回も写真撮影に付き合ってくれた親友。特別なメッセージをどうしても送りたくて、撮影してもらった写真をエンディングビデオに使用し、感謝のコメントと共に流しました。派手過ぎないメッセージを送れてよかったです。
じゃっきーの
「ふたりだけが分かる、さりげなさ」って、いいね!
「“人前に出るのが恥ずかしい”という気持ちが常にあるので、サプライズでスポットライトを当てられるととにかく動揺してしまいます。でも親友と私だけが分かる程度のさりげないサプライズは大感激。“あ!”と気付いて、ほくそ笑むのが楽しいんです。それだけで、おなかも胸もいっぱいになります」
【特別な手紙を親友だけに添える】
人前がとても苦手な親友。みんなの前に出るのは負担になると分かっていたので、席に置くメッセージカードに感謝の思いを書いて伝えました。また後日改めてお礼の手紙を渡し、個人的に食事に招待しました。(かおりさん)
【思いのこもったブーケは親友に】
結婚式のブーケを半分にし、一つは自分用、もう一つを親友用として、披露宴中ではなく二次会でプレゼントしました。大切な親友だからこそ絶対にブーケを渡したかったので、直接手渡しでプレゼントできてよかったです。(荻原由梨さん)
【さりげないバースデーサプライズ】
結婚式が誕生日だった親友の席に、そっとプレゼントを置いて感謝の気持ちを伝えました。私としてはたくさんの人とお祝いしたい気持ちもあったけど、友人のことを考え、派手にはせずにお祝いしました。(田中茉祐子さん)
じゃっきーの
「縁の下の力持ちとしての登場」って、いいね!
「“人前に出るのが苦手”という性格を知ってもらった上で、式当日のサポートを親友からお願いされたら重い腰を上げようという気持ちになります。急なサプライズは対応に困りますが、“こんなふうに進んでいく”というのをシェアしてもらえば心の準備もできて安心。縁の下の力持ちとして、喜んで協力します!」
【アイテム作りで参加】
スピーチや余興をするのが苦手な親友にリングピローを作ってもらい、それを式で披露するという演出をしていた結婚式に参加したことがあります。司会者から「このリングピローは親友◯◯さんの手作りです」と紹介され、シャイな友人でも参加できる良い演出だと思いました。(shihoさん)
【親友が作曲した曲をBGMに】
作曲家の親友が手掛けた曲を、披露宴のBGMとして使用させてもらいました。事前に「式で使わせてほしい」と許可を取り、どこで流すかは当日のサプライズに。自分の作品を聴いてもらえるのは嬉しいはず……と思って取り入れました。(まかろんさん)
【ブライズメイドとして参加】
当日の詳細をしっかりと伝えた上で、親友2人に人前式での誓いの言葉を発表してもらいました。プランナーさんと綿密に打ち合わせをし、親友にも式の流れを丁寧に説明したことで、大役を果たしてもらうことができました。(松田愛子さん)
From 編集部
さりげない感謝を伝える方法はいっぱいある!
シャイな友人の場合、良かれと思って当てたスポットライトが真逆のストレスを生むという結果を招いてしまう場合も。感謝を伝えるのに何よりも大事なことは、その気持ち。そう、必ずしも多くの人前でなくてもいいんです! あなたにとっての親友だからこそ、お互いの心を通わせるベストな方法を見つけることができるはず。大々的なサプライズよりも心が通じる方法で、大切な人にしっかり思いを届けてくださいね。
取材・文/島袋芙貴乃 イラスト/石川恭子 構成/真坂千稔(編集部)
※掲載されている情報は2017年1月時点のものです
※記事内のコメントは2017年12月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバーが回答したアンケートによるものです
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