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ゼクシィ夜の★相談室[4] 彼の性欲が強過ぎるんです……断りたいときって?

ゼクシィ夜の★相談室[4]

実は、夫婦の約4割がセックスレスといわれる日本。新婚でラブラブの時期は、特に困ってないから「私たちはまだ大丈夫!」と予防策をとらない人が多いけれど、困ってからでは時すでに遅し! そこでこの連載では、夫婦の夜のお悩みを「ラブライフアドバイザーOLIVIA先生」が丁寧に解決していきます。今のうちに対応策を知っておけば、これからふたりはずーっとラブラブな夜の生活が過ごせるはず♪

今回のお悩みは??

付き合っている時から、会うたびにHするのはもちろん、朝でも昼でもお構いなしにしたがる彼。さすがに結婚したら落ち着くだろうと思いきや全然……(涙)。彼のことは大好きだけど、ずっとこれではちょっとつらいです。うまく断りたいけれど彼を傷つけてしまいそうなので、結局応じてしまいますが。断るいい方法ってありますか? (アーニンさん/パート・29歳・結婚1年目)

相談者Profile
社会人同士が集まるマラソンサークルで知り合ったふたり。告白は彼女からで、彼にとって初めて付き合った女性が彼女。その後2年の交際期間を経て結婚。今でもふたりで公園をジョギングしたり、海外のマラソン大会に出たりなど、趣味が同じこともあり仲はかなり良いほう。

教えて! OLIVIA先生

「我慢をし続けることは絶対にダメ! ふたりのSEXにとってベストな解決策を考えましょう。」

POINT.1 何が不快なのか?を考えてみる

こういう夫婦って意外に多いのですが、周りに相談しても「お盛んでいいわねぇ」で終わってしまいがち。自分たちで考えない限り、なかなか解決しない問題です。
もちろん、彼に性欲があることは健康的な証拠なので問題はないのですが、女性側の気持ちが一番重要。「何か嫌だなぁ」と思いながらも我慢しているなら、絶対に改善が必要!
まず、何が不快なのか、Hの回数? 仕方? 時間?場所? etc. まずは自分でどんなSEXなら好きか、どんなところが嫌かを分析してみて。「ここまではOK、ここはNG」のポイントを自分で分かっておくことが解決への近道です。

POINT.2 彼は善かれと思ってしている場合も……

実は一番ありがちなのが、彼は善かれと思ってやっていた。という残念なパターン。まさか彼女が不快だと思っていたなんて……想像もしなかった!という人は案外多いもの。というのは、女性の方が雰囲気を壊さないように演技をしてしまうことに原因が。
彼だって、あなたに嫌な思いをさせたい!とは思っていないはずなので、【気持ちいい・気持ちよくない・不快】のレベル感はあなたが直接伝えてあげて。
意外とHの最中に言っても、そう言いながらも実は……と勘違いされやすいので、普通のテンションの時に言うこと。

POINT.3 「SEX=コミュニケーション」と教えてあげて

POINT.3 「SEX=コミュニケーション」と教えてあげて

男性たるもの、SEXは男が積極的にリードすべし!と思っている人が実は多いのですが、これって、SEXはコミュニケーションってことに気付いてないんじゃないかな?って思います。SEXは男性がリードしてするものではなく、ふたりでつくっていくもの。
相手がどうされると気持ちいいか?を知り、自分はどうされると気持ちいいかを相手に伝えながら、双方で「体と心のコミュニケーションを楽しむ素敵な時間」ということを忘れないでほしいと思います。
ここはもう教育! 彼に優しく教えてあげることが大事ですね。

POINT.4 ちょうどよい頻度を考えよう

回数が多過ぎると感じるなら、お互いがちょうどいい頻度をすりあわせて。曜日を決める、1日おきにする、合体しない日をつくるなど、いろいろ提案してみると◎。
毎回応えてあげるのではなく、ちょっとおあずけする日があるくらいが、逆に彼の気持ちを盛り上げる効果にもなるはずです。

POINT.5 世間と自分たちを比べない

夫婦が100組いれば100通りのSEXがあるように、こればかりは夫婦の問題だから、世間と比べることはNG。お互いが満足しているなら、「うちって平均に比べて回数多過ぎかな?」「何か普通じゃないHばかりしてるかも……」なんて心配は必要なし。ふたりの世界にタブーはないから、自分たちだけの秘密の世界をつくって、これから続く長い夫婦生活を思いきり楽しんで。

From 編集部

ふたりのSEXのベストは何か?をふたりで探ろう!

SEXはふたりだけのコミュニケーションの時間。だからこそ、一人で悩んだり、彼の意向にゆだねるのではなく、自分がどうしたいか? どうされたいか? 快か不快かをきちんと相手に伝えることが大事。そうすることでふたりのSEXがより良いものになり、満足度も上がるから、セックスレスからも遠ざかるはず。
こういった問題は、時間が経てば経つほど言いにくくなってくるものだから、少しでも違和感があるなら、今夜からでもすぐに始めてみて。

OLIVIA
Profile

OLIVIA ラブライフアドバイザー/夫婦コミュニケーションアドバイザー/アロマセラピスト

「世の中をご機嫌な女性でいっぱいにする」をテーマに、2007年からラブライフアドバイザーとして全国各地で講座やイベントを開講。TV、ラジオ、書籍、雑誌、ソーシャルメディアetc.へも多数出演し男女・夫婦のラブライフに関わる情報を日々発信中。近年では台湾・マカオなどのアジアにも進出し、活動の拠点を広げている。

構成・文/滝 紀子 イラスト/mio matsumoto
※掲載されている情報は2016年12月時点のものです

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