ゼクシィ夜の★相談室[3]友達夫婦の悲劇……いまさら誘えないんですぅ(泣)
実は、夫婦の約4割がセックスレスといわれる日本。新婚でラブラブの時期は、特に困ってないから「私たちはまだ大丈夫!」と予防策をとらない人が多いけれど、困ってからでは時すでに遅し! そこでこの連載では、夫婦の夜のお悩みを「ラブライフアドバイザーOLIVIA先生」が丁寧に解決していきます。今のうちに対応策を知っておけば、これからふたりはずーっとラブラブな夜の生活が過ごせるはず♪
今回のお悩みは??
友達感覚過ぎて、いまさらHするのが恥ずかしい……!
学生時代からお付き合いしている彼とは、もう出会って10年目。趣味も合うし、性格も分かっているので、お互い気を使わなくて楽ちん☆ でも逆に仲が良過ぎて、新婚の雰囲気もまったくなく、結婚してからほとんどHをしてないんです。「夫婦」というか「親友」という感じなので、いまさら自分からHしようとも言えず……かといって誘われてもなんか笑っちゃうというか、こそばゆい……(汗)。昔みたいに、自然にHできるようになりたいんですが、どうしたらいいでしょう? (まりえさん/会社員・27歳・結婚5カ月目)
相談者Profile
出会いはさかのぼること高校生時代。彼にひと目ぼれした彼女から告白し、めでたく交際へ。ふたりで同じ大学に進み、社会人になったタイミングで一緒に住み始める。3年後に結婚を決め、最近引っ越しも。ふたりともHが嫌いなわけではないが、いつからか回数が減っていきハネムーンでさえ8泊9日中、一度もHせずに終了……(涙)
教えて! OLIVIA先生
「実はこのパターンが一番お悩みを解消しやすいんです。彼から誘われるのに拒否してしまうということは、一番のハードルはあなたの中にある恥ずかしさだけかもしれません。」
POINT.1 まずは、相手を性的に見る。異性として見直すことから
このようなタイプの夫婦は、付き合いが長くなればなるほど友達化、親友化してしまうもの。必ずしもそんな関係がダメということではないですが、ことSEXにおいては相手を性的に見れるかどうかが大事になってきます。
そんな夫婦にオススメなのが、Wデートや複数人で遊んでみること。他の異性と彼とを比較してみることで、元々好きだった良い部分を見直したり、普段の彼とは違う意外な面を発見して、男性的な魅力に気付くきっかけになることも。
思いきって「芸能人だったら誰とHしたい?」「好きなAV女優さんって誰?」と彼に聞いてみて、自分の中に眠る嫉妬心をあおってみるのも◎。“居て当たり前な人”ではなく、異性として見直せるように工夫してみることを、まずは試してみて。
POINT.2 自分の気持ちに素直に!
SEXがなくても夫婦仲が良ければいいや。と言い聞かせて、自分の性欲にふたをしてしまう女性もいますが、相談者さんのように、実は昔のように彼とHをしたいって思ってる人はたくさんいます。ここで大事になるのが、女性側が恥ずかしがらないこと。
どうしても、いつもの友達っぽい関係から、男と女の関係になる雰囲気がこそばゆくて、彼から誘ってきても、からかったり、ちゃかしてしまうと、彼の方だってどんどん誘いづらくなってしまいます。
好きな人とSEXをしたい気持ちがあるのは、自然なこと。自分の性欲を素直に認め、「女」の部分を開放してあげることで、ふたりの関係はより深いものになるのではないでしょうか。
POINT.3 ふたりのHモードに火を付ける
いつものお友達モードではなく、男女のモードになるには、少しだけ工夫が必要なときも。
付き合った頃の写真を見返してみたり、当時流行っていた音楽を聞きながら、会うだけでドキドキした頃を思い出したり。ロマンチックなラブシーンがある恋愛映画や、女性向けのAVを一緒に見て、脳をHモードにスイッチさせることも大事。どうしても照れが抜けきれないなら、お酒の力を借りたってOK。
ふたりの脳内を男と女のモードにスイッチさせて、セクシャルな雰囲気をつくれば、きっとお互いに、触れ合いたい欲が増してくるはずです。
From 編集部
SEXを恥ずかしがらないで!
日頃から仲良しで良好な関係なのに、なぜだか夜になるとちょっと気まずいムードになってしまうなんてもったいない。一緒にいて楽しいカップルだからこそ、お互いに異性として意識する気持ちが残っているなら「Hしたい」「いちゃいちゃしたい」という気持ちを恥ずかしがらず開放して、夜の生活も楽しめるふたりでいてほしいと思います。
OLIVIA ラブライフアドバイザー/夫婦コミュニケーションアドバイザー/アロマセラピスト
「世の中をご機嫌な女性でいっぱいにする」をテーマに、2007年からラブライフアドバイザーとして全国各地で講座やイベントを開講。TV、ラジオ、書籍、雑誌、ソーシャルメディアetc.へも多数出演し男女・夫婦のラブライフに関わる情報を日々発信中。近年では台湾・マカオなどのアジアにも進出し、活動の拠点を広げている。
構成・文/滝 紀子 イラスト/mio matsumoto
※掲載されている情報は2016年11月時点のものです
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