デザイナー小杉麻希の手作りウエディングvol.23 ゲストパネル
センスの良いウエディングアイテムを発信する「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」のデザイナー小杉麻希さんがウエディングを素敵に彩るDIYを紹介する連載企画。分かりやすいHOW TO付きで、思わず作りたくなるアイテムが満載です!
ゲストの数だけバタフライを♪
フォトジェニックなゲストパネル
結婚式に参列してもらう大切な人たちに、ゲストブック代わりにバタフライに記名してもらい、ボードにちょこんと貼ってもらう。そんなゲスト参加型のゲストパネルはいかが? 立体感ある仕上がりはまるでアート作品のようで、準備は意外と簡単! 幸せなひとときをシェアするきっかけになるアイテムをぜひ取り入れて。
用意するもの
<材料>
●好みの大きさの油絵用キャンバス
(写真はF15号=65.2×53cm)
●6cm角にカットした紙
(枚数はゲスト人数分+10枚くらい)
(張りのある紙がおすすめ。A4の紙から15枚作れます)
●好みの色のアクリル絵の具
<道具>
●はさみ
●筆
●両面テープ
[1]キャンバスを好みの色にペイント
何色にするか迷うところですが、今回は水色をセレクト。わざとムラが残るようにラフな感じで色を塗ります。チョウチョウの色とキャンバスの色は同系色でまとめるのが素敵です。
[2]バタフライ形にはさみでカット
6cm角の紙を半分に折り、写真のようなイメージでバタフライ形にカット。いくつか切っていくうちに、必ず好みのバランスが見つかるので、最初は「あれれ?」と思ってもくじけず、いくつか切ってみて。チョウチョウの形はばらけていても意外と様になるのでご安心を♪
【How to use 】当日の使い方
チョウのお腹部分にあらかじめ両面テープを貼っておきます(保護シートはそのまま)。ウエディング当日、写真のように羽根の内側にサインをしてもらい、キャンバスに貼ってもらいます。イメージが伝わるよう、最初から10枚程度のチョウチョウを貼っておくとより親切。貼り付け位置をゲストに任せるのは心配という場合は、キャンバスに鉛筆などで目立たない程度の印を付けておき「ここに付けてね」と導引するのがベター。
MAKI’S VOICE
バタフライは私の大好きなモチーフの一つ。リアルなチョウの形にこだわらなくても、意外とどんな形でも様になってくれるのも嬉しいところ。形がシンプルな分、色や紙質に微妙な差をつけるなど、ディテールにこだわると仕上がりがぐんと素敵に。今回は水色でまとめましたが、全体をピンク、または黄色のグラデーションでまとめるのも可愛らしく、おすすめです!
小杉麻希
「vanillawhite」主宰
https://vanillawhite.stores.jp/
自身のウエディングで実現できなかったアイテムの数々を未来の花嫁のために作りたいという想いで立ち上げた「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」にて、2004年より招待状やウエルカムボードのデザインや、制作販売を開始。現在はウエディング広告、雑誌の撮影小物制作やロゴ制作も手掛ける。皆の想いを一つにして、どんなウエディングにしようかと想いをはせる時間が好き。
制作・文・スタイリング/小杉麻希 撮影/飯貝拓司 構成/磯部 彩
※掲載されている情報は2016年9月時点のものです
- アイテム検討期
- 大人かわいい
- ブルー
- ハンドメイド
- ウエルカム演出