インスタ花嫁に直撃! そのおしゃれなウエルカムボード、どう作ったの?
今おしゃれな花嫁たちの間で話題なのは“プロが作ったようなクオリティー”のハンドメイドボード。ここではInstagramで見つけた先輩花嫁の、こだわりのウエルカムボードをご紹介します。 今トレンドなのは、お花を使ったアンティークな雰囲気のものや、チョークアート風のデザイン。完成されたボードをただ買うのではなく、作るプロセスも結婚式の思い出にしませんか?
花やリースでアーティに!
刺しゅうを施したおしゃれなアンティーク調ボード
ガーデンウエディングのためナチュラルなテイストのボードにしたくて、文字とイラストを全て刺しゅうし、ドライフラワーで仕上げたひなまるさん。オフホワイトの布地に立体感のある黒い糸の刺しゅうが、アンティーク感のあるおしゃれな雰囲気に。挙式当日、ウエルカムスペースの木の椅子の上にセットする予定だそう。
ハンドメイドしてどうだった?
刺しゅうはなかなか進まない作業でしたが、毎回終わった後に写真を撮って制作過程を記録。どのくらい進んだかが目に見えてわかるようにしたので、徐々に浮かび上がっていく文字や絵を見るのが嬉しかったのが一番の思い出です(ひなまるさん/@hinachanman0614)
*作り方*(所要時間:約1カ月)
【用意する物】
100円ショップのコルクボード、布、草、刺繍糸、針、グルーガン(樹脂を溶かして接着する道具となるもの)。花を買って自作したドライフラワー、カーボン紙、ダンボール
【作り方】
(1)図や文字を印刷してカーボン紙で布に写し、刺しゅうをしていく
(2)コルクボードの後ろにダンボールを貼り付けて、上から布を貼る
(3)コルクボードの周りに100円ショップで買った草をベースに付け、その上からドライフラワーをグルーガンで付けて完成
北海道から取り寄せたドライフラワーでナチュラルに
instagramの卒花のアイデアが気に入ってハンドメイドにトライした里穂さん。ネット検索で見つけたという北海道・旭川のWEBショップから好みのドライフラワーを大量に取り寄せて、ナチュラルだけどインパクトのある大きなウエルカムボードを完成させた。
ハンドメイドしてどうだった?
自分で作ると、思い入れが生まれます。あと達成感がすごい(笑) ! 自分が満足することが大事だと思うので、本当にこだわってやりたい方は早めに取り掛かることをおすすめします(里穂さん/@sa19mi23ri05)
*作り方*(所要時間:約3日)
【用意する物】
コルクボード、オフホワイトの布、カーボン紙、コピー用紙、油性ペン、シャープペンシル、100円ショップで購入したグルーガン、ドライフラワー(北海道から通販で取り寄せ、到着まで約1週間)
【作り方】
(1)コピー用紙に好みの文字を印刷。オフホワイトの布を下に敷きカーボン紙を置いて、印刷したコピー用紙を置き圧が強めのシャーペンで転写。その上から油性ペンで文字をなぞる
※日付のリボンのデザインは無料画像をダウンロード
(2) (1)の作業を終えた布をコルクボードに貼り付ける
(3)グルーガンでボードの周りにドライフラワーを貼り付けていく
リースをメインにした大人ナチュラルなデザイン
Instagramで手作りのウェルカムボードを見て「自分で作れるのかも」と思ったという久美子さん。花屋で購入したベニヅルを束ねたリースがナチュラルムード満点! パープルの色味をベースにして集めたプリザーブドフラワーで大人っぽくシャビーな雰囲気にしたそう。
一番思い出に残ったことは?
ウエルカムスペースに、素敵に飾ってあるところを見た瞬間、泣きそうになりました! 自分で作って良かったなと心から思いました。二次会会場でも「手作りに見えない」とゲストからも好評でした(久美子さん@k_wedding9353)
*作り方*(所要時間:約1日)
【用意する物】
板、水性ペンキ、ポスターカラー、花屋で購入したベニヅル、100円ショップで購入したフローラルワイヤー。ドライフラワーは100円ショップの他、ネットオークションや雑貨店、花屋などで購入
【作り方】
(1)板に100円ショップで購入した水性ペンキであえてムラが出るように色を塗る
(2)乾いた板の上から、好みの文字を下書きし、上からポスターカラーで字をなぞる
(3)ベニヅルを何本か束ねて丸く形を作りワイヤーで固定し、リースを作る
(4)リースの上に、あらかじめ束ねておいたドライフラワーをワイヤーで巻き付ける
(5)リースの隙間があるところに、バランスを見ながら花を接着剤などで付ける
(6) (1)で作った板の上にリースを置き、強力接着剤で付け、乾いてからグルーガンで固定
ステンシルプレートを活用してナチュラルテイストに
夫と協力してさまざまなアイテムをハンドメイドしたという山下さん。指輪交換をするふたりの手もとを表すイラストが気に入り、ウエルカムスペースでディスプレイしようとデザインをイメージしていった。ボードのブルーをメインにして文字とイラスト、リボンをホワイトで統一することでスッキリとしておしゃれな印象に。
ゲストの反応は?
ハンドメイドとは思わなかった!と友人たちに言ってもらえたのはもちろん、何より彼が「これ作ったの?」と驚き&喜んでいたことが嬉しかったです。今でも彼が自宅で飾ってくれています(山下友美さん@momi.y0703)
*作り方*(所要時間:約1日)
【用意する物】
木材のボード(MDF材)、ステンシルシート、ビンテージ加工の造花、オリーブのリース、青の水性塗料、サテンのリボン(全て100円ショップで購入)、スポンジ、ポスターカラー、グルーガン、ニッパー、ハサミ
【作り方】
(1)ボードに青の水性塗料をスポンジで片面ずつ塗る
(2)ボードの上にステンシルシートを置き、マスキングテープ等で固定。好きな文字をポスターカラーでなぞる
(3)花やリボンを、ハサミやニッパーで好みの大きさにカットする
(4)文字とイラストが乾いたら、(3)の花とリボンをグルーガンや接着剤でボードに付けて完成
前撮り写真をオシャレにアレンジ!
フォトブースとリンクさせてブラックボード風に
初めからウエルカムスペースに設置することを想定し、フォトブースと同じブラックボード風にしようと決めた夘月さん。当日は卒花から譲り受けたマンザニータという枝を両側にセットし、ゲストとふたりの前撮りの写真などを飾った。
ゲストからの感想は?
「これも作ったの?!」「ありさらしくて、びっくり、さすが!!」と驚いていました。自己満足だけど、全部やって良かったと思っています。どんどん新しいウエディングアイテムが出ているのを後日見ても、これでよかったなって思えるくらい後悔がありません!(夘月ありささん@ari10260415)
*作り方*(所要時間:約1日)
【用意する物】
黒い布、白い絵の具、コルクボード、チャコペン、コピー用紙、前撮りの写真(セピア調に加工)
【作り方】
(1)パソコンでデザインイメージを考える。好みの文字を作り、コピー用紙に印刷
(2)黒い布の上から、チャコペンでデザインで写して下書きをし、上から白い絵の具でなぞる
(3)黒い布でコルクボードをくるみ、接着剤で貼り付ける
(4)マンザニータに好きな前撮りの写真を麻ひもでくくり付けて完成
ふたりの母校をモチーフにしたチョークアート
高校の同級生だったというふたりは、前撮りを母校で実施。全面写真にすると、ちょっとトレンド感がないと考えた前田さんは、チョークアートをメインにしたデザインに。手描きのナチュラルな葉っぱやフォトプロップスをイメージしたイラストがアクセントになって、センスフル!
ハンドメイドしてどうだった?
やっぱり自分で作ると思い入れが生まれるし、友達にかわいいって言ってもらうと買うよりも嬉しいです。インテリアとしてもなじむ感じの仕上がりになったので、自宅ではリビングに飾っています(前田さん@0408maechi)
*作り方*(所要時間:約1日)
【用意する物】
100円ショップで購入したブラックボード、白の水性ペン、前撮りの写真
【作り方】
(1)ブラックボードにフリーハンドで、白いペンを使用して絵と文字を入れていく
(2)セピア調に加工した、前撮りの写真を貼り付けて完成
ポップな文字と写真が楽しい! 動きのあるデザイン
ウエディングのテーマカラーのグリーンをベースに、ふたりの前撮り写真とポップな文字をリズミカルに配置した浅田さん。ふたりの新居でオシャレに飾れるようにと浅田さん自身がデザインを担当。当日はウエディングツリーを置いたテーブルの上に一緒にセット。ゲストからは「かわいい」「ふたりらしい!」と大好評だったそう。
どうやってデザインを考えた?
インスタグラムや海外のウエディングサイトを参考に、デザインを考えました。海外サイトにはオシャレな文字がたくさん掲載されていて、そこから無料ダウンロードできるものをセレクト。可愛いものがありすぎて、選ぶのが大変でした。作ることが大好きなので文化祭のような気分で制作を楽しめました(浅田香織さん@shokao116)
*作り方*(所要時間:約1日)
【用意する物】
前撮りの写真、写真をプリントできるキャンバス(F6サイズ・ネット注文)、海外サイトからダウンロードした文字
【作り方】
(1)写真加工ソフト(Photoshop)で前撮り写真を加工。全身写っている写真を切り抜いていく
※写真加工は携帯アプリなどでも可能
(2)ダウンロードした文字と(1)の写真を、デザインソフト(浅田さんはイラストレーターを使用)で配置していく
(3)写真をプリントできるキャンバス(F6サイズ)にプリントして完成
異素材ミックスでビンテージシックに!
アイアン×オーガニックコットンでオシャレな風合いに
インテリアが大好きでハンドメイドを得意とするmomiさん。式後もずっと飾っておけて、家にある材料で作れる小さなウエルカムボードを作ろうと考え始めたそう。ポイントは塗料を使って錆びた風合いに仕上げた木製の板と文字。コットンの布とドライフラワーを無造作に配置することでラスティックな雰囲気のボードに仕上げた。
当日はどう飾る?
他に大きめのウエルカムボードを作りエントランスに置く予定なので、このボードは受付にさりげなくディスプレイしようかなと考えています(momiさん@momi.barnwedding0526)
*作り方*(所要時間:約2時間)
【用意する物】
ドライフラワー、板、バターミルクペイント、消石灰、釘、ビス、木製アルファベット、アイアン製のフック・文字、コーナー金具、コットンの布
【作り方】
(1)塗料に消石灰の粉を混ぜたバターミルクペイントで、白木の板を塗装 ※消石灰を混ぜるとザラザラとした表面に仕上がる
(2)木製アルファベットに、錆びた金属感をより出すためにゴールドのアクリル絵の具で塗装。さらに上からバターミルクペイントのブラックを刷毛(はけ)で叩きつけるように塗る
(3)(2)の塗装が乾いたら接着剤と釘で(1)のボードに貼り付ける
(4)ボードの中央上にアイアン製の文字を貼り付け、アイアン製のフック、コーナー金具をビスで固定。コットンの布やドライフラワーを掛けて完成
画用紙×ホログラムでキラキラ感を演出
ナイトウエディングで、テーマを『星』にした中筋さん。夜にキラキラと星が輝くようなイメージで制作をしたそう。黒い画用紙に、ゴールドのホログラム(ラメ)を付けて、海外ウエディングのような英文字を配置。大人っぽさもあり、ファンタジーな要素も表現できるウエルカムボードが完成した。
ゲストの反応は?
会場の外に置いたので、ホログラムに太陽の日差しが反射して、キラキラして綺麗だったと大好評でした! 自分で作ったものだからボードに愛着も湧くし、当日に飾られているのを見ると感動しました(中筋三帆さん@m.wedding.n)
*作り方*(所要時間:約1日)
【用意する物】
ゴールドの額縁、四つ切りの黒画用紙、ゴールドのホログラム(ラメ)、ボールペン、透明のマニキュア、竹串
【作り方】
(1)好きな文字を選び、エクセルで文章を作る
(2)コピー用紙に出力をして、画用紙の上に置き、ボールペンで文字の上をなぞる
(3)(2)の画用紙でなぞってへこんだ部分を白いポスターカラーで色を塗っていく
(4)画用紙のホログラムを付けたい部分に透明のマニキュアをのせ、乾かないうちにホログラムをばさっと載せる。細かいホログラムは1つ1つバランスを見ながら、竹串を使って付けていき、完成
▼ウエルカムボードアイディアは他にもたくさん!
From 編集部
作るプロセスが最高の思い出に♪
先輩花嫁たちが作った、まるでプロクオリティのウエルカムボード、いかがでしたか? 全員が口を揃えて言っていたのは「作った過程が良い思い出になる」ということ。せっかくのウエディングだから、ふたりの思い出に残る、お気に入りのアイテムをハンドメイドしてみてくださいね。
構成・文/細井彩絵
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2017年7月時点のものです。
※ゼクシィinstagramアカウント(@zexyrecruit)にも素敵な写真がたくさん。ぜひフォローを。
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