熱血男性プランナーの新郎道場 「プロポーズ直後から燃えているか!?」編

「どこから手を付ければいいんだー!?」

プロポーズで彼女からの「YES」をもらって満足しちゃった新郎。準備のスタートをうまく切れないようです。

「結婚が決まったものの、やることは多いし、何から手を付けていいか分からず……。彼女に指示されないと動けないんです。自分で動けるようにするにはどうしたらいいですか？」（東京都　30代　他）

「君に“当事者意識”は足りているのか!?」

やることが沢山あるのは分かっているけど、それを整理しきれていない、というのが正直な気持ちなのかも。そんな新郎に、高橋さんから「喝」！

「『結婚式をする理由』をじっくりと考えたかい？　彼女に指示されないと動けない、その理由は、君の“当事者意識”が薄いことが原因。

結婚式は『誰のため』『何のため』なのか、シンプルなことだけど、あらためてじっくりと考えてみよう！ 決して花嫁のためだけに挙げるのではないということが見えてくるはずだ。
その上で、しっかりと役割分担と担当を決めるんだ！

例えば『衣裳や装飾は彼女に任せよう。その代わり、ゲストに対するおもてなしである料理や引出物などは、自分が中心になっていろいろと調べよう！』など、具体的な役割を明確にすることで、自ら動くことができるはずだ！　頑張れ！」（高橋さん）

「彼女の親にも喜んでもらえたんです！ 」

「両家顔合わせ」は、互いの親も緊張するもの。そこできっちりと両家をまとめた新郎から、充実感いっぱいの声が！

「プロポーズの後すぐに、互いの両家顔合わせの日程は、俺がすべて調整しました！ 彼女の親・自分の親の予定と好みを聞いて、お店選びまでばっちり。やりきりました～！」（大阪府　20代　他）

「褒められたい。その心意気こそが大事なんだ！」

出だしから両家をまとめきった、頼れる彼に、高橋さんからも「NICE！」頂戴しました～。


「素晴らしい！ 仕事で忙しい中、両家顔合わせの日程調整・会場手配をすることはかなり大変なはず。みんなを大満足させるために、いろいろな情報収集や段取りを頑張ったんだろう。そう、この『相手に満足してもらいたい！スゴイと思われたい！』という意識が大事。この意識があるからこそ、使命感に駆られ、自発的に行動できたはず。さすがです♪

きっと、君も、両家の親にも喜んでもらえた、という喜びを実感し、自信を持てたはずだ！　これを達成できた君は、次なるステージである結婚式の準備にも難なく進めるはず。この経験をもとに、料理や引出物など、喜ぶ相手の顔が見えやすい項目に関しては、自らが進んで準備できるようにしていこう！　君なら、きっと大丈夫！」（高橋さん）

Profile

高橋龍一さん アズールウエディング代表
フリーウエディングプランナー

ホテル、レストラン、ハウスウエディングなどの会場勤務を経た後、2011年にフリーランスのウエディングプランナーとして独立。独立後は、母校や初デートの美術館、思い出の公園など、自由な場所やスタイルの結婚式を数多く手掛けている。

監修／高橋龍一（アズールウエディング）　イラスト／白ふくろう舎　構成・文／小森理恵（編集部）

※掲載されている情報は2016年4月時点のものです
※記事内のコメントは2016年3月に実施したマクロミル会員103人へのアンケート回答によるものです

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