婚約・結婚指輪選びで喧嘩勃発!?彼ともめやすい4つの原因と解決策
結婚を控えている花嫁にとって婚約・結婚指輪選びは大事なイベントである一方、彼との金銭感覚や温度感の違いで喧嘩(けんか)になってしまうカップルも少なくないよう。「喧嘩してしまうのは私たちだけ?」「喧嘩した時はどう仲直りすればいい?」。そんなあなたに、先輩花嫁が語る婚約・結婚指輪選びのエピソードと喧嘩しないための回避術や解決策をご紹介します。
少ない?多い?婚約・結婚指輪選びで喧嘩するカップルは約2割
結婚準備で忙しい時期は、相手のちょっとした言葉や態度がきっかけでイライラしてしまうことも。婚約・結婚指輪選びも例外ではなく、はじめはちょっとした行き違いだったのが、思いがけず喧嘩になってしまうなんてこともあるみたい。
先輩花嫁128人にアンケートを実施したところ、指輪選びで喧嘩してしまったという人は22人と約17%のカップルがトラブルを経験しているよう。どんなことでもめたのか、喧嘩した理由や解決策について聞いてみました。
原因1:婚約・結婚指輪の金額
婚約・結婚指輪は高価な買い物であるがゆえに、金銭感覚の違いで喧嘩になることも多々。「一生身に着ける婚約・結婚指輪だから気に入ったものを買いたい」という意見と「身の丈にあったものを買いたい」という考え方の違いが喧嘩の引き金になります。
卒花さんの喧嘩エピソード
彼は、これまで高い買い物をしたことがなかったので、終始イライラしていました。このときのことは忘れないと思います。(A・Kさん)
金額に上限を決められた。言い方が威圧的で、オーバー分は自己負担と言われて嫌な気分になった。(YURIさん)
喧嘩の回避術&解決策
まずは、ふたりでじっくりと婚約・結婚指輪の予算について話し合っておくこと。金額設定を曖昧にしたままお店にいくと、感覚のすれ違いで喧嘩になることも。
もし指輪が予算オーバーしそうなときは、例えば希望ブランドの中で比較的リーズナブルなものを選ぶなど、ふたりが納得できる妥協点を見つけよう。
原因2:婚約・結婚指輪の素材やデザイン
結婚指輪はペアリングでお揃いにしたいというカップルは多いもの。でも、実際には彼と好みのテイストや好きなブランドは違うことがほとんど。婚約・結婚指輪選びはお任せなんて言っていた彼も、探し始めると意外とこだわりがあることがわかり、指輪選びがますます難航するケースも。
卒花さんの喧嘩エピソード
彼はゴールドの指輪を希望していたが、私がゴールドの見た目が好みでなく拒否してしまった。喧嘩まではいかなかったが彼の意見をつぶしてしまい後悔。彼はしゅんとなり悩んでいたが、結局シルバーにしていたので申し訳ないと思う。(miiさん)
V型の指輪にしようと話していたのに、見に行ったらウエーブの方がいいと言われた。婚約指輪を重ね着けできるデザインにしていたので喧嘩になった。(矢野愛菜さん)
彼はお揃いのデザインにしたいと言ったが、私は別の物を選んだので怒られた。(otkさん)
喧嘩の回避術&解決策
婚約指輪を一緒に選ぶのであれば、お店に行く前にあらかじめジュエリーショップのWebサイトや雑誌で、どんな指輪がいいのか彼に伝えておこう。
結婚指輪を選ぶ場合も、事前の打ち合わせをしておくとスムーズ。シンプルで飽きのこないものがいいのか、ブランドにこだわるのか、人と違うデザインがいいのかなど、結婚指輪選びの軸を作っておくと迷ったときもぶれず、もめることが少なくなります。
また、お互いにこだわりのデザインがあるのなら、あえてお揃いではなく別々のデザインを選ぶのも手。ペアリングでなくても、内側に同じ印字を入れたり、ストーンを付けたり、デザインは違うけどブランドは同じなど、どこかにお揃い要素があれば特別感は味わえるはず。
原因3:婚約・結婚指輪選びに対するふたりの温度差
一般的に、婚約・結婚指輪にこだわりや思い入れが強いのは花嫁の方。ふたりの結婚だから一緒に決めたいと思う気持ちに対して、彼の「なんでもいい」「好きなものを選んで」といった興味のない態度や人任せな姿勢に、怒りや寂しさを感じている花嫁も多いみたい。
卒花さんの喧嘩エピソード
静岡県に住んでいるのですが、結婚指輪を銀座で買いたいと言ったら「わざわざ銀座に行くの?」と言われた。(赤池希望さん)
一生に一度の物なので、ふたりでいろいろ回って話し合って決めたかったが「好きに選んでいいよ」とあまり興味なさげな態度……。私だけが舞い上がっているのかと悲しくなった。(rieさん)
彼は何でもいいよというわりに、具体的な写真を見せてみると意外とこだわりがあって、イライラしてしまった。(まなみさん)
喧嘩の回避術&解決策
一見、婚約・結婚指輪選びに興味がなさそうに見える彼ですが、やる気がないのではなく何をすればいいのかわからないのかもしれません。「一緒に選んでくれるとうれしい」「ふたりのことだから一緒に選んで決めたい」など、どんなことをしてほしいかはっきりと伝えておこう。
また、実際の店舗で指輪を選ぶときはどうしても長時間になりがち。ジュエリーショップへ下見に行くときは事前に予約をし、何店舗回るのか、何時間かかるのかを伝えておくと、彼もイライラせず参加しやすくなります。
原因4:そもそも、婚約・結婚指輪が必要かどうか
「結婚式や新婚旅行、新生活の準備にお金をかけたい」「指輪を買うのは予算的に厳しい」など婚約・結婚指輪の優先度が高くないパターン。特に、男性は普段から指輪を着ける機会がないこともあり、結婚後に指輪を着けるイメージが湧かないということもあるよう。
卒花さんの喧嘩エピソード
婚約指輪はお互いに買うか微妙でしたが、はっきりしなくてイライラ。私は、本当は欲しかったけど遠慮していたので、素直に欲しいといった方がいいです。(さぁりんごさん)
「結婚式の後、日常的に着けるかどうか分からないから、当日は借り物でいい」と言い出し「綾の分だけ買えば?」と言われた。(池本 綾さん)
喧嘩はしていないが、「形ではなくて心が大事だからいらない」と言われた。(Kazusaさん)
喧嘩の回避術&解決策
彼の態度が煮え切らない場合でも、婚約指輪や結婚指輪を希望するなら「指輪は欲しい」とはっきりと伝えておこう。実際、婚約・結婚指輪を買うかどうか迷ったカップルも最終的には購入しているケースが多く、指輪を買ってよかったと満足している人がほとんど!
また、「職業柄指輪を着ける機会がないからもったいない」と、時計やアクセサリーなど指輪以外をセレクトしているカップルも多くいます。指輪でなくても、ふたりの結婚の証しとして何かしら記念品を残しておくのがオススメ。
From 編集部
彼の意見も尊重しつつ、自分の気持ちはきちんと伝えて。
婚約指輪や結婚指輪選びは、できれば喧嘩をせず楽しく進めたいもの。とはいえ、お互いの価値観は違うものなので、彼の意見も尊重しつつきちんと自分の気持ちは伝えるようにしたいですね。事前の準備で回避できることも多いので、解決策をぜひ参考にしてみて。結婚指輪はふたりの人生に寄り添ってくれる特別なアイテム。後悔しない指輪選びをしてくださいね。
構成・文/古閑真梨子 イラスト/てぶくろ星人
※記事内のデータならびにコメントは、2020年7月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー128人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2020年9月時点のものです
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