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【名義・住所変更】“めんどくさい”ランキング!とその乗り越え方

婚姻届の提出を済ませたら、多くの花嫁にとって必要になるのが名義変更や住所変更。慣れない手続きの数々は想像するだけでも大変そう。そこで何が面倒だったか卒花さんに聞いてみました。ここではめんどくさいランキング順に、その理由と乗り越え方をご紹介。これを読めば、効率よくスムーズに変更を進められるはず!

婚姻届提出後の手続きの流れを把握

「まずは役所発行書類」の入手、手続きから進めて!

手続き

住所変更などWEB上での対応も増えてきているものの、やはり紙上での手続きがまだ主流。多数の手続きをスムーズに進めるには、手続きの手順を考えておくことが大事。

まずは戸籍謄本や住民票、マイナンバーカードなど役所が発行する書類を入手したり、内容を最新化することが先決。役所での手続きを終わらせ、運転免許証など本人確認に必要な証明書の変更を済ませれば、銀行やパスポートなど面倒な手続きがサクサク進みます。では、さっそくめんどくさい順とその乗り越え方をご紹介します。

めんどくさい1位<銀行>

営業時間は平日のみで、待ち時間も長め!

手続き

窓口が平日しか開いていない上、昼休みの時間帯は混雑していて待ち時間が長い。さらに複数の口座を持っている場合はそれだけ銀行へ行く回数も多く大変。圧倒的にめんどくさいとの回答があったのがこちらでした。名義、住所だけでなく、印鑑の変更もと手続きが必要なものが多いのもネックに。

[これで乗り越え]来店予約の利用や印鑑レス口座への切り替えなどの方法も

最近は多くの銀行が来店予約を採用しているので、このサービスを利用すれば待ち時間を短縮できる。銀行によってはオンラインで住所とともに氏名の変更ができるところもあるので、自分の銀行が該当していないか事前に確認を。

また、この機会に印鑑の届け出が不要な印鑑レス口座やネットバンクに切り替えるのも今後の面倒を防ぐ方法の一つ。数年使っていない口座もこの際解約してスリム化を。

先輩談!ここに注意&アドバイス

花嫁

住所変更はWEBでできますが、氏名変更は窓口でしかできず、平日の早い時間に口座を持っている銀行すべてを回って変更しました(ERIKOさん)

花嫁

銀行印を名字ではなく名前で作成していたら、面倒な手続きが省けたかなと思いました(りか吾郎さん)

花嫁

今、銀行は予約制となっているところも。近日の予約はなかなか取りにくいので先に予約をしておき、それに合わせて役所の予定を組むといいです(あんなさん)

銀行手続きは混みやすいタイミングを避けてスムーズ、手間軽減を

銀行の窓口には、混みやすい日や時間が。月初や月末、月曜日、年金支給日に当たる偶数月の15日など、特に混雑するタイミングはなるべく避けて出掛けよう。

[混みやすいタイミング]
・5日、10日、15日、20日、25日、30日
*銀行休業日に当たる場合はその前後
・月初と月末
・連休の前後
・昼休みの時間帯
・窓口業務が終了する15時の直前

めんどくさい2位<住民票>

手続きの順番次第でその場で受け取れない場合も!

手続き

婚姻届提出後すぐに住民票が発行されるのは、先に新居への引っ越しと転入届を出している場合のみ。新居への転入届が済んでいない場合は、婚姻届提出時に住民票が受け取れないので再度役所に足を運ぶことに。

[これで乗り越え]転入届を済ませておければOK!婚姻届と同時に提出を

何を先に済ませるか、手続きの順番次第で大変さの度合いが変わる。引っ越し済みの場合は、婚姻届と転入届を一緒に居住地の役所に提出すれば、その場で住民票が受け取れるので何度も役所に行かずに済む。ただし、住民票発行までに多少時間がかかることも。

なお、婚姻届は夜間休日でも受け付けてもらえるが、転入届は平日のみの手続きになるので、婚姻届と転入届の提出を同時に済ませたいなら平日に。

先輩談!ここに注意&アドバイス

花嫁

婚姻届提出と同時に住民票を受け取れると思っていたら、変更反映まで時間がかかると言われ役所で待たされました。受け取りまで時間がかかるので、予定にゆとりを持っておくといいと思います(絵里さん)

花嫁

婚姻届提出タイミングと提出先の関係で、「戸籍謄本」は婚姻届を提出した役所に、「住民票」は居住地の役所にと別々に取りに行く必要があったのが面倒でした。戸籍謄本は役所にいつ頃受け取れるのか事前に確認。その日付近になったら受け取り可能か電話確認もし、住民票とともに同じ日に受け取れるよう、二度手間にならないようにしました(ichi5hanさん)

めんどくさい3位<運転免許証>

居住地を管轄する警察署だと平日のみの手続きに!

手続き

警察署での手続き対応は基本平日のみ。そのため、平日が仕事の場合は休みか半休を取るなどして手続きに行くことになり面倒に。

[これで乗り越え]手続きは休日に。運転免許センターでという方法も

運転免許センターなら、日曜日も対応可能なところも。多少住まいから遠い場合もあるが、週末にこちらに出向き、手続きを済ませるのも手。手続きには住民票(新姓・新住所・本籍地記載のもの)が必要になるので用意しておこう。

また、運転免許証は銀行口座の氏名変更などの手続きの際、本人確認書類として使用できるので、最初に済ませておくことも大事に。

先輩談!ここに注意&アドバイス

花嫁

新しい住民票を入手してから運転免許証の氏名・住所変更をしておくのがおすすめ。免許証が身分証明書になるので銀行などの手続きの際、スムーズでした(さぁさん)

花嫁

引っ越したばかりで住所を正確に覚えておらず、間違えた住所が免許証の裏に記載されてしまい、後日やり直すことになって二度手間でした(Ayaさん)

めんどくさい4位<パスポート>

申請と受け取り、二度足を運ぶ必要が!

手続き

新しいパスポートは手続きした日にはもらえないので、再度パスポートセンターに受け取りに行く手間が。また、戸籍謄本に新住所が反映されるまでに日数がかかることもあり、他の手続きと一緒に行えないのもめんどくささの一因になっているよう。

[これで乗り越え]申請は代理人に依頼。受け取りのみだけ行う方法も

パスポートの受け取りは本人が行かなくてはならないが、申請は代理人の対応も可能なので親族などに頼むのも手。また、直近でパスポートを使う必要がなければ慌てず、必要書類がすべて整ってから申請しても。

先輩談!ここに注意&アドバイス

花嫁

パスポートの記載変更の際、戸籍謄本が必要でしたが、新住所などが戸籍に反映されるまで2~3週間かかるので、銀行口座や運転免許証と同じ時期にまとめて変更できませんでした。どの手続きも、変更方法をあらかじめ調べておくのが大事だと思います!(もりさん)

花嫁

パスポートの氏名変更を婚姻届受理証明書で受け付けてもらえるのは、旅程が差し迫っている人だけらしく……。危うくもう一度行かなければならないところでした。急ぎの場合は、戸籍謄本ではなく婚姻届受理証明書で先に手続きを進めておけるので、活用もできると思います(ぷーさん)

めんどくさい5位<健康保険、公的年金など>

手続きが複数あり、内容更新後の現物到着までの長さがネックに!

手続き

結婚後の働き方によって手続きが異なる上、健康保険の場合は手元に新しい保険証が届くまで時間がかかるのがめんどくさいの理由に。

[これで乗り越え]自分にはどこでどんな手続きが必要か早めに確認

健康保険や公的年金は会社員かどうか、夫の扶養家族であるか、自営業かによって手続き方法が異なるので下記をチェックして。早めに結婚後の働き方をどうするかを決めておければ、スムーズに動くことができる。

ちなみに申請中に健康保険証が必要になった場合は、病院に相談すればほとんどの場合対応してくれるのでご安心を。

●同じ職場で働き続ける場合
=健康保険の改姓&住所変更の手続きは、多くは勤務先が行ってくれる

●今の職場を退職し、会社員の夫の扶養家族になる場合
=夫の会社を通じて手続きをしてもらう

●今の職場を退職し、自営業の夫の扶養家族になる場合
=自分で役所に行き、手続きをする

会社員が勤務先で加入する社会保険は、保険料の一部を会社が負担し、扶養する家族も健康保険に加入できるシステムになっているため手続きも勤務先が行ってくれる。

自営業やフリーランスの場合は、国民健康保険(国保)や国民年金に加入することになり、手続きは新住所地の役所で自分で行うことになる。転入届提出の際に国保の手続きを一緒に済ませるとスムーズ。

先輩談!ここに注意&アドバイス

花嫁

夫の扶養に入ったのですが手続きに数週間かかりました。その間保険証なしで心細い毎日でした。どれも幸せな変更ですが、疲れから彼とギスギスするのはもったいないので、お休みを多めに取りつつ進めるのがいいと思います!(moeさん)

花嫁

まず夫の扶養に入り、その後失業手当受給期間中は扶養から外れ、国保に加入するなど何度か役所に出向くことに……。国民健康保険と年金の加入は同じタイミングで済ませておく。自治体によっては手続きの際に声を掛けてくださり、流れで両方加入できることも。自分でもしっかり覚えておくことが大事だと思います(chikaさん)

めんどくさい6位<勤務先>

対応書類が多かったり、申請のタイミングの注意も必要に!

手続き

提出する書類が多く、記入の手間がかかるほか、年度末や年末年始の場合、対応に時間がかかることも。

[これで乗り越え]事前に何が必要か確認しておき、タイミングも調整

改姓届提出、給与振込先の指定口座の変更が基本となるが、必要な手続きは勤務先によって異なるので早めに該当部署に確認を。

繁忙期や年末年始、年度末、連休前後など対応に時間がかかりそうな時期はなるべく避けられたら安心。また、仕事上での通名は旧姓なのか新姓なのかをはっきりさせ、周囲を混乱させないような配慮も大切。

先輩談!ここに注意&アドバイス

花嫁

手続き漏れがないように、直近で結婚した人に手続きの流れを事前に確認しました(あんりささん)

めんどくさい7位~<クレジットカードほか各種手続きなど>

対応必要数が多く、それぞれ手続きが異なるので手間も時間もかかる!

手続き

最後にはクレジットカードをはじめ、携帯電話や保険関連、各種会員登録などのさまざまな登録情報が。それぞれの人で必要なものが違ってくるし、数が多い上、変更の必要・不必要、手続き手順などの確認の手間もかかる。光熱費や携帯電話代などをカード払いにしている場合、支払い先の変更手続きも発生し面倒に。

[これで乗り越え]リスト化をして整理。必要かどうかの見直しをするのも手

時間のあるときに、保険関連や会員証などクレジットカード以外の登録情報もまとめてリスト化して整理しておくと便利。

なお、複数のクレジットカードや会員カードを保有している場合は、この機会に本当に必要なものだけ残して解約すれば年会費などの節約にも繋がるし、今後の整理にも役立ついいきっかけにも。

先輩談!ここに注意&アドバイス

花嫁

不要な口座やクレジットカードは、これを機に名義変更せずに閉じてしまうことをおすすめします。必要な口座やカードの見直しに繋がります(レイチェルさん)

有資格の職業の場合、免許書き換えの手続きは早めに!

薬剤師や看護師、保育士など国家資格免許の必要な職業に就いている場合、「戸籍謄本(抄本)」を手に入れた後、改姓手続きや本籍地変更手続きなども必要になるのでお忘れなく。

「薬剤師免許を持っているのですが、改姓手続きも変更後の免許の受け取りも平日に役所(または保健所*1)に行くことになるので大変でした。改姓が完了するまで3カ月以上も」(やにゃさん)

「仕事に必要な国家資格の本籍地変更に戸籍謄本が必要だったのですが、発行に2週間ほどかかってしまったため慌てました」(a.b.さん)

「意外と時間がかかった!」「必要書類が準備できず焦った!」といった声も聞かれたので、手続きの流れや必要書類など、婚姻届の提出前にあらかじめ届け出先や職場などに確認しておこう。

*1:編集部注。地域によって届出先は異なります

From 編集部

変更手続き、順序よく、効率よく進めて!彼と一緒にというアイデアも!

先輩花嫁の中には、「結婚に伴うことなので、ひとりで抱え込まず彼にも協力してもらっては?」という声や、実際に彼も同行したというカップルも。たとえば彼と一緒にデート気分で行けば、待ち時間のストレスも解消!面倒に思える手続きもふたりで行えば、ハッピーオーラ満開でサクサク進んじゃうかも。めんどくさいけれど幸せな名義、住所変更の手続き。順序よく、効率よく、楽しく進めてみてくださいね!

取材・文/富山閣子 イラスト/てぶくろ星人 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータおよびコメントは2021年6月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー101人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2021年8月時点のものです

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