ブライダルインナー、着けなきゃダメ？花嫁下着の種類や選び方を解説！
結婚式に必要なアイテムは数あれど、ドレス選びを始めてから“ブライダルインナー（花嫁下着）”の存在を知った人は少なくないはず！「ウエディングドレスを着るときは着けた方がいいって聞くけど、どんなもの？」「どうやって選べばいい？」「高価なようだけど、他の下着で代用はできないの？」……、ここではそんな、ブライダルインナーに関する基礎知識から素朴な疑問までまるっと解消！専門家に聞いた正しい選び方も必見です。
ブライダルインナーって
着けなくちゃいけないの？
Q．ブライダルインナーを着用した？
卒花さんたちへのアンケートによると、着用した人は実に９割超！着けないという選択肢は、もはや「ない」ほどの結果に。
普通の下着と何が違うの？
ブライダルインナーとは、ウエディングドレスをより美しく着こなせるように体のラインを補正したり、ドレスのずれを防いだりする花嫁専用の下着のこと。また、ドレスは胸元や背中が開いていることも多いので、はみ出ないようにデザインされているなど、きれいなシルエットを叶えるための機能が充実した欠かせないアイテムなのです！
どうやって手配すればいい？
価格はどれくらい？
Q．ブライダルインナー、どう手配した？
新品を購入した人が最も多く約６割。せっかくの結婚式だからと、新しいものを買う人が多いよう。また新品の価格は、アンケートによると、ビスチェなどのトップスが２万円前後、ガードルなどのボトムスが7000円前後といった声が。
【新品を購入】
会場内のドレスサロンで採寸をし、背中の開いたビスチェとガードルを購入。上下で３万円ほどでした。前撮りと式当日に着て、その後はお譲りに出しました。（ねこさん）
【中古を購入】
フリマアプリで卒花さんから、着用１回のビスチェとフレアパンツを購入。セットで１万円でした。（犬先生さん）
【レンタル】
ビスチェはドレスショップでレンタルし０円、ガードルは姉に借りました。（omiさん）
ブライダルインナーには
どんな種類があるの？
●ブラジャー（相場１万～２万円程度）
一般的なブラに比べるとアンダー部分がやや広めになっていることが多くロングブラとも呼ばれる。「バスト位置をより高く」「盛りたい！」など、バストに特化してしっかり補正できる上、式後も使いやすい。
●ウエストニッパー（相場8000～１万2000円程度）
ウエストの引き締めに特化した下着で、ロングブラの上に重ねて着用。バストとウエストを別々に補正できるので、どんなサイズでもジャストフィットしやすい。
●ビスチェ（相場１万5000～２万円程度）
バストからウエストまでを一枚ですっきり補正。締め付け感が少なく着心地が良いため、動きのあるシーンでもドレスが安定しやすいのが魅力。
●ガードル／姿勢補正ボトム（相場１万～１万5000円程度）
ぽっこり下腹や太ももを引き締めてヒップアップ。また、ドレスの重みからの腰の負担を軽減し、姿勢を安定させる役割も。
●フレアパンツ（相場3500～5000円程度）
静電気を抑え、足さばきを良くする他、汗取りや着替え時のエチケットとして着用。タップパンツやドロワーズと呼ばれるものも役割は同じ。
組み合わせて着用すると効果UP！
ブラジャーとウエストニッパーが別々になっている「セパレートタイプ」は、バストをより高くウエストをよりきゅっと見せたい人におすすめ。さらにガードルを加えたり、ビスチェにガードルを合わせれば、下腹部もすっきり！立つ・歩くなどの動作も一段と安定します。
自分に合うものって
どうやって選べばいい？
■POINT１
自分の体型に合わせて選ぶ
ブライダルインナーは“ドレス映えするボディ”に近づけるための下着。しっかりとした補正力で体型を立体的に見せながら、正しい位置にお肉を移動させるなどして気になるお悩みも解消。なりたいスタイルへと導いてくれる役割が。それだけに、サイズが合っていないとはみ肉やずり落ちの原因にもなるので、試着して自分の体型に合ったサイズを選ぶのが何より大事！
■POINT２
ドレスの形や素材に合わせる
ブライダルインナーは、ドレスからはみ出ないことが大前提。背中や胸元が深く開いたドレスならバックレスやショートタイプのビスチェにするなど、ドレスのデザインに合わせて選ぶことも大切です。また、ドレスのラインや素材によっては下着が響く可能性があるので、ドレスがスレンダーや薄手素材なら装飾のないプレーンなタイプがおすすめ。さらに、スカートにボリュームがあったりトレーンが長いと重さが出るので、よりしっかり体を支えられるセパレートタイプが◎。
例えばこんなドレスなら
ビスチェでバストからウエストのラインを整え、ボトムは足さばきがよくなるフレアパンツに。胸やお腹周りをもっと体に合わせたい、ロングトレーンの重みをしっかり支えたい人は、ブラ＋ニッパーの組み合わせもGood。
背中が開いているドレスの場合は、フックが狭いショートビスチェがおすすめ。ドレスに響かない装飾レスのガードルを組み合わせれば、下腹から太ももにかけてのラインもすっきり！
知っておきたい
ブライダルインナーの気になるQ＆A
Q.式後はどうすればいい？１回しか使えないの？
A.
友人の結婚式など、お呼ばれドレスの下に着るとぐっとスタイルや姿勢が変わるもの！また、ビスチェなどのトップスはストラップレスの服を着るとき、ガードルはタイトな服を着るときにも役立つなど、普段でも活用の場はたくさんあります。ベージュやモカ色を選んでおけば、汚れも目立ちにくく、透けにくいので長く愛用できるはず。
Q.結婚式までにダイエットするつもりだけど、いつまでに用意すればいい？
A.
ブライダルインナーは、ドレスが決まってからデザインに合ったものを選ぶのが一般的。でも５kgくらい絞るとサイズに影響があるので、目標体重の３～２kg前後まで近づいたときに選ぶのがおすすめ。
Q.フリマサイトやお譲りなど、中古は避けた方がいい？
A.
たとえマイサイズであっても、着用や洗濯でカップがずれていたり、ボーンが曲がっているなど、機能が万全でないときれいにボディメイクできないことも。肌に直接着けるものは衛生面やにおいも気になるし、トラブルを回避するためにも、真新しい花嫁下着でお気に入りのドレスを気持ちよく着こなしましょう。
卒花さんに聞きました！
どんなブライダルインナーを着けた？
プロによるフィッティングで 高い補正効果を実感！
「ドレスは背中開きのAライン。下着がはみ出ないか心配だったため、ドレスをレンタルしたショップでビスチェとガードルを購入しました。プロにフィッティングをしてもらったのでサイズ感もデザインも補正効果にも満足。自分の体がきれいに見えました。」（ねねさん）
ガードルのおかげで ヒップラインが美しく！
「柔らかい生地のソフトマーメイドはお尻の形が出てしまうので、プレーンなガードルを履きました。ヒップラインを気にせず過ごせたし、写真で見てもラインがきれいに出てました。」（ユイコさん）
スタイルアップはもちろん 長時間、美姿勢をキープ！
「お色直しのカラードレスでは、背中が開いていたのでヌーブラとガードル、体型補正用のクッションのようなものをお尻の上に装着しました。オフショルダーの白ドレスでは高い補正力を求めてロングブラ、ウエストニッパー、ガードルを着用しました。白ドレスでは胸が盛れてよかったし、全身が引き締められて姿勢もよくなりました。」（マヤさん）
From 編集部
最適な花嫁専用下着を選んで最高のドレス姿に♪
ドレス姿のベースづくりがいとも簡単にできちゃうブライダルインナーは、あなたのきれいを最大限に引き出すための最強アイテム！自分の体やドレスのデザインに合うぴったりのインナーを見つけて、最高きれいな花嫁を目指しましょう。
bloom LUXE （ブルームリュクス）
今回監修してくれたのは、ブライダルインナー専門店のブルームリュクス。ドレスラインに女性のボディラインが合うよう、補正美・機能美にこだわり設計されたウエディングドレス専用下着で、ウエディングドレスをまとった花嫁様が誰よりも最高に輝く、ボディラインを提案しています。
URL：https://www.bridal-bloom.jp/
取材・文／大平美和 D／mashroom design イラスト／IKULA 構成／山崎裕香子（編集部）
※記事内のデータならびにコメントは2023年9月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー77人が回答したアンケート、および既婚女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年10月時点のものです
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