ありきたりにならない！ゲストの印象に残る「挙式アイデア集」

新婦が入場する前にチャペルビデオを上映

新婦入場の前に、バージンロードが持つ意味を説明するメッセージと共に、新婦が幼かった頃の写真を上映。バージンロードは「新婦が生まれてから今まで歩んできた道」。そんな道を父親と一歩ずつ歩く前に、参列しているゲスト全員にもバージンロードの意味と新婦のこれまでの人生を知ってもらいたいという思いを込めて入場前のチャペルビデオを制作した。

式の流れは、チャペルビデオー終了後に扉が開き、新婦が登場、父と母に迎えに来てもらい、母にベールダウンしてもらったあと、父とバージンロードを歩くという流れで実施。

やってみてどうだった？

チャペルビデオを流して本当によかったと思っています。私はチャペル外にいたので中の様子を見ることはできませんでしたが、音楽が聞こえるだけでいろいろな気持ちが溢れて涙が出てきました。ゲストからは「挙式の初めからムービーなんて感動で涙が出た」、「心の準備ができてないのに反則！」という感想をいただき、ゲストにとっても印象に残る演出となったと思います。（徳和目千尋さん）

ブライズメイドによるベールダウンを受け、そのまま一緒に入場

国内挙式の半年前に親族のみでハワイ挙式を挙げており、その際に父とバージンロードを歩き、母にベールダウンをしてもらったことから、国内挙式ではゲスト参加型の人前式を計画。そこで、新婦入場の際、ブライズメイドの1人をサプライズ指名してベールダウンを実施。またその後は父親ではなく、ブライズメイドたちにエスコートしてもらいながら入場した。

やってみてどうだった？

海外と国内で2度挙式をすることがゲストの皆さんにマイナスな印象になることを心配していましたが、海外は教会式、国内の挙式はゲスト参加型の人前式にした事で、たくさんの方々に楽しんでいただけたように思います。ブライズメイドを巻き込んでの演出は、女性ゲストはもちろんのこと、男性ゲストや年配のゲストの方々にも好評だったようで、本当にやってよかったと思いました。（Yumi.sさん）

フクロウがふたりの指輪を運ぶ、アウルセレモニー

指輪交換のシーンが訪れると、フクロウが飛び立って指輪を運んでくれる「アウルセレモニー」という演出を、参列ゲストはもちろん、新郎にも完全サプライズで実施。結婚式場見学時、アウルセレモニーを見て感動していた新郎の希望も叶える演出となった。

やってみてどうだった？

アウルセレモニーに元々興味を持っていた彼でしたが、費用が高かったので諦めていました。しかし一度きりの挙式、彼の希望も叶えたいという思いでプランナーさんに相談して実行。彼は大変驚くと同時に、とても喜んでくれました。ゲストにも完全サプライズで実行したので、フクロウが飛んできた瞬間に歓声が。初めて見たという方が多く、印象深いセレモニーだったと好評でした。（shiho.lifeさん）

誓いのキスの後に、ハグ！

ゲストの前で誓いのキスを長く行うことを少し恥ずかしいと思ったため、キスは短めにし、その後に互いを抱き合うハグを実施。キスよりも、よりふたりらしい形で夫婦になった喜びをかみ締めることができた瞬間に。

やってみてどうだった？

キスの時間が短く済み、彼と顔を合わせてハグをしたことで、精神的にも落ち着くことができました。また多くのゲストが「挙式でハグをするところは初めて見たのでほほ笑ましかった」と言ってくれました。（森川未有さん）

友人ゲストと共に絆のお酒を交わす

一般的には親族のみで行うことが多い神前式だけれども、参列してくれた友人も一緒に絆のお酒を交わした。挙式会場が広かったので、友人を30人以上招待することができ、みんなで誓いの杯を干すことができた。

やってみてどうだった？

友人も一緒に、全員でお酒を飲んだことで、私たちはみんなに支えられて結婚に至ったんだなぁという思いが深まりました。参列してもらった友人ゲストたちからは「普段見たことのない神前式に参加できて貴重な体験ができた」と言ってもらえました。（ベルさん）

親子で喜びを分かち合う、ファミリーブレッシング

挙式も終盤に差し掛かった頃、新郎新婦が両家の親の元へ行き、握手をして一言交わしながら喜びを分かち合う「ファミリーブレッシング（祝福）」を実施。今まで育ててくれた親への感謝の気持ち、新しい家族ができた喜びを祝う気持ちなどが込められた演出。

やってみてどうだった？

握手を交わした瞬間、互いの親はとても嬉しそうにしていて、いい笑顔を見られたので実施してよかったなと思いました。また、握手を交わしている様子を見ていたゲストからは「それぞれの親との仲の良さが伝わって良かった」という感想をいただきました。（miniさん）

まるでお花畑を歩いているようなジャイアントペーパーフラワー

新郎新婦が退場する際、チャペルの前でフラワーシャワーをしてもらいつつ、ゲストの片手にはジャイアントペーパーフラワーを手にしてもらい、それらのフラワーで花道を作ってもらった。大きなフラワーはインパクトも写真映えも抜群！　退場する道の両脇をジャイアントフラワーで囲んでもらうことで、まるでお花畑を歩いているような感覚に。

やってみてどうだった？

退場時の道がとっても可愛い雰囲気に包まれ、準備したジャイアントフラワーで囲まれた道を歩くだけで幸せを感じ、とっても楽しい思い出に。写真映えも良く、挙式中のお気に入りシーンの一つでもあります。また見慣れない演出だったためか、ゲストもその雰囲気をとても楽しんでいるようでした。（大田菜乃美さん）

華やかさ抜群！　コンフェッティシャワー

挙式が終わった後の再登場のシーンで、新郎新婦登場と同時にコンフェッティシャワーを実施。結婚式場の白い階段と白いウエディングドレスにゴールドとシルバーのコンフェッティがよく映えて、華やかなワンシーンに。

やってみてどうだった？

多くのゲストから、フラワーシャワーよりもキレイだったと言っていただきました。またコンフェッティは両家親に担当をお願いしたので、うまくはいかない部分もありましたが、個人的には楽しそうにしていた母の顔が見られて、大役を頼んでよかったなと思いました。（友里さん）

カラフルな風船を全員で一斉に投げる！　ドロップアンドフライ

新郎新婦が色合いを選んだカラフルな風船を参列者全員で一緒に水辺に投げ、それが空に舞い上がっていく「ドロップアンドフライ」という演出。挙式後のフラワーシャワーの代わりに実施。結婚式場に備え付けのベルをふたりで鳴らし、その後ゲストも一緒に風船を飛ばした。

やってみてどうだった？

この演出は彼の希望で取り入れました。当日の天気が心配でしたが、最終的には「やってよかった」と何度も夫婦で言い合っています。またゲストにとっても印象に残ったようで、挙式後、いろいろな人のLINEプロフィールのアイコン写真になっていたほどです。年配の方々も、とても喜んでくださいました。（クロネコJOYさん）

ブーケの代わりに、シャトルをトス！

ブーケトスの代わりに、バドミントンのシャトルの中に造花を入れ「シャトルブーケ」をラケットで打ち放った。参列ゲストに既婚者が多かったため、女性ゲストは全員参加にし、キャッチしてくれたゲストには、指輪型のバスジェルをプレゼント。ちなみに、新郎は男性ゲスト全員参加のサッカーボールトスを実施。

やってみてどうだった？

ゲスト全員参加型にしたので、とても盛り上がりました！　友人からは「バドミントンしている姿懐かしい！」、会社関係の方からは「スポーツしている姿新鮮！」という声をいただきました。社会人になって、なかなかスポーツする機会ってないですもんね。友人に既婚者が多くなってきたという花嫁さんにお勧めです。（yucaさん）

構成・文／島袋芙貴乃　
※掲載されている情報は2017年11月時点のものです
※記事内のデータ・コメントは2017年9月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー70人が回答したアンケート、インスタグラムに投稿された内容によるものです

• 式直前１カ月前
• 挙式演出