幹事と、会場と…。【二次会のお金】ありがち４大トラブル！

「幹事で飲食できないのに、会費9000円なんて！」

幹事には感謝の気持ちを表したいもの。多くの人が、幹事の会費は０円または安くしたり、会費は頂いてもお礼を渡したり、後日食事をごちそうしたりしているよう。以下のエピソードのように、一般のゲストと同じ扱いでは、不満を抱かれるケースが多いので、しっかりと配慮を。

【幹事として参加】幹事だったので食事は取れず、飲物も１杯しか飲めず、なのに会費9000円は支払うことに。新幹線で１時間半の遠方から来たのにお車代ももらえず、二次会終了時には最終の新幹線にも間に合わず、 深夜バスで帰宅。 祝ってあげたい気持ちが半減した。（みーさん）

「会費がなんと1万5000円！ ビンゴの特賞が豪華すぎ？」

会費は多くの人が「高い」と感じているよう。料理・ドリンク、ゲームなどの景品、演出、ギフトなど、さまざまな経費がかかるけれど、よりゲストに還元できるようバランスを考えて会費と支出の設定を。

また、多めに会費を集めているわけではなくても、例えば披露宴から参加する人などは、ご祝儀も含めたトータルの出費が多いことが不満につながることも。披露宴から参加する人には二次会の割引チケットを発行するなど工夫してみては。

【ゲストとして参加】会費が1万5000円もしたことがあった。料理は少ないのに。特に手土産もないのに。ビンゴゲームに豪華な特賞があったので、おそらくそれが高額だったのかな？とみんなでヒソヒソ。（あねちゃんさん）

【花嫁として主催】思ったよりショボい食事メニューで参加者に申し訳なくなってしまった。ケーキを出してくれるとのことでお願いしたけど、どう見てもバースデーケーキみたいでがっかり。しかもそれよりはるかに高額の請求でびっくり。（Aさん）

「会場に人数変更の連絡。1週間前でも料理代そのまま？」

会場に支払う料金の設定は、会場ごとにさまざまなルールがあるもの。まだ間に合うと思っていたのに人数の変更ができなかった、などというエピソードはよくあるので、会場を決める際に、規定の確認はしっかりと。

【花嫁として主催】二次会の当日までまだ１週間以上もあるのに、欠席者の分の料理がキャンセルできなかった。 料金もそのまま請求された。（セナさん）

「出席予定のゲストが、こんなに気軽にドタキャン？」

二次会は、結婚式よりも「欠席します」のハードルが低いと感じている人が多いよう。出欠の確認を幹事任せにせず、出席の返事をくれた人には、新郎新婦からも「ありがとう。楽しみにしているね！」などのフォローを入れて。気分的なドタキャンを防げるかも！

また、ドタキャンが多いと会場への支払いが会費でまかなえなくなることも。会場への支払いは幹事任せにせず、基本的には新郎新婦が責任を持って支払おう。

【花嫁として主催】参加の返事をもらってた友人が何人か急きょ不参加に。自己負担が余計に増えた。（Mさん）

【幹事として参加】ゲストのドタキャンが思った以上に多く、会場への支払いを立て替えることに。その後なかなか新郎新婦に会えず、しばらくそのままに。（Nさん）

構成・取材・文／前川ミチコ　イラスト／てぶくろ星人
※掲載されている情報は2017年12月時点のものです
※記事内のコメントは2017年10月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー87人、2017年11月にマクロミルが男女155人に対して実施したアンケートによるものです

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