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先輩花嫁が力説!「花嫁の手紙は1週間前に完成させよ」

披露宴で父母への感謝を込めて読む「花嫁の手紙」。家族はもちろん、楽しみにしているゲストも多く、皆さんもこの機会にしっかり感謝の気持ちを伝えたいですよね。では、理想の準備の進め方を知ってますか? 先輩花嫁の調査によると、書き上げるベストタイミングは1週間前! なぜ、そのタイミングがいいのか、先輩花嫁が明かした理由をチェックして、準備に備えましょう。

手紙を書くタイミングについて、先輩に聞きました!

手紙の完成は当日、前日率が高め!

イラストグラフ1(実際のタイミング)

実際に書いたタイミングで注目したいのは、式直前となる「前日」「当日」に書いた人が4割以上いたこと。そして、その先輩の多くが「もっと早く書けばよかった」と後悔の声を上げていました。ちなみに「書き始めたタイミング」というのは、「書きたい内容をメモ書きした」というのも含めたもので、完成までに何度も書き直したり、推敲(すいこう)したり、清書したりするため、ある程度の期間が必要のようです。

1週間前に完成するのが理想!

イラストグラフ2(ベストタイミング)

先輩花嫁が自らの体験を踏まえ、ベストタイミングとして答えたのが、書き始めは「約1カ月前」が最も多く50%、そして完成は「約1週間前」が最も多く42.6%と、他を大きく引き離す結果に。次から、その理由を詳しく見ていきましょう。

なぜ書き始め1カ月前、完成1週間前がベストなの?

「直前だと書く時間を確保できない場合もあるんです」

時間ない

先輩が力説!

fukutaiさん

だいたいのイメージはあったとはいえ、文字起こししたのは前日の夜。手紙以外の準備が直前までかかってしまったことが原因。反省点はもっと時間をかけて清書したきれいなものを贈りたかったです。いつも何事もギリギリで母をハラハラさせた私らしくて、逆によかったかもしれませんが……。(fukutaiさん)

遠藤優里さん

前日に仕上げようと思っていたら、その日なって義両親と式の進行のことでもめてしまい、手紙どころではなくなってしまった。(ゆうさん)

(AnRiさん)

書き出しが前日と、とにかく遅かったんです。近づけば近づくほど、花嫁は忙しくなります(笑)。できるだけ式当日に近くなったときの気持ちで書きたいと思っていましたが、結局前日はほとんど寝ず、完成したのはヘアメイク中。おかげで、三次会でご飯を食べたとたんに寝てしまいました。(AnRiさん)

式の直前に起こる突発的な出来事に備えて

先輩が1週間前に完成せよ!と力説する最大の理由が、「想定外の出来事が起きたり、準備に思ったより時間がかかってしまったから」、「直前の1週間は一番忙しいので、ここまでには終わらせないと前日夜遅くまでやらなければいけなくなってしまう」など。式1週間前くらいには手紙を含めた結婚式準備をできるだけ終えて、ハプニングにも対処できるように時間を確保しておきたいですね。

「書きながら涙。目が腫れるから前日はNGです!」

泣いてしまうから

先輩が力説!

(みきさん)

手紙の完成までに号泣しながら深夜2時までかかった。次の日は目が腫れてすごかった。きっと書きながら泣くと思うので、早めに準備するのがオススメ。前日に書くのは絶対避けた方がよいです。(みきさん)

(岡山美和さん)

準備でバタバタしながら、1週間前から書き始めたものの、前日妹に聞いてもらったらダメ出しをされ書き直すはめに……(笑)。結果前日夜にやっと完成。しかも書き始めるといろんなことが思い出され涙が止まらず、次の日目が腫れないか心配でした。(岡山美和さん)

書くとき、練習するとき、泣くタイミングを想定

これまでの家族との軌跡を思い出して、泣くつもりがなくても手紙を書きながらぽろぽろ涙が出るという先輩花嫁多数! 泣きそうな人は前日は避けるべきと、先輩花嫁も力説しています。また、手紙を読む練習をする際も同じく涙してしまうようですので、練習する時間を前日より前に確保するとなると、やはり、1週間前には完成させておきたいですね。

「準備不足で思いを伝えきれず、心残りする可能性も!」

不十分

先輩が力説!

(H.Iさん)

結婚式の準備でバタバタしていたし、できるだけ当日の気持ちに近い状態で書きたいと思ったので、2日前まで全く考えていませんでした。書き上げることはできましたが、ああ言えばよかった、これも言いたかったと後から思うこともあるので、実際に手紙に書くか書かないかは別にして、早めに考え始めることが大切だと思いました。(H.Iさん)

(小原 恵さん)

最初、適当に書き過ぎて、これじゃまずいと前日に焦って書き直した。ちゃんと考えて書くべきでした……。便箋が足りなくなるなどのトラブルもあり、かなり焦りました。(小原 恵さん)

構想だけでなく、清書の時間も忘れず確保

先輩花嫁によると書き始めのベストタイミングは約1カ月前ですが、中でも、内容を考えるのにある程度時間が必要となります。この約1カ月前は、結婚式の内容も具体的になり、映像やアイテム作りで思い出に触れる時間も増えるので、そのとき感じたことをメモしておくとよさそうです。また、「内容を考える⇒下書き⇒推敲⇒修正・追記⇒読む練習⇒便箋に清書」までが手紙を書く行程。手紙は渡すものなので、誤字脱字なく清書する時間を確保し、便箋の準備もお忘れなく!

「逆に早過ぎると、気持ちを載せきれずさっぱりし過ぎてしまう」

気持ちが載せきれない

先輩が力説

(ようこさん)

割と前から構想を練っていたので、書きたいことがまとめやすかった。でも、そのせいで内容を推敲し過ぎ、何度か読む練習もしてしまったため、当日も台本の朗読のような感じに。花嫁本人が泣けなかったので、感動のボロ泣きシーンを期待していた列席者一同に申し訳ない気持ちがあります(笑)。(ようこさん)

(emiさん)

普段涙もろいため、当日しっかり話せるよう、何度も読む練習。そして何度も泣きました。逆に当日はあまりにスラスラ読めてしまい、泣くことはできませんでした。(emiさん)

書くのと練習するのに、時間をかけ過ぎない

直前だとNG!という声の一方で「そのときの感情を大切にしたい」という思いや、「推敲と練習に時間をかけると、内容に慣れてしまって当日あまり気持ちがこもらなかった」という声も。そういう考えがある場合は、頭の中で考えたり、メモしたりする時間は早めでも、実際に紙に書き出すのは式の2週間前くらいを目安にしてはいかがでしょう。また、練習は、書き終えたタイミングと、式2日前までにもう一度くらいがよさそうです。

From 編集部

しっかり気持ちを伝えるためベストタイミングに書こう

先輩花嫁の後悔の声を伝えてきましたが、満足している皆さんのコメントによると、早めに構想を始め、移動中などの隙間時間に、ふと思いついたフレーズやエピソードを、スマホやパソコン、手帳などにちょっとずつメモして忘れないようにしておくというのが成功のポイント。1カ月前には考え始め、伝えたいことをストックし、書くときは短期間で集中して。そして1週間前には完成させておくのが理想のスケジュール。皆さんもベストタイミングを逃さず、後悔のない手紙で家族へしっかり気持ちを伝えましょう。

構成・文/小松七恵 イラスト/利光春華
※掲載されている情報は2017年3月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2017年1月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー107人が回答したアンケートによるものです

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