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プロが提案「二次会メイク」は遊び心をプラス!

二次会でメイクをどんなふうにアレンジするかって考えてる? 二次会ではメイクに遊び心をプラスするのが、おしゃれ上級者のなせる業なのです! 今回は、ゼクシィをはじめ多数の女性誌でヘアメイクを担当する「RITZ」の高橋真以子さんに、二次会でこそ楽しめるメイクを紹介してもらいました。プロのメイクさんに頼む人も、自分で直す人も、参考にしてみて!

二次会メイクって、披露宴メイクとどこが違うの?

勤務先の上司や親戚も出席する挙式や披露宴でのメイクは、花嫁らしい上品さが大切。広い会場や照明、華やかなドレスに負けない存在感を意識して、目元や口元などしっかりラインを引くのが主流。
逆に友人メインの二次会は、自分らしさを表現したメイクが楽しめる場。鮮やかな口紅やボリュームのある付けまつげなど、多少インパクトのあるメイクでもOK! ゲストと距離が近いから、メイクの違いにも気付いてもらえる。

「目元にカラーラインを入れたり、グリッターを使ったりと、流行を取り入れることでおしゃれ度がグッとアップします。披露宴ではちょっとできないメイクをぜひ二次会で楽しんでほしいですね。」(高橋さん)

そこで、お勧めの二次会メイクを4パターン紹介! なりたいイメージやイラスト内の【ココが二次会POINT★】を参考に、二次会でのメイクを考えてみて。

「カワイイ」と女友達に絶賛されたいなら<スイート&フェアリー>

青みピンクとカラーラインで甘さを加減するのがコツ

スイート
スイートメイク

一口にカワイイといっても、披露宴と二次会ではメイクに違いを出すのが、今っぽ花嫁の高度なスキル。そこで二次会にお勧めしたいのが、ほわほわっとしたかわいらしさを演出できる<スイート&フェアリー>メイク。このメイクのポイントは【目元】のカラーラインと、【口元】の青みピンク。

【目元】は、エメラルドグリーンのカラーラインを入れて、カジュアルな雰囲気に(イラスト2枚目参照)。眉は短めに、明るいブラウンの眉マスカラで自然な感じに描く。

【口元】は、青みがかったピンクを唇の中心だけにのせて、指先でぼかして。最後に透明のグロスをON。

【肌】は、大きめのフェイスブラシでフェイスパウダーを全体に付けて、ふんわりした印象に。青みがかったピンクのチークを、頬骨に沿って楕円(だえん)状にポンポンとのせて。

「青みピンクの口紅は、しっかり輪郭を取ってリップブラシで描くと、一昔前のケバい印象に。口紅をふんわり付けることで、目元のエメラルドグリーンとバランスが取れます。」(高橋さん)

自然体の自分を見てもらいたいなら<ヘルシー&ナチュラル>

薄くなり過ぎないよう色のトーンに気を付けて

ヘルシー
ヘルシーメイク

披露宴でしっかりメイクをした分、二次会はリラックスして過ごしたいという人には<ヘルシー&ナチュラル>がお勧め。ナチュラルメイクに見えながらも、必要な部分にはちゃんと色をのせることで、花嫁らしさをバランスよくキープできる。このメイクのポイントは、【目元】のオレンジシャドー。

【目元】は、アイラインやマスカラなど全てブラウンで統一。目の外側にCの字を描くようにオレンジのシャドーを(イラスト2枚目参照)。眉もブラウンのパウダーアイブローで短めに仕上げて。

【口元】は、オレンジ系でマットタイプの口紅を使う。塗った後は指先で輪郭をぼかして。グロスはナシ。

【肌】は、フェイスパウダーを付け直して、マットな肌感に。目元のオレンジを生かすため、チークは付けない。

「ヘルシーメイクは、肌や口紅のマットな質感もポイントです。肌や唇をテカテカにすると、南国風になってしまうので注意。口紅をベージュ系にすると薄くなり過ぎるので、肌なじみのよい優しいオレンジ系を選んで。」(高橋さん)

ワンランク上のおしゃれ花嫁を目指すなら<モード&ガーリー>

目元をしっかり作って他は色を抑え気味に

モード
モードメイク

自他共に認めるおしゃれさんなら、<モード&ガーリー>メイクで披露宴の時とは違う顔立ちで二次会に登場してみては? 前髪を下ろせばドール風に、アップすればモード風になるので、自分らしいテイストにできるのもこのメイクの魅力。欧米人のような彫りの深い顔に近づけることで、印象深い【目元】に。

【目元】は、黒のラインや付けまつげでしっかりメイク。シャドーとハイライトを交互にのせてまぶたの凹凸を強調。下まつげにもマスカラを5重塗り(イラスト2枚目参照)。眉は髪の色に合わせた色を使って、しっかりと太めに描いて。

【口元】は、ピンクがかったベージュの口紅を塗り、輪郭は指先でぼかす。透明のグロスで存在感を出して。

【肌】は、パウダーファンデーションを薄く塗り直し、頬骨の上にピンクのチークを薄めにサッとひと塗りする。

「モードっぽいメイクのポイントは、目元集中。目元をしっかり作る分、他の部分の色を抑えることで化粧が濃い印象を与えません。口紅の色はヌードっぽく。ピンクの色が強いと濃過ぎるメイクに。」(高橋さん)

主役オーラで美人度アップしたいなら<エレガント&ビューティ>

万人に似合うボルドー色で艶めきをプラス

エレガント
エレガントメイク

ナイトパーティにふさわしいメイクなら<エレガント&ビューティ>。主役オーラ全開のリッチな顔立ちに。このメイクは【口元】がポイント。ボルドーの口紅はどんな肌色にもなじみやすいので、大人っぽさを強調したい人はチャレンジしてみて。

【口元】は、薄めと濃いめのボルドーの口紅を2色使い、グロスで全体をぬれた感じに仕上げて(イラスト2枚目参照)。

【目元】は、薄めのブラウンシャドーをまぶた全体に入れる。アイラインは黒でしっかり描く。マスカラも黒で2度塗りを。下まつげにも少しだけ黒のマスカラを付けて。眉はブラウンで少し長めに描く。パウダーでナチュラルに。

【肌】は、Tゾーンと顎、頬骨にパールのパウダーを入れてツヤを出す。パールのパウダーの上にマットなオレンジブラウンのチークを頬骨に沿ってサッとひと塗り。

「真っ赤な口紅だと似合う色を見つけるのが難しく、派手になり過ぎてしまいます。その点ボルドーは誰でも使いやすい色。唇にインパクトがある分、目元は作り過ぎないのがコツです。」(高橋さん)

From 編集部

二次会ならではのアレンジメイクを楽しもう!

友人中心の二次会は、自分らしさを100%表現できる場。披露宴と同じ衣裳だったり、披露宴にも出席したゲストが多いなら、メイクチェンジをして雰囲気を変えてみよう。メイク直しは自分でもできるので、少しだけ冒険してみて!

構成・文/稲垣幸子 イラスト/小野塚綾子
D(イラスト内テキスト)/金丸さやか
取材協力/高橋真以子(RITZ)
※掲載されている情報は2017年3月時点のものです

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