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妊娠を考えているふたりに今、知っておいて欲しいこと

妊娠を考えているふたりに今、知っておいて

妊娠中の女性が風疹ウイルスに感染すると、赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が出る「先天性風疹症候群(CRS)」を引き起こす可能性があるって知っていますか? 「でも風疹って子どもがかかる病気では?」と思っていたら大間違い! 成人でも免疫がなければかかります。予防接種でCRSを防げるので、いつか生まれてくるかもしれない子どものために、万一に備えふたりで早めに予防接種を受けよう。

先天性風疹症候群(CRS)とは?

妊娠中、特に風疹の免疫が不十分な妊娠20週ころまでの女性が風疹に感染すると、赤ちゃんに障害が出る「先天性風疹症候群」(CRS)を引き起こす可能性がある。その確率は妊娠初期に感染するほど高く、妊娠1カ月では50%以上、2カ月で35%、3カ月で18%、4カ月で8%というデータがある。
2012~2013年の流行の影響により、2012年10月~2014年10月までに、45人の赤ちゃんが先天性風疹症候群と診断されている。

CRSってどんな症状が出るの?

「先天性風疹症候群」(CRS)の3大症状は、先天性心疾患、難聴、白内障。このうち、妊娠初期3カ月以内の母親が感染すると、先天性心疾患、白内障、難聴の3大症状のうち複数が見られることが多いが、妊娠20週近くになると難聴のみということが多い。難聴の程度は高度から軽度まで様々である。

妊娠予定の女性だけ予防すればいいの?

風疹ウイルスは患者に発疹が出る前後1週間ほどの飛沫(ひまつ)の中に含まれており、患者のせきや会話によって飛び散る飛沫を介して感染する。風疹と気付かない間に周囲に感染させてしまうことがある。また、女性にとっては妊娠していることに本人や周囲が気付かず、「無警戒」な時期に感染してしまう恐れもあるので、妊娠の予定にかかわらず、多くの人が風疹にかからないように予防することが重要。最近の報告では、身近に風疹にかかった人がいないのに感染してしまったという妊婦も。

何回予防接種を受ければいいの?

1回の予防接種では、ウイルスの感染を防ぐ抗体が体の中で十分作られないケースが約5%。また、過去に一度予防接種を受けたことがある場合でも、時間の経過とともに抗体が減少することがあるのだとか。
1990年4月1日以前に生まれた人は、子どものころに1回しか接種の機会がなかったため、専門家は「妊娠を希望している女性は特に2回目を受けてほしい」と呼び掛けている。

どうすれば予防接種が受けられるの?

内科や小児科などの医療機関で受けられる。ただし、接種には健康保険が適用されないため、医療機関によって費用は異なる。掛かる費用は風疹のみを防ぐ「単独ワクチン」は数千円、風疹と麻疹を防ぐ「混合ワクチン」は1万円前後が目安。2014年は風疹より麻疹のほうが患者数が多いので、混合ワクチンがおすすめ。事前に確認しよう。また、自治体によっては、接種費用の一部または全額を助成するところもある。市区町村のホームページなどをチェックしてみよう。

妊娠中は予防接種できないの?

もしすでに妊娠していて、抗体が不十分と分かったら、本人は予防接種が受けられないので、できるだけ人混みは避け、周りの人もとにかく感染しないように気を付けることが大切。妊娠を希望するならなるべく早めにパートナーと共に接種するのがオススメ。接種する時期は生理中かその直前直後の、妊娠していないことが確実な時期に。接種後2カ月間の避妊が必要なので、接種してから生理が2回くるまでと考えよう。
※風疹ワクチンの接種後に妊娠が分かった数千人規模のデータで、風疹ワクチンによる先天性風疹症候群の報告は世界で一例もないため、万が一接種直後に妊娠が分かったとしても安易に中絶などを考えず、専門の医療機関で相談しよう。

妊娠を考えているなら、ふたりで早めの予防接種を!

予防接種を2回しておけばCRSを防げるので、早めに予防することが大事。自分自身と生まれてくる赤ちゃん、そして周りの妊婦さんとおなかの赤ちゃん……みんなのためにも、早めに予防接種を受けよう!
※ワクチンの効果と副反応についてはきちんと接種前に医師からの説明を受けよう。

教えてくれたのは……

多屋馨子 国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室室長

※本記事にあるデータは2014年10月時点のものです。

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