「ヘアメイクリハ成功!」→「本番イマイチ(涙)」…その理由とは。
結婚式当日のヘアメイクを完璧にするために行うヘアメイクリハーサル。リハでは満足のいくスタイルに仕上がったのに、当日のヘアメイクがイマイチだったという花嫁の話を聞いてびっくり! 時間もお金もかけてリハーサルをしたのに、一体何があったの?? 先輩花嫁にその理由を聞いてみました。
【理由1】結婚式は長丁場! お開きまでヘアメイクが持たなかった…
ヘアメイクリハーサルでは、一つのスタイルが決定したらすぐに次のスタイルに作り替えるため、その髪型やメイクのまましばらく過ごすことはできないのが普通。でも結婚式当日は、一つのスタイルで2時間程度過ごすので、仕上がりは完璧でも時間の経過とともに崩れてしまうことが。式中や披露宴中は直すことができないので、リハではヘアメイクの持ちまで考えておくべし。
ヘアメイクが崩れた…(涙)
お色直しでハーフアップにしたのですが、毛先のカールが1時間すると取れてしまいました。元々癖付けしても取れやすい髪質だったので、時間がたったらどうなるかまで考えてもっときつく巻いて固めてもらえばよかったです。リハの後、家に帰ってからもカールやリップが保たれているかチェックしておくべきでした。(茅奈さん)
リハでは何度もやり直してもらい、ふわふわのハーフアップに大満足。しかし当日は雨模様で湿気が多く、元々直毛のせいか式後にはほぼストレートに。巻き髪が取れやすいということはリハでも伝えていたのですが、スプレーを掛けただけだったため、くせ付け用のスタイリング剤を使ってもらえばよかったです。(清水真央さん)
【理由2】リハではちょうどよかったはずなのに、当日写真映えせず…
花嫁メイクは、ドレスや照明に映えるよういつもより少し濃いめ。気になってメイクを薄めにすると、後日アルバムを見て「なんか顔が薄い! 華やかさが足りない!」という事態に。また、リハ時は鏡の前で上半身だけをみて判断しがち。当日全身が写った写真を見ると、どれも同じ髪型に見えてしまったという人も。リハではメイクの濃さや代わり映えなど、当日の写真写りを考えながらオーダーを。
写真映えしなかった…
前撮りを兼ねたリハの時も当日も、ヘアメイクさんが何色か混ぜ合わせて口紅を塗ってくれました。後日写真を見たら、前撮りの方が口紅の赤が濃くて華やかなメイクになっていました。式の写真は色が薄めで写真映えがイマイチ。式当日も写真を撮ってメイクの仕上がりを確認しておくべきでした。(西浦由佳さん)
リハでは何度も直してもらい時間オーバーしてしまったので、焦ってスタイルを決めてしまいました。当日は、リハと同じヘアメイクに仕上げてもらったのですが、後日写真で見てみると、最初のスタイルとお色直しのスタイルの違いがあまりなかったことに後悔。時間オーバーしても納得がいくまで考えればよかったです。(さやさん)
【理由3】ドレスやアクセを着けてみたら、全体のバランスが悪い…
ヘアメイクリハーサルは普段着で行うことが多く、ドレスやベールなど小物を全て着けるのは本番が初めてということも。当日は、リハで決めたスタイルを大幅に変更する時間の余裕がないため、気になってもそのまま式に突入することに。ドレスや小物をリハに持ち込めないときは、着用時の写真を見せながら、ヘアメイクさんと打ち合わせよう。
あれれ?バランスが…
挙式の髪型はアップスタイルのシニヨンヘア。バックにリボンボンネを着けてその下からベールを垂らすスタイルにしたのですが、当日ベールを着けて顔の前に下ろしてみるとベールの長さが足りず…。どうしてもこの髪型にしたかったので、そのまま式に。事前にヘアアクセを決めてからリハをした方がよかったです。(あやのさん)
ドレスは当日しか借りられず、リハは普段着で行いました。リハではヘアメイクさんと相談しながら決めて、満足の仕上がりに。でも、当日ドレスを着てみたら、カールしたことで髪が短くなり、ドレスとのバランスが悪い気がしました。リハの時に自分なりのイメージを固めておくべきでした。(ちっくんさん)
【理由4】んん? リハの時と違うけど、直す時間がなかった…
リハでは2~3時間かけてゆっくりとヘアスタイルを作るので、メイクの色みや濃さ加減、ヘアスタイルのカールの加減など細かいところまで調整できるものの、当日はそんな余裕はナシ。特にお色直しは時間が短く、ブライズルームは大騒動。リハと違っても気付かなかったり、言い出せなかったりという事態が発生しやすいので、本人チェックは抜かりなく。
とにかく時間がない!
リハでは青みがかったピンクのチークを使ってほしいとお願いしてイメージ通りに。でも式当日の写真を見てみると、オレンジ系のピンクチークになっていました。お色直しのメイクで時間がなく、自分でもパッと見ただけで当日は気付けず。ヘアメイクさんも忙しくてリハと違ってしまうこともあるので、自分でよくチェックを。(かなさん)
リハでは写真を撮って比べながら細部まで決めたので、満足でした。ただ当日はお色直しの中座時間が20分。その間も結婚式の高揚感と緊張で、自分自身ヘアメイクに気が回りませんでした。お色直しでは長い前髪を下ろして巻く予定でしたが、後日写真を見て巻き忘れていたことに気付きました。(たかさん)
【理由5】リハ後に髪を切って、イメージが変わっちゃった…
リハは式の約1カ月前に行うため、リハ後にヘアカットやカラーリングに行くことも。自分では、あまり切ったつもりがなくても、予定したスタイリングには髪の毛が足りなかったり、長過ぎたりと不都合が生じる場合が。式直前にリハをするのは難しいから、美容院に行くなら当日のヘアスタイルに影響がないよう美容師さんとよく相談して。
ヘアカットで失敗…
リハの時「美容院に行くなら1週間前」と言われたので、式直前に毛先を整える程度にカットし、カラーリングをしました。披露宴では巻き髪のダウンスタイルにしましたが、リハではボリュームがあったものの当日はフワフワにならず。お色直しでは気になる顔の輪郭を隠すために顔の周りに髪を下ろしたのですが、その髪も少なめになってしまいました。(のりこさん)
リハーサルをしたのは式の1カ月半前。カラーリングが気になったのでリハ後に美容院へ。結婚式では前髪を下ろすヘアスタイルの予定だったので、前髪はあまり切りませんでした。でも当日は伸びた前髪が長過ぎて、カールがくるりんと浮いた感じに。リハの写真を見せて、式の時にちょうどいい長さになるように切ってもらえばよかったです。(sana**さん)
From 編集部
リハだけでなく当日もチェックを忘れず!
ヘアメイクリハーサルをした後、当日までは少し時間があるため、式でもまったく同じように仕上がるとは限らない。また、リハーサルの短時間の間はキレイでも、式当日の3時間それが持たせられるかもポイント。自分の晴れ姿なので、当日もお任せするのではなく自身でもしっかりとチェックしよう。
構成・文/稲垣幸子 イラスト/いいあい
※掲載されている情報は2017年3月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2017年2月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー129人が回答したアンケートによるものです
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