美味しいにこだわりたい! お料理アイデア【会場選びポイント付き】
「結婚式の一番のおもてなしは料理」「ゲストに喜んでもらえる美味しい料理を」と考えているカップルは多いはず。料理にこだわることで、みんなの笑顔を引き出し、ふたりからの感謝を伝え、絆をさらに深められたらうれしいですよね。今回は、美味しいにこだわった先輩花嫁の実例から、ゲストの心に響くお料理のアイデアをお届け。会場選びのポイントもぜひ参考に。
★「食材」にこだわる!
[写真]軽井沢近郊の採れたて野菜をたっぷり使った、みずみずしく目にも鮮やかな前菜ビュッフェ(先輩花嫁・真理さん)
家族が丹精込めて育てた野菜や地元産のお肉やお魚、特別感のある旬のものなどを使った料理は、ゲストに「ようこそ」の気持ちやふたりらしさを伝えるのにもってこい。メニュー表に内容を盛り込めば、ゲスト同士の会話も弾みそう。プロの技でどんな美味しい料理に仕上がるかという楽しみも。
【素材にこだわるなら例えばこんなアイデア……】
地元の採れたて野菜/会場の契約農園などで収穫した野菜や果物/その土地の銘柄牛やブランド野菜/季節感を感じられる旬のもの/親や祖父母、親戚が育てた野菜/思い出の場所やゆかりの土地から取り寄せた食材/ふたりの好きな食材など
私たちの美味しいのこだわりっ!
地元食材を使った創作料理が大好評
ブライダルフェアで食べたのが、地元の食材をふんだんに使って見た目や味にこだわった創作料理の数々。とても美味しくて、ふたりの地元を思う気持ちも託せると感じたので、結婚式もその料理でもてなすことに。地元のゲストからも遠方ゲストからも、「料理がよかった」とお褒めの言葉をいただきました(SIOさん)
軽井沢ならではの食材で前菜ビュッフェも
結婚式を挙げた、軽井沢ならではの旬の食材を使った料理や飲物を用意。前菜とデザートはビュッフェにしたので、地元食材の色鮮やかさやフレッシュさが際立ち、目でも舌でも楽しめる素敵なおもてなしになりました(真理さん)
家族が育てた食材でオリジナル料理を
家族が実家で作っているかつおぶしを、婚礼料理の材料に使ってもらえるか相談。シェフから快くOKをもらえたので、作られたものを送り、特別な一品に仕上げてもらいました。家族にも喜ばれたし、ゲストにもおもてなしの気持ちが伝わってよかった(真己さん)
★演出にこだわる!
[写真]高く炎を上げるフランベのパフォーマンスは迫力満点。ゲストからは歓声が(先輩花嫁・智佳さん)
シェフが調理する姿を間近で見てもらう、サーブの方法を工夫するなど、料理自体をそのまま演出に使うのもおすすめ。美味しそうな見た目はもちろん、音や香りなど、ゲストの五感にストレートに響き、期待と驚きに満ちたエンターテインメントに。シェフによる演出では、出来たての味をすぐに堪能できるのも魅力。
【演出にこだわるなら例えばこんなアイデア……】
バンケット内でフランベ、カッティング、カービングなど料理の仕上げ/オープンキッチン/料理紹介などシェフによるパフォーマンス/新郎新婦による料理の仕上げやサーブ/ガーデンでのサプライズデザートビュッフェ/テラスでバーベキュー/ケーキやピザの仕上げをゲストと一緒になど
私たちの美味しいのこだわりっ!
フランベの炎の迫力にみんなびっくり
メインディッシュのお肉は大きな塊のまま、ゲストの目の前でシェフにフランベしてもらうことに。大きな炎が上がり、美味しそうな音や匂いが会場に溢れ、歓声が。その場でダイナミックに切り分けてもらい、盛り上がりました(智佳さん)
オープンキッチンの音や香りもおもてなしに
フェアで会場を見学した時も、併設のキッチンから美味しそうな香りが。料理の出来上がる様子をライブで見てもらえば素敵な演出になると思い、オープンキッチン付きの会場を選びました。「新郎新婦やゲストの顔を直接見て料理できるのがうれしい」というシェフの言葉にも感動(もなかさん)
名物のローストビーフをその場でカット
結婚式で一番大切なのはゲストのおもてなしで、料理は特に大切だと思っていたので、会場となったホテル名物のローストビーフをメインディッシュにセレクト。シェフが会場内で切り分けるというパフォーマンスもお願いしました。「スペシャルな料理」だとアピールでき、「おいしかった」と好評でした(礼子さん)
★バリエーションにこだわる!
[写真]オリジナルコースを作って楽しめる、プリフィックスタイルのイメージ
コースの一品一品、もしくはメインのみを数種類の中からそれぞれで選んでもらって、ゲストオリジナルコースを楽しんでもらうプリフィクススタイルが代表格。ほかにも、好みに応じて料理やドリンクの内容や種類、ステーキの焼き加減を自由に選べるなど、料理のバリエーションにこだわれば、年齢や性別を問わずゲストに喜んでもらえる。
【バリエーションにこだわるなら例えばこんなアイデア……】
コースの料理それぞれ、もしくはメインのみなどを数種類の中からゲストが選べるプリフィクススタイル/料理の種類や調理加減をゲストが選べる選択式/ドリンクやパンの選べる種類を増やすなど
私たちの美味しいのこだわりっ!
和食か洋食か事前にゲストがセレクト
好みの料理を食べてもらえるよう、和食か洋食かをゲストが事前に選べる会場にしました。親戚や会社関係のゲストはさっぱりした和食を選ぶ方が多く、選択式にしてよかったです(M.Oさん)
事前にゲストにメイン料理を選んでもらった
メイン料理はお肉とお魚の2種類。試食時にどちらかに絞ることもできたのですが、ゲストに好みのお料理を味わってほしいと思い、招待状の返信はがきでどちらかを事前に選んでもらうスタイルに。お肉とお魚は同じくらい人気があり、このスタイルを選んでよかったなと思いました(さーさん)
ステーキの焼き加減を当日ゲストがオーダー
メインの肉料理はビーフステーキに。試食会の時にレア、ミディアム、ウエルダンなど焼き加減を選ぶことができて、いいなと思ったので、挙式当日もゲスト全員の希望を聞いてから焼いてもらいました。いいお肉を好みの焼き加減で美味しく食べてもらえたし、特別感も演出できてよかったです(ayaさん)
★アレンジにこだわる
[写真]フォアグラを乗せたステーキなど、1品ずつこだわって選んだ料理でオリジナルのコースに(先輩花嫁・日奈子さん)
ゲストの顔ぶれに合わせて材料や調理法や質、ボリューム、味付けを変更したり、普段はなかなか食べられない高級食材をトッピングしたり。さらにはふたりの地元に伝わるお祝い料理を加えたり、気に入ったメニューを1品ずつ選んでオリジナルのコースを組み立てるなど、料理やコースをアレンジするというこだわりも満足度に直結。ゲストの喜ぶ顔を思い浮かべながら考えてみたい。
【アレンジにこだわるなら例えばこんなアイデア……】
出身地や式実施地域の郷土料理を追加/赤飯やタイ、エビなどのお祝い料理を盛り込む/お肉を脂の少ないヒレ肉に/味付けを淡泊に変更/フォアグラやキャビアなど高級食材を追加トッピング/お箸でも食べやすいサイズ感にカット/料理名をふたりのオリジナルに/お皿のランクアップなど
私たちの美味しいのこだわりっ!
ふたりが出会った土地の名物料理でおもてなし
コース料理の中で、ふたりが出会った場所である仙台の秋の名物「芋煮」を振る舞うことに。「芋煮」を食べたことのないゲストも多く、「温まる」「美味しい」と好評。ふたりらしさも伝えられてうれしかったです(奈緒美さん)
ゲストの顔を思い浮かべながら1品ずつ決定
オードブル・スープ・魚料理・肉料理・デザートまで、数種類から好きな料理を一品ずつ選んで完成させるコースにしたので、彼と一品ずつ食べ比べ、相談しながら決めていきました。ゲストの顔ぶれに合ったオリジナルコースを組み立てられ、満足してもらえてよかったです(日奈子さん)
各テーブルに塩こしょう、箸を用意
私は関西寄りの薄味に対し、彼は関東出身で濃い味付けが好み。一緒に暮らし始めて好みの塩加減が大きく違うことがわかったので、両家のゲストが集まる結婚式の味付け加減も少し心配に。好みの味で食べてもらえるよう、フレンチでしたが会場に頼んで各卓に塩こしょうを置いてもらいました。お箸も全員分用意。慣れ親しんだお箸で、華やかな料理を楽しんでもらえました(まかろんさん)
【チェック!】料理にこだわりたいふたりのための会場選びポイント
□ゼクシィアプリ内会場情報で料理の内容やこだわりをチェック
ゼクシィアプリ内の会場情報では、必ずといっていいほど設けられているのがお料理の項目。どんな料理でもてなせるのか、具体的なメニューやその内容、食材や調理法、シェフのこだわりなど、写真付きで掲載されている会場も多いので必ず目を通してみよう。その会場がどのくらい料理に力を入れているか、料理がふたりのイメージに合うかなど、事前にチェックできる。
□会場見学時にふたりらしい料理が叶うかをチェック
料理にどのくらいオリジナリティを出せるかは、会場によって異なる。使う食材、料理のバリエーション、アレンジ、演出など、できることとできないことがあるので注意。希望する料理のアイデアがある人は、会場見学の際に可能かどうか、必ず確認しておこう。
□試食して料理の見た目、味、ボリュームをチェック
料理にこだわるなら試食はマスト。成約前に彼とふたりで異なる料理をフルコースで食べ比べできればベストだが、ワンプレートやハーフコースの試食になる会場も。その場合も味やこだわりはわかるので、実際のコースの内容について、メニュー表や写真などを見せてもらいながら、詳しく確認しておこう。年配ゲストが多い場合は、親と一緒に試食会に参加して、親世代の感想を参考にするというのもおすすめ。
From 編集部
料理の満足度が高いと結婚式の満足度も上がる♪
「式後1年経った今でも『料理が美味しくて、もてなされている感じがした!』と言われるんですよ」というのは、料理にとことんこだわったある花嫁の声。そう、料理の満足度が高いと、結婚式の満足度も確実に上がるんです! 美味しい上に特別感の感じられる料理は、ふたりの真心をゲストに届けてくれる強い味方。美味しいにこだわって、ふたりもゲストも大満足の結婚式を叶えて。
取材・文/笠原恭子 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは2016年10月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー99人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2016年11月現在のものです
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