【結婚式のお金】貯めるために6割以上の花嫁がやったこと
「結婚資金が足りないっっ!」と、焦っている皆さん、心配しなくても大丈夫ですよ。先輩花嫁も最初から貯蓄があった人ばかりではありません。金額の多少はあれど、大半が結婚を決めてから追加貯蓄に励み、満足のいく式を挙げています。今回は花嫁たちがどんな方法でお金を貯めたのかをリサーチし、その中でも比較的ポピュラーな方法に注目! みんながやっているなら、ある程度効果も望めるはず。上手にマネしちゃいましょう♪
約8割の人が、お給料から毎月コツコツ貯蓄!
働いている人は、「先取り貯蓄」がオススメ
式までにいくら貯めるか目標を立て、毎月定額をコツコツ貯めたという人は79%。さらにそのうちの35%は、ボーナス月には金額を上乗せして貯めていました。残ったお給料を貯めようと思っても、なかなかうまくいかないもの。「毎月5万円ずつ」など、決めた金額を先取りできちんと貯めた方が成功率が高いようです。
花嫁voice
\天引きで強制的に/
ふたりで月々13万円貯蓄。ボーナスが2回あったので、その分も含めると12カ月間で250万円に。さらに勝手に下ろせないよう給与天引きにし、確実に貯めました。(翔子さん)
\目標額を2倍に/
今までも月々3万円+ボーナス7万円×2回分で年間50万円ずつ貯めていましたが、結婚が決まってからは目標額を2倍の年間100万円に。「今が頑張りどき!」と覚悟を決めました。(諸藤智恵さん)
<ちょっと失敗……>
ボーナスでがっつり貯めようと思っていたのに、普通預金口座に入れたままにしていたので、ついつい使ってしまいました。別口座や定期預金に入れて、簡単に下ろせないようにしておけばよかったかも。(桜井 恵さん)
「貯めるお金」はこうやって考えて
★結婚式の予算-(貯蓄+ご祝儀額)=「貯めるお金」
例えば式の予算が350万円で、現在の貯蓄が150万円、頂くご祝儀(1人当たり3万円×50人で計算)が150万円とすると、計算上、足りないお金は50万円。さらに人によっては親からの援助が見込める場合も。こうやって考えると、何とか頑張れそうな気がしますよね。
※このほかに新生活を始めるためのお金や新婚旅行代などもお忘れなく。また支払いが式前の場合、いったんはご祝儀を計算に入れずに考えましょう。
「食費」を見直して貯蓄に回す人も多し!
新婚生活の練習と思って頑張って
生活費を抑え、その分を貯蓄に回した人は68%。中でも外食を控えて自炊に努めたり、ランチ代を浮かすためにお弁当を持参したりと、「食費」に目を付けた人が目立ちました。仮に1日1000円節約できれば、1カ月で3万円を貯蓄に回すことが可能に! 自炊や省エネなど家計のやりくりは、結婚生活の予行練習にもなりますよ。
花嫁voice
\お弁当&おうちご飯/
平日はお弁当持参。休日もデートがてら「おうちご飯」に切り替えることで、浮いた食費を貯蓄や式のための買い物に回すことができました。ずっと実家暮らしだった私の料理の腕も上がり、一石二鳥です♪(ぴーこさん)
\まとめ買いしてストック/
食料品の購入は週に1回のみ。まとめ買いした食材で冷凍ストックをせっせと作りました。自炊することでおのずと外食の回数も減り、食費がかなり節約できたと思います。(なおひんさん)
<ちょっと失敗……>
同居を始めた当初は「ふたり分」の感覚がつかめず、料理を多く作り過ぎたり、余るほどの食材を買って食べ切れなかったことがありました。場合によっては外食の方が安上がりということも。(ぺすさん)
生活費の節約は「楽しみながら」が長続きのコツ
食費などの生活費を削って貯蓄に回す方法もあるけれど、度を越すと途中で嫌になって挫折してしまうことがあります。無理なく続けていくコツは適度な息抜き。「今月は頑張ったな」と思ったら、翌月にはおしゃれして外食を楽しむ日をつくるなど、自分自身にご褒美を用意してみるのもいいかもしれません。
8割弱の人が衝動買いを控え、貯蓄の目減りを防止!
浪費をやめるための対策を練るべし
結婚準備中、大好きなショッピングを我慢した人は75%。そのうち55%の人が「服や靴、アクセサリーなどの購入を控えた」と回答。さらに仕事帰りにデパートなどへ立ち寄る頻度を減らして衝動買いをしないように努めたり、クレジットカードを極力使わないよう自制した人も。自分に合ったやり方でいいので、せっかく貯まってきたお金を目減りさせないための対策を考えておきましょう。
花嫁voice
\プチプラにシフトチェンジ/
洋服は節約を兼ねてプチプラブランドにも目を向けるようにしました。さらにデパートで買っていた化粧品もドラッグストアコスメに。単価を抑えるだけで買い物自体を我慢するわけじゃないところがポイントです。(にるみさん)
\結婚資金には手を付けない/
友人との旅行などプライベートな出費は「別予算」が鉄則。プランを立てた時点で少しずつ貯め始め、結婚式の貯蓄には手を付けないよう心掛けました。(とろさん)
\マイルが貯まるカードを活用/
節約ではないけれど、買い物の仕方を工夫することも一つの手。私たちは買い物の際に航空会社のマイルが貯まるカードを使い、ハネムーンの旅費の一部に充てました。(桑島円佳さん)
「不用品を売って現金GET★」のアイデアも
「いらない服をフリマアプリで売却して月に2万~3万円の副収入あり。半年間で15万円貯めました(茅奈さん)」というように、先輩花嫁の中にはスマホやネットのオークションサイトなどを利用して現金収入を得た人も。うっかり衝動買いをしてしまった後は、こんな帳尻の合わせ方もありかも。
【おまけ】少数派にも注目! 彼と同居し1人分の収入を丸ごと貯蓄した人も
彼と同居して2馬力なら、しっかり貯められる
全体の2割弱と多くはありませんが、式前に彼と同居して一気に貯めたカップルも。単純に考えると2馬力なら貯まる額も2倍。先輩花嫁の中には、片方の給料だけで生活し、もう片方の給料を丸ごと貯蓄に回したという人もいました。
花嫁voice
\私がきっちり管理/
彼との同居を機にお財布はすべて私が管理。月にふたりで7万円、ボーナス月はプラス20万円を目標に頑張りました。ただし、たまにはおいしいものを食べるなど、息抜きを兼ねたプチ贅沢も。(Ifuku Kanamiさん)
\浮いた家賃分を貯蓄/
1人暮らしをしていた私の部屋で彼と同居し、浮いた彼の分の家賃を月々の貯蓄に回しました。さらにボーナスには手を付けず全額キープ。1年間ふたりで頑張ったかいあって、200万円の追加貯蓄に成功しました。(茅奈さん)
<ちょっと失敗……>
彼の収入だけで生活し、私のお給料はすべて貯蓄することに決めました。ただ、彼の収入が月によってまちまちで、少ないときもあったので、最初によく話し合っておけばよかったと思います。(しおりんさん)
1人暮らし同士なら、同居のメリット大
1人暮らしでそれぞれ家賃を払っている場合は、早めに新居を構えることで、家賃だけでなく光熱費や食費などを減らすことも可能です。家計の基盤をしっかり整えて、ふたりで協力し合って貯蓄に励みましょう。
From 編集部
ここでぜひ「貯めグセ」を身に付けて!
いかがでしたか? 皆さんにぴったりの貯蓄方法は見つかりましたか? 結婚式のお金を貯めるのが目下の目標とはいえ、式が終わってもふたりの結婚生活はずっと続いていきます。今まで貯蓄に縁がなかった人も、ここで身に付けた「貯めグセ」を、これからも継続してくださいね。
構成・文/南 慈子 イラスト/てぶくろ星人
※掲載されている情報は2017年1月時点のものです
※記事内のコメントは2016年12月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー120人が回答したアンケートによるものです
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