一粒万倍日とは、種籾（たねもみ）一粒から1本の稲ができ、この稲から万倍もの数の米が収穫できるということ。小さなことを積み重ねれば大きな幸せにつながるといわれ、物事をスタートさせるのに良い日といわれています。そんな一粒万倍日にやってはいけないこととは？
大安に並ぶとっても縁起の良い日
一粒万倍日は、##s##大安と同様に非常に縁起が良い日##e##とされています。大安は陰陽道の暦で吉日とされる日であり、その日に行うことが繁栄や幸福をもたらすと信じられています。一粒万倍日は、##s##さらにその幸運の効果が倍増する##e##とされています。結婚や開業など、新しく何かを始めるには最適な日と言えるでしょう。
いい事も悪い事も倍増する日なので
言動に注意！
一粒万倍日はいい事だけでなく、悪い事も倍増の効果をもたらすといわれている特別な日。悪い事が万倍にならないように、この日は以下のような行動に注意が必要です。
特に結婚式の準備を進めている最中は、パートナーや家族と意見の食い違いが生じやすいものですが、一粒万倍日には誤解が倍増する可能性があります。円満な関係を保つためにも##s##感情的にならず、冷静に話し合うこと##e##を心がけましょう。
結婚式の準備で忙しい日もあるかもしれませんが、夜更かしは美容の大敵。素敵な新郎新婦になるためにも一粒万倍日は健康的な生活を心がけて。ストレスを発散するために##s##食べ過ぎ、飲み過ぎなどの不摂生をすると体調を崩し、回復までに長引くので注意##e##しましょう。
結婚式の準備や家族関係でのもやもやが高まると、つい感情的になってしまいがちですが、一粒万倍日には言葉の力が倍増するとされています。他人の悪口は倍返しになり、関係悪化の原因となるかもしれません。##s##愚痴やネガティブな発言を避ける##e##とともに、SNSの投稿や失言にも注意するとよいでしょう。
一粒万倍日では無駄遣いが倍返しになる可能性があります。結婚式の準備において、設定していた##s##予算を大幅に超えるアイテムやサービスの選択は、パートナーと相談しながら慎重に行うように##e##心がけましょう。
「何かを始めるのによい」とされる日
##s##一粒万倍日は新たな始まりや計画を立てるのに最適な日。##e##これから大きく発展させたいと思うことすべてに適しています。特にお金関係や、仕事などのスキルアップを目指す行動、恋愛・結婚関係には吉。この日に始めた準備や計画は、その後の結婚生活に良い影響をもたらすとされています。この日には以下のような行動をおすすめします。
この日に##s##プロポーズをしたり、婚姻届を出す##e##など、ふたりの新たなスタートを始めるのに最適です。
結婚後はどんな生活をしたいか、将来どのような家庭を築いていきたいかなど##s##一粒万倍日にライフプランを立てると幸せが何倍にも育つ##e##といわれています。
会場の下見やドレスショップに足を運ぶなど、一粒万倍日は結婚式準備をスタートさせるのに最適です。
会場が決まっているふたりなら、##s##招待状や席次表の準備、料理や演出、引出物などのアイテム選びなど、この日から進めるのがおすすめ##e##です。
花嫁の美容やヘアスタイルの相談もぜひこの日に。
親あいさつや、両家顔合わせなど、結婚相手を家族に紹介する日は一粒万倍日が吉日。
##s##日頃からお世話になっている親族や友人に感謝の気持ちを伝える##e##ならこの日を選べば良好な関係が長続きするでしょう。
金運アップの日ともいわれる一粒万倍日は##s##婚約指輪や結婚指輪を購入するのにピッタリの日。##e##
結納や両家顔合わせの食事会など、意味のあることにお金を使うのは運気を上げるといわれています。
一粒万倍日以外にも縁起がいいといわれている開運日があります。いくつか例を見てみましょう。
天赦日は、暦の上で「最高の吉日」の一つといわれています。天赦日は、世のすべての神様が天に昇り、万物の罪を許すとされています。つまり##s##「何をやっても許される日」##e##なのです。店の開業や引っ越し、結婚、プロポーズなど、##s##一粒万倍日と同様に新しいことを始めるのにおすすめの日##e##でもあります。
大安の意味は「大いに安し」、「泰安」が由来とされている説があり、##s##何をやってもうまくいく日##e##だといわれています。一日を通して悪い運勢の時間帯がないことから大安の日は、結婚式や入籍、宝くじの購入、引っ越しなどのイベントがよく行われます。
日本では古くから、年月日や時刻、方位などを十二支の干支（えと）を用いて表しており、寅の日は十二支の「寅（とら）」に当たる日。##s##出ていったものが戻ってくる日##e##といわれており、12日に一度訪れる吉日です。例えば、お金を使ってもすぐに戻ってくる、旅に出ても安全に戻ることができるといった意味合いから新婚旅行にもおすすめです。
十二支の中で「蛇」に当たる日で、寅の日と同様に、12日に一度訪れます。日本では昔から白蛇を「弁財天（べんざいてん）」という神様の使いだと考えていました。この弁財天は金運を上げる神と言い伝えられているため、弁財天とつながりの深い巳の日は、##s##金運や商売繁盛を招く日##e##だといわれています。
取材・文／富山閣子 イラスト／EccO 構成／山崎裕香子（編集部）
※「入籍」はすでにある戸籍に入ることです。しかし本記事では便宜上、結婚を入籍と表現しています。
※掲載されている情報は2024年8月時点のものです
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一粒万倍日にやってはいけないこととは？結婚準備中での注意ポイントも解説
