2024年~2025年の
六輝カレンダーをチェック!
「カレンダーでチェック」から知りたい年号をクリックして確認しよう
結婚式の日取りを決めるに当たり、まず気になるのが「お日柄」の善しあしですね。「大安」「友引」「仏滅」…どれもなじみのある言葉ですが、それぞれの意味や違いをもう一度確認してみませんか? 「そんなの迷信!」という見方もあるけれど、ふたりの大切な記念日だから縁起を担ぐのもよさそう。幸運アップの呼び水になるかも。
#check! 2024年~2025年の六輝カレンダー
#01 そもそも六輝(六曜)とは?
#02 大安?友引?結婚の日取り選びに良い六輝、避けた方がよい六輝とは?
【大安】 午前:吉 午後:吉
【友引】 午前:吉 正午:凶 午後:吉
【先勝】 午前:吉 午後:凶
【先負】 午前:凶 午後:吉
【仏滅】 午前:凶 午後:凶
#04 注目!大安の他にもある大開運日!
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吉凶を占う暦注の一つ
大安、友引、先勝、先負、
赤口、仏滅がある
「六輝」とは暦に記載される吉凶を占う暦注の一つです。
もとは中国発祥の時刻占いとして、鎌倉末期から室町時代に日本に伝わったといわれています。その後、時代とともに名称や解釈、使われ方も変わり、江戸時代末期には時刻から日を占うものへ変化しました。明治初期に禁止された時期もありましたが、とても明解で分かりやすいことから、その後も私たちの生活の中に浸透していったようです。
カレンダーでよく目にする六輝ですが、##s##「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」の6つ##e##から構成され、またの名を「六曜」ともいいます。
ちなみに「六輝」という名称は、「七曜」(日、月、火、水、木、金、土)と区別するために明治以降につくられたものです。
時間帯によっても吉凶が変わる!
結婚式はスタート時間を吉タイムに
「大安」とは「たいあん」または「だいあん」と読まれます。「大いに安らかでいられる日」として、結納や結婚式などのお祝い事や願い事をするのに最適とされています。
##s##六輝の中で最も縁起の良い日##e##、すなわち吉日とされ、「大安吉日」という言葉も生まれたくらいのラッキーデーなのです。
時間帯別で見ても、大安の日は、午前・午後ともにずっと一日中吉日とされています。
「友引」とは「ともびき」と読まれ、本来は勝負事などが「引き分けになる日」とされていましたが、やがて意味が転じて「友を引き寄せる日」として結婚式などの慶事に良い日となりました。
時間帯別に見ると、正午のみ凶で、あとは吉。または昼前後から午後早めは凶で、夕方以降は大吉とする見方もありますので、##s##昼前後は避けて、夕方以降スタート##e##する方がいいかもしれません。
「先勝」とは「せんしょう」または「さきがち」と読まれ、「先んずればすなわち勝つ日」として訴訟事に強い日とされています。
時間帯別に見ると、午前が吉、午後が凶。この日、一日の早い時刻にスタートするのが望ましく、午後は避けた方がよいとされています。結婚式ならば午前中に済ませてしまうか、または午前11時スタートなど、##s##始まりの時間を午前中に設定##e##すれば終わりが午後になってもいいようです。
「先負」とは「せんぷ」「さきまけ」と読まれ、「先んずればすなわち負ける日」としてもめ事や争い事を起こすのを避けるべき日とされています。
時間帯別に見ると、午前が凶で、午後が吉。何かをする際には午前中は避けて、午後から動いた方が良い日とされていますので、##s##結婚式もできれば午後スタート##e##が望ましいでしょう。
「赤口」とは「しゃっこう」「しゃっく」と読まれ、赤い口をした鬼が災いをもたらす日とされています。六輝の中で仏滅に次いで縁起の悪い日として、お祝い事には向いていないといわれています。
ただし、##s##鬼が休みをとる午の刻(午前11時~午後1時)だけは吉##e##とされますので、この時間帯にさらりと行うのも一案です。
「仏滅」とは「ぶつめつ」と読まれ、仏が滅するような大凶日とされています。午前も午後も一日中、凶日なので、一般的には結婚式や祝い事には適さないとされていますが、実は別の解釈もあります。それによると、仏滅の語源は「物滅」からきており、「万物の終わりと始まりの日」とする説です。その見方だと##s##午前は凶、午後なら吉。結婚式なども午後に行うならOK##e##とされています。
結婚式会場によっては、仏滅婚限定の特典を用意していることも。吉という説もある午後からスタートして、いろいろなサービスを受けるのもお得。お日柄を気にするゲストにはきちんと説明しておくと安心して出席してもらえそう。
「重視する」は全体の約50%
半数以上がお日柄を気にするという結果に
【結婚式の日にちを決める際、六輝は重視しましたか?】
重視した 17.1%
やや重視した 36.4%
どちらともいえない 6.6%
あまり重視しなかった 18.8%
重視しなかった 19.9%
その他 1.2%
結婚式の日にちを決める際に六輝によるお日柄を「重視した」、「やや重視した」という人の割合が5割ほど。それに対して、「重視しなかった」、「あまり重視しなかった」という人が約4割という結果が出ました。「ふたりにとって特別な日だから、どうせならお日柄も調べた方がよいかも!」と考えるカップルの方が多いようですね。
「天赦日」「一粒万倍日」を知っていれば、
運気を補ったり、倍増させたりできる!
六輝の他にも、ぜひチェックしてほしいのが##s##「天赦日」##e##と##s##「一粒万倍日」##e##です。どちらも日本に古くからある選日(せんじつ)と呼ばれる雑注ですが、普通のカレンダーには載っていないかもしれません。それぞれ年に数回程度しかないこれらの日は、大安を超える開運日ともいわれています。
天赦日とは「てんしゃび」「てんしゃにち」と呼ばれ、「天の生気が万物にしみわたって穢(けが)れを赦(ゆる)す日」とされています。その名前からも神々しさが伝わってきますが、日本の暦の中でも最高の吉日といわれるこの日が、吉日やその他の吉の時間帯と重なるとさらに運気がアップします。また仏滅などの凶日やその他の凶の時間帯と重なると、縁起の悪さを打ち消してくれるという説もあります。
一粒万倍日とは「いちりゅうまんばいび」と読まれます。たった一粒のもみが万倍にもなってたわわに実る稲穂になるという意味で、運気アップに最良の日といわれます。物事を始めるのにふさわしい大吉日なので、結婚式にも取り入れたい開運日ですが、少し注意が必要です。
大安などの吉日と重なった場合は幸せも運気も何倍にも膨らみますが、例えば縁起の悪い仏滅と重なった場合は、取りあえず避けた方が無難かもしれません。
他にも開運日として、「母倉日(ぼそうにち)」、「神吉日(かみよしび/かみよしにち)」、「天恩日(てんおんにち)」などが挙げられます。それぞれ月に数日から10日以上ありますので、運気を補ったり、アップしたいときにチェックしてみてください。
婚姻届提出には「土用の日」は
避けた方がよい
「不成就日」も
婚姻関係にはタブーとされる
暦では立春、立夏、立秋、立冬の前後の18日間が「土用の日」と呼ばれています。ちょうど季節の変わり目といわれる時期で、土に触れることや新しいことを始めるのは良くないといわれています。婚姻届の提出はもちろん、結婚式など人生の転機に関わることも避けた方がいいでしょう。
暦の雑注の一つに「不成就日」があります。「ふじょうじゅび」「ふじょうじゅにち」と読まれ、何事も成就しにくい凶日とされています。月に4日ずつ不成就日があり、大安と重なる日もあります。一般的には大安に重きを置く傾向が圧倒的に多いようですが、少しでも気にかかるようなら、別の日を選ぶことをおすすめします。
今年以降の開運日は
六輝カレンダーをチェックしよう
結婚が決まったら、##s##2024年~2025年の六輝カレンダー##e##を見てふたりの結婚式の日取りはもちろん、婚姻届の提出や結納・顔合わせなど大切な日の候補日をリストアップしてみてください。
さらに##s##縁起の良い日カレンダー##e##も確認して、土用の日なども調べておくと、ふたりの記念日を飾るにふさわしい日にちが浮かび上がってくるはず。
せっかくお日柄が良い日を選んだのなら、ゲストにも「今日は最強の日なんです!」と説明して、ふたりの幸運パワーをお裾分けしてください。
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