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「結婚のお金」まるわかりガイド
予想外の出費でびっくりしない!慌てない! 3 見積表で見落としがちなお金
見積表の中で確認がもれがちなアイテムや
そもそも見積表に出てこない費用、実はけっこう
あるもの。予算オーバーで焦らないためにも
項目チェック&予備費の確保をしっかりと!
帯見出し
こんなはずじゃ…な出費を防ぐためにしっかり確認
見積りのうっかりポイントを総ざらい
見積りの項目チェックが甘いと、「予想外にかかった」「意外な出費にびっくりした」ということになりがち。そうならないように、ここでは分かりにくい項目、見落としがちな項目の代表例をまとめて紹介。ヌケもれがないかどうかをしっかりチェックして、希望の予算内にきれいにおさめよう!
子ども向けメニューの手配など
料理のバリエーション
婚礼のコース料理はフランス料理や和洋折衷料理が人気。子どもゲスト用のメニューや、ゲストのアレルギーに対処した別メニューの用意など、細かい要望があればしっかり伝えて。数の変更がいつまでOKかは確認しておこう。
追加ドリンク代も想定して!
フリードリンクの種類
乾杯用のシャンパンや待合室でのウェルカムドリンクは項目追加が必要な場合もあるので、飲物代に含まれるのか、きちんと確認を。ゲストがフリードリンクの範囲外で頼んだ飲物は、後日追加請求されるので心づもりを。
細かい出費が発生しがち
ヘアメイクなど美容関連
ドレスの場合は会場によって異なるが、和装の場合は着付け料が発生するのが一般的。ベールを外してヘアチェンジをするにも技術料が発生。新郎には支度料が発生することも。人気のヘアメイクリハーサルはもちろん有料。
買い取りが必要な場合も
花嫁下着&衣裳小物
ドレスのシルエットをきれいに見せる専用インナーは、ドレスショップで手配する場合も買い取りのことが多いので、見積りに料金を組み込んで。豪華なティアラやドレスの付属パーツなどが別料金になる場合も。
トス用ブーケや保存用の予算も必要
ブーケの必要個数
ブーケとブートニアはお色直しも含めて合計何個必要か、ブーケトス用のブーケは必要かなどを確認して。ブーケプルズ用のブーケはリボンが別料金になる場合も。式後にブーケの保存を望むなら、別途予算に組み込んで。
ゲストが増えた分の加算もアリ
テーブル装花以外の装花代
初回見積りではメイン&ゲスト卓の装花だけを含むことが多い。ゲスト卓が増えればその分も料金アップ。ケーキ周り、階段、受付、マイク、キャンドルの装花も有料。挙式料に含まれない場合は、チャペル装花代も別途必要に。
1個ではなく1名あたり?
定番人気の生ケーキ
生ケーキは人数分切り分けてふるまうため、1個のオーダーでもゲストの人数が増えれば料金が上がることも。また会場によっては演出費用という考え方で、ケーキの入刀代がかかる。事前に確認しておくと驚かなくて済みそう。
設備使用料が発生する演出もある
こだわり挙式&披露宴の演出
フラワーシャワーや結婚証明書など、挙式用の演出アイテムも最初から見積りに入れておいて。ビデオ上映にはスクリーン使用料や音響照明、ピアノ演奏にはピアノ使用料など、設備代が発生する場合もある。
会場によって考え方がさまざま
サービス料は人数分に10%がけ
サービス料とは料理や飲物を運び、ゲストが気持ちよく過ごせるようサポートするスタッフの人件費。飲食代や席料に10%かけられるのが普通。会場によってサービス料の対象になるものが異なることを知っておこう。
ウエディング独特の料金
お引き上げ料、介添料など
結婚式独特の項目も見積りには含まれる。お引き上げ料とは披露宴後、ヘアメイクを普段どおりに戻す費用。介添料は椅子を引いたり、衣裳の乱れを直す花嫁のお世話係の費用。アテンダー料という会場も。
驚かないで!当日・後日出費もアリ
見積表に出てこないお金
見積表に入ることになかなか気づかないアイテム項目としては、例えば、ゲストの人数分のチェアカバー代などがある。自分でアイテムを手作りする場合は、会場からもらう見積表には料金が含まれてこないので、注意が必要。知っておきたいアイテムを紹介するので参考にしてみて。
知っておきたいアイテム チェックリスト

見積りの不安や悩みをQ&Aで解決!
- 最初にいろんなアイテムの持ち込み料を聞いても失礼じゃない?
- 遠慮なく聞いて大丈夫。単価は外部の方が安くても、持ち込み料を加えると高くなってしまう場合もあるので、外部に依頼する前に比較検討を。一切持ち込み禁止の会場もあるので、事前に聞いておくのを忘れないで。
- 一度に節約版・ゴージャス版など何種類も見積りをもらって平気?
- もちろんOK。節約版とゴージャス版を比較すると、項目を削る・増やす、ランクを変えるなどの変更を検討しやすいメリットも。プラン料金とそれ以外のパターンをもらって違いを調べるのも、金額調整の賢いやり方。
- 会場以外のショップに頼むと安くなるの?
- 衣裳、引出物、写真、ビデオ撮影など、外部の専門ショップで手配可能なアイテムはたくさん。なかには持ち込み料を負担してくれる場合もあるので、サービスや特典など情報収集をして、会場手配に比べてお得になるか事前確認を。
- 予算を抑えるためのコツ、何かありますか?
- 春と秋以外のオフシーズンや仏滅の日なら割安なことも。特典や割引プランを用意している会場もあるので検討してみては。さまざまな費用を全部同じクレジットカードで支払えば、ポイントがたまって還元されることも。
- お色直しをしないって、あり?
- ドレスを1着にしても、ヘアチェンジやブーケ、衣裳小物などにこだわって、がらりとイメージを変える方法もアリ。トレーンや袖を付け替えたりできる、1着で変化が出せる2WAYのドレスもあるので研究を。
- 何を削ればいいか迷った場合はどうしたらいい?
- まずは、ふたりの優先順位を確認して。例えば、ゲスト向けの料理やギフトにはこだわる、カタチに残るビデオや撮影にはこだわる、などふたりのお金のかけどころ・削りどころを明確にすれば判断もしやすいはず。
