金子真由美さん ヘア・スタイリスト
ゼクシィアプリのヘアメイク記事でもおなじみの「BOTTOMS」所属のヘア・スタイリスト。インスタグラムでは「#かねこアレンジ」が話題を集める。ウエディングヘア本をはじめ、過去に6冊のヘアアレンジ本を出版。
岩下宣子さん マナーデザイナー
現代礼法研究所代表。NPO法人マナー教育サポート協会相談役理事。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流の小笠原清信氏に師事。企業や学校などでマナーの指導、研修、講演などを行う。著書も多数。
友人や同僚の結婚式・二次会に招待されたボブヘアの皆さん。「髪が短いとアレンジが利かなそう」「サロンでセットするほどでもない?」など、どんな髪型がよいか、自分でやるかなど、迷っている人は多いはず。そこで今回は、ボブにおすすめのお呼ばれヘアスタイルを、簡単セルフアレンジのポイントやコツも含めてご紹介。結婚式で心掛けたい髪型&ヘアアクセのマナーも併せてチェックしておけば安心!
# 【ミディアムボブ】におすすめの「アップ(まとめ髪)」へアアレンジ
・ ゆる巻きポニー
・ タイトめポニー
# 【ショート・ショートボブ】におすすめの「ダウン」へアアレンジ
・ ふわ揺れダウン
<あわせてCHECK!> 結婚式に参列する際のゲストの髪型&アクセマナー
金子真由美さん ヘア・スタイリスト
ゼクシィアプリのヘアメイク記事でもおなじみの「BOTTOMS」所属のヘア・スタイリスト。インスタグラムでは「#かねこアレンジ」が話題を集める。ウエディングヘア本をはじめ、過去に6冊のヘアアレンジ本を出版。
岩下宣子さん マナーデザイナー
現代礼法研究所代表。NPO法人マナー教育サポート協会相談役理事。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流の小笠原清信氏に師事。企業や学校などでマナーの指導、研修、講演などを行う。著書も多数。
“ひと巻き”の下準備で
まとめやすくて華やかに!
短めの髪を自分でアップにする場合、毛先まできれいに収めることは難しいもの。##s##毛先をワンカールでも巻いておくとぐっとまとめやすくなる上、短い毛束が落ちていたとしても後れ毛風のニュアンスになります。##e##また、無理にまとめるとシルエットが小さく、寂しく見えることも。##s##特にふんわりアップにしたいときは、表面の髪だけでも全体に巻いておくとシルエットの調整がしやすく華やかになります。##e##
襟足に適度な長さがあれば、ボブでもシニヨンは可能!可愛く華やかに見せるポイントは、正面から見たときに首回りからチラりと毛束が見えること。ざっくりまとめたりサイドや耳下をゆるめたり、巻いた後れ毛を下ろせば、ふんわり柔らかな印象に。また、耳周りの後れ毛は小顔効果も期待大!
後れ毛を出さずに襟足できゅっとまとめれば、落ち着いた印象のきれいめアップが完成。シニヨンにねじりや編みなどのひとテクを加えることで、品よく華やかなお呼ばれスタイルに。
短い髪だからこその、ちょこんとしたテールが可愛いプチポニーも人気アレンジの一つ。毛先を巻いてから結び、毛束に動きを出すのがポイント。シルエットに変化が出るポニーは絶壁やハチ張りさんにもおすすめ。
ミニ玉ねぎヘアや編み下ろし風にひもやリボンを巻くなど、テールにひとアレンジを加えるのも、簡単なのに技ありに見せるコツ。高めの位置で結ぶと、頭のシルエットがきれいに丸く見える上、毛束の長さもかせげます。
髪の“質感”やアクセの力でドレスアップを
より短いショートヘアだと、そのままでいいと思っている人は少なくないはず。でも、何もしないと寂しく見えたり、フォーマルな場にふさわしい清潔感やきちんと感に欠ける恐れも。##s##アレンジが利かない長さの場合は、まずスタイリング剤でウエットにするなど“質感”を変える##e##のがおすすめ。また、##s##髪飾りやイヤリングなどのアクセサリーで特別感をプラス##e##すれば、一段と素敵にドレスアップできそう!
表面やフェイスラインをひと巻きするだけで、下ろした部分にふんわりした動きが出て華やかに。トップやサイドの髪をすくって留めれば、ゆるふわでも顔周りはすっきりします。
髪が短いとシルエットが小さくなりやすいので、すくった髪でおだんごを作るなどして動きを出すとメリハリもアップ。丸顔さんは縦、面長さんは横など、欲しいところにボリュームを出すと顔形の輪郭補正にもなります。
オイルなどのスタイリング剤を使ってぬれ髪風の質感にすると洗練された印象に。前髪の有無にかかわらず分け目はセンター付近にし、サイドの髪を耳に掛けてタイトにとかしつけるとこなれ感がアップ。さらに、デザインピンや金銀の箔(はく)など、ヘアアクセでも個性をアピール。
表面を中心に巻き、ランダムな動きを付けたら耳を出して飾りピンをオン!ゆる巻きしたダウンはそれだけで華やかに見えるけど、片側だけ耳に髪を掛けて、あえてアシンメトリーなシルエットにするのもおしゃれ見えのコツ。
お呼ばれヘアで大切なのは適度な「きちんと感」と好印象を与えられる「清潔感」。食事の際、髪をかき上げながら食べるのは衛生的によくなかったり、ご家族や親族などにお辞儀をしてあいさつをする際、髪が前に垂れてくるような、だらしなく見えてしまうダウンスタイルは避けた方がよいとされています。ただし、髪が短いボブやショートの場合は、前髪やサイドの毛束が落ちてこないように留めたり、スタイリング剤で整えるなどして清潔感やきちんと感をキープすれば OKです。
主役は花嫁なので、花嫁より目立たないように心掛けるのが大人のマナー。花嫁カラーである「白」は、服と同様にヘアアクセでも避けた方が無難。また、大ぶりのパール、花冠、花が印象的なヘアアクセなど、花嫁がよく身に着けるアイテムも要注意。キラキラしたアクセを着けるなら小ぶりにするなど、なるべく上品、かつ控えめにまとめるのがおすすめです。
「愛する人を亡くしたときに生き物を殺すのはよくない」として、葬式の場でNGとされる毛皮やファーなどのアイテムですが、結婚式の場では問題ありません。また、お葬式で身に着けるイメージが強いブラックパールなど黒のアクセについても、着ていく洋服に合わせて上品にまとめればOKです。ただし、花嫁より華やかに見えるものは避けましょう。ワンポイントで使うなら問題ありません。
##s##マナー的には問題ありませんが、気になる人はどちらも避けておくのがおすすめ。お祝いの席なので暗い印象を与えないよう、程よい華やかさと上品さを心掛けるのがポイントです。##e##