#01|結婚式に欠席するときの
連絡マナーとは?
結婚式をする人の立場になって考えて
できるだけ早く、直接おわびを伝える
結婚式は、新郎新婦にとって人生のビッグイベント。その式に招きたいと思ってくれたことに、まず感謝する気持ちが大切です。欠席しなければならないときも、結婚式をする人の立場になって考えましょう。##s##欠席することが早めに分かれば、他の人に声を掛けられます##e##。日を置いてからでは、次に声を掛ける人に誰か欠席した人の代わりと思われかねません。
欠席するときは、##s##電話を入れて直接自分の言葉でおわびを伝えます##e##。欠席の理由は仕事や出張、海外旅行など前もって決まっていることであれば、理由をきちんと伝えます。##s##法事など悲しみ事や縁起の良いことでない場合は、理由をあいまいに##e##しておきます。
招待状を受け取った後に欠席することになったとき
返信はがきを送る前にメールや電話で連絡をして
##s##招待状を送る前に打診されたときに欠席するつもりなら、その際に伝えます##e##。
##s##招待状を受け取った後に出席できなくなったときには、できるだけ早く伝えることが大切##e##です。分かった時点ですぐに電話かメールをします。ゲストを選び直すのはとても大変なので、##s##半日でも数時間でも早く伝える##e##ようにしましょう。欠席の理由としては、出張や旅行、法事や祭事などさまざまあると思いますが、悲しみ事の場合は「やむを得ない事情で」とあいまいにしておきます。その後に返信はがきでも残念な気持ちを伝えます。
予定はないものの行く気持ちがない場合は、予定があるかのように伝えるのが思いやりです。「ご結婚おめでとうございます。お招きいただいてありがとうございます。せっかくお声掛けいただいたのに、その日はあいにく先約がありまして……お伺いできず本当に残念です」と伝えましょう。
欠席する場合の返信はがきの書き方
【1】返信はがきにある「ご出席」にまず二重線を引きます。
【2】「ご欠席」の「ご」の字は斜めの二重線で消します。1文字だけを消すときは斜めの線の方が消していると分かりやすいためです。
【3】「御住所」の「御」を斜めの二重線で消します。
【4】「御芳名」は「御芳」を二重線で消し、「芳」を「氏」と書き直します。
【5】欠席をわびるメッセージを書きます。区切りを意味する句読点は入れないのがマナー。
メッセージの例文
ご結婚おめでとうございます
あいにくですが、当日はやむを得ない事情で伺うことができません
おふたりの末永いお幸せをお祈り申し上げます
招待状の返信など、結婚式で新郎新婦にメッセージを贈る場面は意外と多いもの。この記事では、招待状の返信はがきを送るときのほか、祝電やお祝いの品を贈る場合など、ケース別にそのまま使えるメッセージ文例をご紹介します。
出席の返信後に欠席せざるを得なくなったとき
できるだけ早く電話で連絡する
新郎新婦は返信はがきが全て戻ってきた段階で、ギフトの準備や席次表の作成など、式の準備を進めています。出席と伝えた後に欠席するとなると、基本的にはゲストを1名減らすのではなく、他の人をお呼びして人数の調整をすることになります。そのため欠席となると、##s##できるだけ早くその旨を伝えなければいけません##e##。
伝えるのは電話が一番ですが、##s##すぐにつながらない場合はメールでもよいです##e##。メールで伝えたとしても、##s##後で必ず電話をしておわびをします##e##。
結婚式の当日に欠席しなければならなくなったとき
急いで会場担当者と新郎新婦に連絡を
##s##大至急、結婚式会場の担当者と新郎新婦に連絡します##e##。新郎新婦は支度などで携帯電話に出られない場合もあります。そのときは結婚式会場の担当者に欠席することを連絡し、新郎新婦に伝えてもらいます。
ただ、席次や料理の準備など全て調っているので、空席を作るのは好ましくありません。できれば、新郎新婦を知っている友人や家族に、代理で出席してもらうことを考えるとよいと思います。