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コラム・連載

結婚1年後、家事分担どうしてる?どう感じてる?夫婦のリアルな本音TOP5

愛する人との新生活♪だけど正直、気になる“現実”だってありますよね…例えば、【家事の分担】とか。そこで今回は結婚1年後の男女220名にアンケート。「家事分担に満足してる?」「それとも不満?」ここだけの本音を語ってもらいました。

目次

【結婚1年以上のふうふに聞いた】家事分担、満足してる?

約7割の男女が「満足」と回答

  • グラフ

アンケート調査の結果、「とても満足」と「やや満足」を合わせて69.5%が満足派でした。これは「やや不満」と「とても不満」を合わせた15.0%よりずっと多い数字です。ただし「じゃあ安心」かと言えば、そうでもありません。気になるのが不満派を上回る「どちらともいえない」(15.5%)の存在です。分担家事にすっきりと割り切れないモヤモヤを抱えている人がいるのです。

まずは、モヤモヤを晴らすヒントになる「満足派」の意見を見ていきましょう。

リアルボイスをPick UP!

コメント
【とても満足】

家事をすると、その都度「ありがとう」と言ってくれるので、それがうれしいし、こちらも感謝を伝えようと思えます。(33歳・女性)

コメント
【とても満足】

自分が仕事で疲れてへろへろで帰宅した時に、相手がいろいろ用意してくれて助かった。(31歳・男性)

コメント
【やや満足】

正直、完全に平等とまではいかないけれど…お互い納得しているので不満はないです。(30歳・男性)

コメント
【どちらとも言えない】

不満とまではいかないけれど、忙しい時期に家事の分担が自分に偏ると若干モヤっとしちゃいます。(25歳・女性)

家事分担について
満足していることTOP5

  • 家事分担で満足していること

1位:忙しい時にフォローしあえる
(51.4%)

家事分担に「満足」と回答した人は、どんな点に満足しているのでしょうか?「家事量が公平」「パートナーのほうが多いから」といった選択肢を選ぶ人って実は少数派。最も多かったのは「忙しい時にフォローしあえる」という声でした。
 
家事は毎日のことだし、報酬を得るための仕事でもありません。「分担したんだから、やって」と突き放すのではなく、「忙しいのなら、代わるよ」のように、仕事や体調など、日によって変わるパラメーターに応じて、いかに柔軟に動けるか、が満足度を左右しています。

ここに満足!

くちこみ

なんとなく分担は決まっていますが、お互い仕事をしているので、忙しい時は柔軟に役割を交換できているから満足。(33歳・女性)

くちこみ

基本的には私が担当の家事でも、体調が優れなかったり、疲れたりしている時は不器用ながらやってくれてありがたい。(31歳・女性)

2位:感謝の言葉がある(48.2%)

次に多かったのが「感謝の言葉がある」という声です。いくら心の中で感謝しても相手に伝わるとは限りません。「ありがとう」「おいしいね」等々、きちんと言葉にすることで、「やっていると分かってくれている」という安心感や満足度につながります。

ここに満足!

コメント

帰ってくる前に掃除をしておくと、ちゃんと気づいて「ありがとう」と言ってくれる。(27歳・男性)

コメント

私が家事をした後に夫が気づいて「○○してくれたのね、ありがとー」と小まめに言ってくれます。いい人だなぁ。(31歳・女性)

3位:完璧を求められない(40.9%)

3位に入ったのが「完璧を求められない」という声。目安として「7割」という具体的な目標数値を上げた人もいました。「お互いが完璧」なんてありえないことを双方がよく理解し、「そこそこでOK」とするのが円満の秘訣(ひけつ)とのこと。「そこそこでOK」なら、相手がやってくれただけで感謝だし、足りないところはこちらが補おうという気にもなりますよね。
 
つまり1位の「忙しい時にフォローしあえる」、2位の「感謝の言葉がある」、3位の「完璧を求められない」はお互いに関連性が高く、けっして切り離すことのできない「3点セット」なのです。

ここに満足!

コメント

家事全般について、ある程度汚れやミスがあるものだとお互い理解しているので満足。(26歳・男性)

コメント

掃除が雑になっても、食事が出来合いのものでも、満足してくれていて、むしろ「やってくれてありがとう」と感謝してくれます。(31歳・女性)

4位:得意分野で分けられている
(35.8%)

「家事分担」という言葉からこの理由を連想する人も多いのではないでしょうか?「得意分野で分けられているから満足」と答えた人は全体の35.5%で第4位でした。「掃除と洗濯で分ける」「料理と皿洗いで分ける」といった具合に、得意/不得意で「すっきり分けられている」という声がたくさん聞かれました。

ここに満足!

くちこみ

料理は妻、力仕事は自分でそこだけは決まっている。(28歳・男性)

口こみ

夫が洗い物、私が洗濯を担当。私は洗い物をするのがとても嫌いなので分担しているおかげでストレスフリーです。(34歳・女性)

5位:話し合える雰囲気がある(34.5%)

4位の「得意分野で分けられている」(35.8%)と僅差の第5位だったのが「話し合える雰囲気がある」(34.5%)でした。中には「家事分担について話し合うことがふうふのコミュニケーション」と捉えている人も。注意点は相手への伝え方で、「常に」という人もいれば、「今、話せそう?」と聞いてみたり、「夜寝る前」など時間を決めている人もいて、伝えるタイミングにも“ふたりらしさ”が表れています。

ここに満足!

kutikomi

夜寝る前がわが家の雑談タイム。普段から意識的に雑談することで、家事分担の問題点も話し合えています。(33歳・女性)

くちこみ

私の場合は遠慮なく「これはやってほしい」って日常的に伝えています。(34歳・女性)

※アンケート回答の(%)は複数回答

家事分担について
ちょっと不満なことTOP5

  • 家事分担の不満

同率1位:
見えない家事が理解されていない/家事の質ややり方にモヤモヤする(23.6%)

ここからは不満派の回答について、ご紹介します。
 
実は、今回の調査で最も多かった回答は「不満だなと感じることはない」でした。不満と感じていない人の意見を除外すると、家事分担に「不満」な理由として「見えない家事が理解されていない」と「家事の質ややり方にモヤモヤする」の2つが不名誉な1位に浮上しました。


最も多かったのは、「見えない家事が理解されていない」という声。ゴミ出しや掃除といった目に見える作業だけでなく、日用品の補充や段取り、細かな気配りなどの“名もなき家事”が評価されにくいことに、不満を感じる人が多いようです。こうした見えにくい負担が積み重なることで、「自分ばかり気づいている気がする」という感覚につながっていると考えられます。

同率で多かったのが、家事のやり方やクオリティに関する不満。「やり方が違う」「気になる部分がある」といった小さな違和感が、積み重なってストレスになるケースも見られました。ただしこれは、どちらかが正しいというよりも、
価値観や基準の違いがすり合っていない状態ともいえそうです。

「見えない家事」ってどんなこと?

くちこみ

夫はただ捨てるだけでやった気になっていますが、「ごみ出し」とは家の中のごみの回収から新しいごみ袋をつけるところまで。(34歳・女性)

くちこみ

風呂の細部、シンク、換気口などは自分が掃除している。妻は苦手らしくまったく触ろうともしない(笑)。(37歳・男性)

「質ややり方」ってどんなこと?

くちこみ

洗い物を任せても洗い切れてなくヌメヌメ。洗濯物の袖や裾が丸まったまま干されることも。(27歳・女性)

くちこみ

わが家の場合は潔癖タイプと大ざっぱタイプの違いだと思っています。(31歳・男性)

3位:家事の負担が自分側に偏っている
(20.9%)

「家事の負担が自分側に偏っている」が不満の理由として第3位でした。家事を完璧に二分割することは難しいため、そもそもどちらかに偏りがち。それでもその偏り方が著しいとやはり、不満が募ります。「相手は限られた一部しかしていない」「家にいる時間が長いほうが不利」という声が目立ちました。

ここがちょっと不満…

くちこみ

いくら掃除が好きな自分でも偏りがありすぎると嫌に感じる。(31歳・男性)

くちこみ

夫は1人暮らしをしたことなく基本的に家事が苦手なので、私が頑張ってしまいます。(35歳・女性)

4位:自分が気付く側・指示する側になっている(20.5%)

「自分が気付く側・指示する側になっている」が不満の理由、第4位でした。好きで指示を出している人は少なく、出したくもない指示を出すことに「指摘して良いものか、疲れている相手にお願いして良いものか」とストレスを抱えたり、先回りしてやってしまった家事を伝えることに「まるで自分の手柄としてアピールしているみたい」と自己嫌悪に陥ったり。家事を“自分ばかりが気付いて回している”人たちのコメントを見ていきましょう。

ここがちょっと不満…

くちこみ

家事をやってほしいとお願いすると決まって「後で」と言われます…。(26歳・女性)

くちこみ

夫は指示しないと何もしません。指示しても「えーやるの?」と。そんな時は「そう、やるんだよ」と答えます(笑)。(30歳・女性)

5位:感謝が「当たり前」になっている(13.6%)

不満の理由の第5位は「感謝が『当たり前』になっている」でした。結婚当初から『当たり前』だったわけではなく、「数年たって突然、そう感じるようになった」という声も。忙しさや生活スタイルの変化によってバランスが崩れることもあるようです。
 
第4位の「気付かない」にしろ第5位の「当たり前」にしろ、長い間続くことで「自分が認められていない」という感情につながりがち。大きなリスクになる前に小さな声かけ“ありがとう”でなくしてしまいたい不満です。

ここがちょっと不満…

くちこみ

料理を作っても、ありがとうやおいしいではなく、「うん」じゃ張り合いがなくて><。(30歳・女性)

くちこみ

私が洗濯物を干している時、夫はなぜ手伝わず暇そうに座っているのか…。(30歳・女性)

※アンケート回答の(%)は複数回答

そもそも家事分担を決めたのはいつ?どうやって?

決めたタイミングで最も多かったのは「同棲開始時」

  • 家事分担決定のタイミング

結婚後1年を経過した先輩夫婦に聞いたところ、家事の分担法を決めたタイミングで最も多かったのは「同棲開始時」(31.4%)。これに「結婚して一緒に住み始めた時」(10.9%)を加えると、全体の約4割が生活拠点を共にして、一緒にいる時間が長くなるタイミングでルールを決めたことが分かりました。

家事分担を決めたのはいつ?

くちこみ
同棲前に決めた

もめ事になりやすいことは事前に解決しておきたいと思い、同棲する前に決めました。(27歳・女性)

くちこみ
結婚のタイミングで決め、その調整

結婚のタイミングでなんとなく配分を決めて、数カ月がたったところでもう一度話し合い、はっきり分けました。(31歳・女性)

決め方はさまざまで「均等」にこだわる必要はない

家事分担の方法としては、「得意・不得意で分けている」(30.5%)と「気付いた人がやる」(25.5%)が2トップ。「家事ごとに担当を固定」(11.8%)は3番手でした。「平等」や「均等」にこだわるのではなく、ふうふの得意・不得意や生活時間に合わせることで、無理なく続けられるようにしているようです。

どうやって家事分担を決めた?

くちこみ
得意分野で分担

平日の料理は妻、休日は夫、水回り掃除は夫、床掃除は妻、などと得意分野で分担しています。(33歳・女性)

くちこみ
生活リズムで分担

生活時間も考慮して、洗濯はお風呂に入る時間の遅い夫に任せています。(27歳・女性)

※アンケート回答の(%)は複数回答

【結婚1年後のふうふに聞いた】
ふたりが仲良く家事分担できるコツって?

【家事分担のコツ1】完璧に決めすぎず、その都度見直す

コツの1つめは「完璧を求めすぎない」ということ。
例えば、
●対・自分→平日に予定していた家事が完璧にこなせなくても週末に挽回すればいい。
●対・パートナー→自分一人でできなくなったらパートナーに助けを求めましょう。

最初に細かくルールを作っても、仕事の忙しさや体調、生活リズムは変わっていくもの。決めた通りにできない日があると、それが不満やケンカの火種になってしまうこともあります。大切なのは、一度決めたら終わりにしないこと。
今の暮らしに合っているかを時々見直しながら、無理のない形にアップデートしていくことが、長く続くコツだといえそうです。
 
せっかくふたりで暮らしているのですから、お互いに融通しあってメリットを享受したいものです。
 

\先輩advice/
仲良く家事分担をするコツは?

くちこみ

自分は我慢できないレベルであっても相手はそれで問題ないと考えているわけだから、理想を押し付けすぎないように。(32歳・男性)

くちこみ

ケンカも1度目は悪くない。ただし同じ過ちを繰り返さないこと。2回目は結構な大ゲンカになるで~。(31歳・男性)

【家事分担のコツ2】「ありがとう」を惜しまない

もう一つのコツは相手がしてくれることに対して「当たり前」になってしまわず、感謝の気持ちを持ち続けて、その気持ちを言葉にして小まめに表現することです。
 
「分担していても協力は大事」「家事よりもふうふ仲のほうが大事です。無理せず無理させず」といった声が聞かれました。
 
ふうふとして、長く、楽しく暮らしていくために、家事分担はあるのです。

\先輩advice/
家事分担が長続きするコツは?

くちこみ

大前提として、お互いがちゃんと話し合える関係性でいること。不満はその都度パートナーとアップデートしましょう。(34歳・女性)

くちこみ

多少家が汚くても、愛があれば幸せ。そして愛があれば支えたいとか助けたいとかなって、いつしか家事もお互いやり始めるもの。(29歳・男性)

From編集部

ふたりだけの分担法を見つけてゆく幸せ

あるふうふにとっての正解が別のふうふにとっては不正解、となることだってあります。家事分担には「こう分ければ均等」といった“たった一つの正解”はないのです。

ですから、これから同棲でも結婚でも“一緒暮らし”を始めるふたりには、一緒に家事に取り組むことでより良いやり方に気付けたり、忙しいときにフォローしてもらえたときのうれしさを感じられたり、家事分担を通して知ることのできる喜びや楽しさをたくさん感じてほしいと思います。

時にはけんかになってもいい。お互いの違いを楽しみながら、ふたりだけのよりよい分担の形を見つけてくださいね。

取材・文/水野康子 D/mashroom design イラスト/南 夏希 構成/山崎裕香子(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは2026年3月に実施した結婚2年以上の20~39歳の男女220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2026年5月時点のものです

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