結婚式・二次会の「クイズ演出」!みんなで楽しむアイデアと出題例30
結婚式や二次会で人気のクイズ演出。みんなが参加できるから、一体感があってゲストの満足感が高いのが支持される理由です。そこでこの記事では、先輩カップルの実例も交えながら、クイズのテーマから出題&解答方法の提案まで、クイズの演出をするために考えておきたいポイントを解説します!
結婚式や二次会で人気のクイズ演出。みんなが参加できるから、一体感があってゲストの満足感が高いのが支持される理由です。そこでこの記事では、先輩カップルの実例も交えながら、クイズのテーマから出題&解答方法の提案まで、クイズの演出をするために考えておきたいポイントを解説します!
披露宴や二次会で何か盛り上がるシーンが欲しいなという人におすすめなのが、全員参加型のクイズ!あえて余興をお願いせず、ふたりが提供するスタイルにすることで、ゲストへ負担をかけず実現することができます。
人気のドレス当てクイズ以外にもクイズのアイデアはいっぱい!新郎新婦にまつわる面白いエピソードを盛り込めば、みんなに人となりを知ってもらえるというメリットも。
一部の友人のみが知っている内容が続くなど、他のゲストが内輪ネタと感じる内容ではなく、みんながワクワク楽しめる内容が基本。まだ公表していないエピソードや、一部の人には知られている内容でも、ちょっとひねりを利かせたクイズにアレンジして、誰でも正解する可能性がある出題にしましょう。
結婚式や二次会というお祝いのシーンにふさわしい温かなエピソードやテーマがおすすめ。交際のきっかけやプロポーズにまつわるもののほか、幼い頃のエピソードや意外性のある趣味や好みのお話も喜ばれそう。その場で答えが分かるドレスの色や再入場曲を当てるクイズなら、ゲスト同士の会話も盛り上がります。参列する人の顔触れを見て、子どもから年配者までゲストが楽しめる内容を意識しましょう。
せっかくなので、正解の多い人や全問正解の人に賞品を用意しておけば、真剣度はグッとアップ!会場はさらに一体感に包まれるでしょう。ゲストがもらって嬉しいプレゼントを吟味し、クイズが始まる前にパネルなどでしっかりアピールしておきましょう。
ここからは実際にクイズ演出を行う上で必要な準備について解説します。
何はともあれ、問題を考えてみましょう。内容は新郎新婦ふたりの人となりが伝わるエピソードや趣味、嗜好(しこう)にまつわるものが定番。例えば、「初デートの場所は?」や「新郎が最近はまっている趣味は?」など。ちょっと意外性のある内容だと、それぞれのゲストにも面白がってもらえそう。また、出題数の目安は、クイズ時間が長くなっても間延びしてしまうので、5問程度がベター。
次に「誰が」「どんな方法で」出題をするかも検討を。ふたりが主導する形もあれば、司会者に問題の読み上げや進行をしてもらうケースも。プロジェクターによる投影やゲストが手元で見られるように問題用紙を配るなど、出題内容をわかりやすくするような配慮をするのもおすすめ。
ゲストがどう解答するか工夫することで、わくわく感を高めたり、ゲスト同士がふれあう機会を増やすこともできます。一人一人個別に、テーブル対抗で、など、どんな単位でどう解答してもらうか、また、選択肢形式にするかフリー解答にするかも忘れずに考えてみましょう。正解者が多い場合はじゃんけんやくじ引き、ビンゴゲームとの掛け合わせなど、賞品を渡す人をどう決めるかも検討を。
出題方法と解答方法を決めたら、一度流れを整理して、必要なものをリストアップしてみましょう。プランナーや司会者にも共有し、プロジェクターやテーブルなど会場に用意してもらうものも忘れず伝えておきましょう。
景品はゲストみんなにとってうれしいアイテムを選びたいもの。予算は1万~3万円程度にするカップルが多く、少額のギフトを当選者全員に渡したり、豪華なギフトを1~2名程度に渡したりと、選び方はさまざま。遠方ゲストが多いならご当地の食品なども人気です。
盛り上がるように、賞品のパネルを作ったり、スライドに投影している先輩も多いです。また、持ち帰りの負担をできるだけ軽減するために、目録を渡して、後日郵送するケースも喜ばれています。
新婦がお色直しでヘアカットを行う予定だったので、新郎の提案もあり、ヘアスタイル当てクイズを行うことに。選択肢には「ポニーテール」などの王道スタイルだけでなく、「アフロヘア」を入れたのもポイント。
「絶対アフロで来ると思った!」などと、ゲストもサイリウムを振りながらふたりの登場をワクワク感で迎え、会場が一体に。正解者には王様じゃんけんに参加してもらい、ギフトカードをかけて再び会場が白熱した。
アフロヘアをかぶって入場したらゲストが爆笑!その後、アフロを脱ぎ、ヘアカットした姿を見せて二段階のサプライズを仕掛けました(笑) しかも、アフロとショートカット、まさかの二つとも正解に。「再入場最高だった」とうれしい声をたくさんいただきました。(尚香さん/@wd___na716)
当初はドレスの色当てクイズを検討したものの、新郎新婦どちらも主役になれるように、お互いの幼い頃の写真を当ててもらうクイズに。選択肢として、ふたりの写真のほかにダミーとして新郎新婦の弟たちも登場。いざ投票箱を開けると、正解への投票数が少なく、「弟たちがかわいすぎる!」と意外な結果に大盛り上がりだった。
正解したゲストには新郎の地元で有名なスイーツの詰め合わせをプレゼント。荷物にならないように式後に郵送する配慮も。
投票スペースを設けるとその場での混雑が予想されたので、受付で渡した案内カードに選択肢の写真と投票券を添えて、ゲストに手元で写真を見てもらえるようにしました。また、投票スペースに「クイズのヒントがあります」と案内を表示し、少し離れたところに、新郎新婦のアルバムコーナーも設置しました。(ayaさん/@aya.20240316)
友人の結婚式でも見たことがないクイズをふたりで試行錯誤。ふたりの好みをあまり知らないゲストにも公平に参加してもらえるように、風船、ぬいぐるみ、サングラス、サッカーボールの中から、お色直しの入場シーンでふたりが手にするアイテムを当てるクイズを思いついた。回答は選択肢に合わせて用意した4色のサイリウムをゲストが選択。景品はアマゾンにギフト券に。
ふたりの入場シーンは、ゲストがサイリウムを振り、BGMに合いの手を入れてノリノリ! アイテムを見て、「わー!」「当たったー!」と歓声が飛び交った。
「どれも可能性がありそう」と思ってほしくて、前撮りの際に選択肢のアイテムを持った写真を撮影し、ゲストに提示しました。また、投票してもらう代わりに、ゲストに配ったサイリウムに抽選用の番号を付けて、正解者の当選がスムーズになるように工夫しました。(好美さん)
新郎新婦にまつわる事柄を「謎解き」形式で出題しました。分かった人には挙手で答えてもらい、正解者には選べるギフトチケットをプレゼント。
謎解き好きの友人が難易度の高い問題を完璧に解説した時、会場から「お~!」と歓声が上がるほど、ゲストみんなが真剣に考えてくれたようです。(てらゆめさん)
定番のドレスの色当てクイズを行いました!ゲストによっては私が紫のドレスを選ぶことは簡単に予想できると思ったので、あえて紫の濃淡を当ててもらう内容に。
賞品にはお肉やラーメンの食べ比べセット、アイスクリームの詰め合わせなど、みんなに喜ばれるものを選びました。(Tommyさん)
私たちが何をしながら再入場するかを予想し、対応する色のペンライトを振ってもらいました。選択肢は“歌いながら”or“踊りながら”or“シルエット入場”or“バルーンを持ちながら”の4択で、正解は“踊りながら”。正解した子たちが嬉しそうにペンライトを振ってくれていて、こちらも嬉しかったです。
正解者全員にプレゼントを渡したかったので、後日、LINEギフトでカフェのチケットを贈りました。(杏実さん)
新郎新婦関するクイズを出題しました。「新婦が新郎のお弁当に入れがちなスープは?」という問題で、「トムヤムクン」という正解を発表した時、意外な答えだったようで会場は大盛り上がり!
正解者には私たちの住んでいる宮城県にちなんで牛タンのギフトセットを贈りました。(ろぶさんさん)
ドレス当てクイズについて詳しく知りたいならこちらの記事をチェックして。先輩花嫁のアイデアや景品の実例、そのまま使える説明シートや投票用紙のテンプレートまで、お役立ち情報が満載です!
ふたりの人となりがさりげなく伝わり、かつその場がグッと盛り上がってゲスト同士も一体感を感じるようなアイデアをご紹介。ちょっとずつアレンジして、ふたりならではのクイズを作ってみましょう!
ふたりがどんな人か伝わるクイズを出すなら、幼い頃の思い出から最近のブームまでバリエーションはさまざま。もし、身近な人がよく知るような内容なら、親やきょうだいを巻き込んで、正解を発表するプレゼンターになってもらっても。
結婚式や二次会では、ふたりの仲むつまじい姿をゲストは期待しているもの。プロポーズや出会いにまつわるエピソードなど、聞いてハッピーになるテーマを盛り込んで。
その場で新郎新婦やゲストがパフォーマンスを行って、その結果を当てるクイズも人気。パフォーマンスそのものが楽しい演出や余興として、クイズをよりいっそう盛り上げてくれます。
クイズ演出で盛り上がった時間は、ふたりのエピソードと共にゲストにとっても忘れられないものになるはず。そして、ふたりでクイズを考える時間そのものが、これまでのお互いの人生やふたりの軌跡を振り返る素敵な思い出に。結婚式や二次会でふたりだけのオリジナルクイズを、みんなでワイワイ楽しみましょう!
文/小松七恵 イラスト/てぶくろ星人 構成/小田真穂(編集部)
※記事内のコメントは2025年7月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー76人が回答したアンケート結果によるものです
※掲載されている情報は2025年9月時点のものです