依頼書なしでも大満足♪「理想が伝わる」ヘアメイクリハの準備って?

「ヘアメイクリハの依頼書作りが進まない…」と悩んでいる花嫁へ、うれしいニュース!実は最近は依頼書なし派も増えているというウワサ。でもイメージの共有はどうやってする?理想のヘアメイクは叶えられる?気になる実態を人気ヘアメイクアップアーティストに取材してきました。
「ヘアメイクリハの依頼書作りが進まない…」と悩んでいる花嫁へ、うれしいニュース!実は最近は依頼書なし派も増えているというウワサ。でもイメージの共有はどうやってする?理想のヘアメイクは叶えられる?気になる実態を人気ヘアメイクアップアーティストに取材してきました。
松丸綾子さん
ブライダルヘアメイクアップアーティスト
「ベスト-アニバーサリー」でブライダルヘアメイクアップアーティストとして活躍後、現在は「キンプトン新宿東京」をメインに、指名アーティスト&セミナー講師として活動中。トレンド感と花嫁の個性が共存する、品のあるスタイルで支持を集める。
実際に依頼書なしで来られる方も少なくありません。悩まなくて大丈夫です!今回は依頼書なしでも理想のヘアメイクが叶えられる準備ポイントをご紹介します。
(松丸さん)
実際のヘアメイクリハでは、ほぼすっぴんの状態で初めてお会いすることがほとんど。そこから限られた時間でパーソナルな好みを把握していくので、まずはぱっと見てイメージを共有できる写真を用意することが大切!中でも準備しておくと安心なのが、以下の6点です。
[1]挙式の希望ヘア
[2]披露宴の希望ヘア
[3]お色直しの希望ヘア
[4]メイクイメージ
[5]ドレス写真
[6]ブーケ写真
ヘア写真はそれぞれ全体像が分かる画像に加えて、前髪や後ろの様子が分かるものもあるとベター(アクセサリーをリハに持ち込まない場合は、アクセサリー写真も用意)。
メイクイメージは挙式メイクの写真でなくてもOK(好きな芸能人の顔なども可)。ドレス写真は試着時に撮ったものがベスト!ブーケは全体像を知る上で、あるとうれしいです。
SNSで気に入った花嫁ヘアを見つけたら、前・後ろ・横・前髪など、いろんなアングルの写真を保存!動画も参考に保存していました。(みりんさん)
「花嫁 結婚式 ドレス」などのキーワードでSNS検索をして画像を用意。ヘア写真はアングルのバリエも多めに持参しました。(さちさん)
ヘアスタイルはリハで見やすいように、シーン別に分けて保存。ヘアアクセサリーの写真も用意しました。(ヨシノさん)
イメージを伝えるときによく使われる「可愛い」「多幸感」などは、人によって印象の差が出やすいワード。そこでおすすめなのが、3~4ワード組み合わせて伝えること。ワードは短いほどよく、「可愛い」+「大人っぽい」+「上品」と言葉を並べていくとイメージが絞られるので、擦り合わせがしやすいです。
好みのシニヨン、ハーフツインの画像を見せながら、「もう少しふんわり」、「可愛らしく」など、ニュアンスを複数の言葉で伝えました。(ゆちさん)
「ここだけはこうして欲しい!」など、画像を参考に特にこだわりたいポイントを、会話の中で短く端的にアピール。(asukaさん)
「下ろしたときは前から見ても可愛いように」、「夏だから汗だくにならないように」など、気になるところは素直に細かく伝えて、相談に乗ってもらいました。(はるさん)
実はあるとうれしいのが、嫌いなヘア写真やメイク写真。NGイメージを知ることで、より好みのイメージをつかみやすくなります!「ここまできっちり巻きたくない」、「これはボリュームがありすぎる」など、どこがNGポイントなのかも聞けるとなお助かります。
好みのヘアアレンジを見つけたら、同じヘアスタイルで希望のイメージと、そうでないやりたくないイメージも合わせてスクショしました。(サヤさん)
「やりたいヘアが、自分に似合うか分からない」、というお悩みはヘアメイクリハでよく耳にします。でも選ぶ理由は“好き”なだけで十分!そこから髪質や個性を加味しながら、どこまで寄せていくかをヘアメイクリハで調整していくので、安心して“好き”を基準にセレクトしてください。
深く考え込まず、自分が良いと思う写真をチョイス!それを参考にヘアメイクさんと相談をして、より自分に似合うスタイルを追求。(レイカさん)
自分でイメージ検索もしつつ、ヘアメイクリハで似合うアレンジを提案してもらいました。プロのアドバイスはとっても参考になる!(れんさん)
結婚式は人生の節目となる大切な日。とはいえ、普段の自分とどれくらい変わりたいかは、人それぞれです。やりすぎと思われたくないナチュラル派の方から、ガラッと雰囲気を変えたい方まで好みはさまざま。このポイントを伝えておくと、「濃すぎた!」「薄くて物足りない……」というありがちな後悔も回避できるので、ぜひヘアメイクリハで伝えてください。
最近は新郎もヘアメイクリハをする人がちらほら!美意識が高いメンズが増えている中で、式当日までに新郎が準備しておくべき3つのことをピックアップ。
01.美容室でセットした写真を用意する
式直前、美容室に行った際にスタイリング済みのヘアを前・横・後ろで撮影。美容師が髪質や癖を理解してカット&仕上げをしたスタイルは再現しやすく、希望のイメージとの差も生まれにくいです。
02. 顔&手をしっかり保湿することを意識
肌が乾燥していると、見た目年齢が上がる原因に。ベタつく感じが苦手な方はスプレータイプの化粧水がおすすめ。指輪の交換などで手のアップも撮影するので、爪周りのささくれや乾燥、指の毛も意外と気になるのでケアするのが◎。
03.顔の印象を変える眉ケアにトライ
眉毛を整えるだけで、余分な産毛がなくなり目周りに立体感が出るので、目力アップも期待できます。最近は眉毛サロンに行く新郎も増えているので、ぜひ気軽に足を運んでほしいです。
式の1週間前にいつも通っている美容室へ。1週間後にちょうどいい長さになるようカットをオーダー。セット後にいろいろな角度で撮影もして準備しました。(ぴょんさん)
美容師さんに衣裳を見てもらい、結婚式の4カ月前にパーマをかけました。パーマのかかり具合などを確認した上で、再度1週間前にパーマをかけて本番へ!事前に撮影した写真を当日見せつつ、最後の微調整はお任せしました。(takashiさん)
SNSでしっかり依頼書を準備している花嫁を見て、「自分は全然できていない」と落ち込まなくても大丈夫!今回ご紹介したポイントを踏まえれば、依頼書なしでもヘアメイクリハでのコミュニケーションは安心。プロの力を信頼して、リラックスしてリハーサルに臨んでね。
文/磯部 彩 イラスト/EccO D/mashroom design 構成/山川眞侑(編集部)
※記事内のコメントは、2025年6月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー110人、「ゼクシィ花婿会」のメンバー6人が回答したアンケートによるものです。
※掲載されている情報は2025年8月時点のものです