愛が深まる&ゲストも祝福♪結婚式の「はじめての共同作業」演出7選
新郎新婦がゲストの前で仲良く何かをする演出=ふうふの幸せな門出を象徴するシーンとして深く心に残るけど、実はケーキ入刀だけじゃないんです。「やってよかった!」「ふたりの絆が深まった」と先輩カップルお勧めの共同演出は他にもたくさん。「こんなのあったんだ」「私たちもやりたい」と思えるはず!
新郎新婦がゲストの前で仲良く何かをする演出=ふうふの幸せな門出を象徴するシーンとして深く心に残るけど、実はケーキ入刀だけじゃないんです。「やってよかった!」「ふたりの絆が深まった」と先輩カップルお勧めの共同演出は他にもたくさん。「こんなのあったんだ」「私たちもやりたい」と思えるはず!
画像:千晶さんのウエディングドロップス(結婚証明書)の作成演出
結婚式でゲストが楽しみにしているのは、幸せいっぱい&ラブラブな新郎新婦の姿。ふたりが手を取り合って何かをする演出は、ふたりの仲の良さが伝わってきてゲストの祝福気分もUP。新郎新婦にとっても、大切な人の前で「これからも仲良く」と決意を新たにし、ふうふの絆が深まる大切な瞬間に。ケーキ入刀をこだわってアレンジしたり、ふたりらしいオリジナル演出を選べば人とかぶらずインパクト大。SNS映えはもちろん、感動も思い出も一気に増すのが人気の秘密!
ゲストに“ふたりをイメージする漢字1文字”を書いてもらい、そこへふたりでドロップスを入れて結婚証明書が完成。さらに結びとしてゲスト一人ひとりに“漢字1文字&メッセージ”を贈るサプライズ動画を上映したら、感動で涙する人も。「大変だったけどやってよかった」と心から思えた演出です。(千晶さん)
ふたりで何かをする演出=ケーキ入刀はちょっぴりありきたりだと思い、意外性のあるちらし寿司入刀に。私の好きな「いくら」を振りかける演出も好評で、ゲストが楽しんでくれたし、ふたりの大切な思い出になって良かった。(いくらさん)
和装にもぴったりだし、デザートがあるのにウェディングケーキも…と思っていたので、ケーキ入刀の代わりに餅つきを。ふたりでついた後に、姪甥も登場し一緒にぺったんぺったん。ついたお餅は、あんこ&きな粉付きでデザートプレートに添えてもらいました。ゲストにも好評で、姪甥の楽しそうな姿も見られてやってよかったです。(くみこさん)
ふたりで初めての「共同作業」で演出を行ったカップル実例をご紹介。ぜひ参考にしてみて。
新郎新婦がそれぞれの花に想いを託し、一緒に一つの生け花を完成させる「二つ真(ふたつしん)」という伝統儀式を。真剣なふたりの姿と美しい仕上がりにゲストから温かい拍手と祝福が。和モダンな会場に美しく映え、装花としても楽しんでもらえた。
ふうふ初の共同作業として、「協力して家庭を築く決意」や「相手を尊重し合う姿勢」などうそ偽りない想いを込めたくて、命のある「花」を使うことに。私が昔習っていたこともあり、真剣&夢中に。ゲストも集中して見てくれ、ふうふの始まりとして意味のあるセレモニーができて良かったです。(美空さん)
真っ赤ないちごが可愛いだるまケーキ。ふうふの共同作業として目を入れる代わりに、チョコソースを付けた筆をふたりで持ち、左目を描く「目入れ」を披露。「願いが叶う」「夫婦円満」など、その縁起の良さも司会者がアナウンス。和気あいあいと盛り上がった。
会場の雰囲気や和装とも相性ばっちりで一気に“和”な感じになりました。縁起がいいし、何よりみんなの前で、ふうふとしてだるまの目を入れられるのが嬉しく楽しかったです。(よしのさん)
ケーキの代わりに大きな三角おむすびが登場。おむすび=「恩を結ぶ」という意味があることも併せて紹介。ナイフを入れた後、しゃもじですくって食べさせ合いっこも。ゲストも楽しそうにふたりを見守った。
おむすびが出てきた時、ゲストはざわつき、興味津々。楽しんでもらえたのはもちろん「ご恩に感謝しています」とちゃんと伝えられたのも良かった。人と違う自分たちらしいふうふの共同作業ができて大満足です。(レイラさん)
岩風呂を模したケーキに、お湯に見立てたシロップを流し込む「ケーキ入刀」ならぬ「入湯」の演出を。ふたりでポットを持ち、注いだ瞬間、ゲストから歓声が。
夫婦となる決意の象徴でもあるケーキ入刀はしたかったけど、ありきたりはイヤ。Instagramで見て絶対やりたいと思ったアイデアを、オリジナルケーキで叶えました。ゲストの笑いも写真映えも想像以上。ノリノリで楽しんでくれた彼を改めて素敵だと思ったし、最高に楽しかったです。(りいさん)
ケーキの代わりに、生ハムの大きな塊に入刀することに。友人に運んでもらったり、サンクスバイトをしたり、ゲストも目を輝かせて大喜び。最後はビュッフェでおつまみとして堪能してもらった。
ふたりの大好きな生ハムをみんなに振る舞いたくて考えた演出。彼と一緒に考えたり準備したりする過程で絆が深まったし、想像以上の盛り上がりに感激。ゲストのキラキラした笑顔が、これから夫婦として歩み出すふたりの宝物になりました。(はるさん)
ゲスト全員に土を入れてもらったオリーブの苗木に、両家父母に高砂席まで運んでもらった両家の水を、新郎新婦で仲良く注ぐセレモニーを。「皆さんの力を借りて幸せな家庭を築いていきます」というふたりの決意を込めて、ゲストや父母の参加もお願い。会場が温かく和み、プチギフトとしてオリーブオイルをゲスト全員に配る際の会話のネタにも。
ケーキ入刀やファーストバイトが恥ずかしくて苦手だったので、ゲストや親も参加できて、落ち着いた雰囲気で楽しめるこの演出に。派手ではないけれど、しみじみとした想いが込み上げて感無量に。ゲストからも「初めてだったけど感動したよ」と言ってもらい、嬉しかったです。(麻友さん)
「ケーキお披露目です」と開いたドアから、長さ150センチもある平たいスポンジ&クリームが登場。くじ引きで選んだゲストと一緒にくるくる巻いたら、誰も見たことがないような長いロールケーキが完成!ケーキ入刀やファーストバイトも楽しく盛り上がった。
自分たちの手でロールケーキを巻く演出が可能かどうかが、会場選びの条件に。当日、最初に平べったいケーキを見たときのきょとんとしたゲストの顔が忘れられません。「初めて見た」とゲストに驚かれ、会場が一体となって楽しめました。「ゲストを楽しませたい」という夫婦の想いも一つに。こだわって叶えて本当に良かったです。(美紀さん)
1.“ふたりらしさ”を出そう
ふたりの好きなものや趣味、特技など、「ふたりらしさ」が出る素材やアイテムを選ぶと感情移入しやすい。
2.見せ方も演出のうち!
ゲストが見やすい場所、タイミングに取り入れるのがコツ。プランナーさんに相談を。
3.意味をちゃんと伝える
どんな意味があるのか、具体的な言葉にして司会者に伝え、アナウンスしてもらうと、より心に残り、感動を呼ぶはず。
結婚式でゲストに披露するふうふの共同作業を、単なる演出で終わらせるのはもったいない。ふたりが協力して家庭を築く決意や、互いを支え合う姿勢の象徴であり、「ふたりの未来への約束」という意味もあります。ゲストの温かい祝福やその瞬間にしか残せない素敵な写真は一生の宝物に。ふたりらしく丁寧に、心を重ねる時間をぜひ取り入れてみてくださいね。
取材・文/笠原恭子 D/mashroom design 構成/山崎裕香子(編集部)
※記事内のコメントは2025年5月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー45人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2025年7月時点のものです