ロケ前撮りで“映える”簡単テク!フォトグラファー直伝おすすめポーズ5

憧れのロケフォトは「“映え”にこだわりたい!」「スタイルよくキレイに写りたい!」そんな花嫁さんへ。ウエディングの前撮りでオファー殺到のフォトグラファーが、マネするだけで簡単に“映える”おすすめポーズを伝授します。ロケならではの非日常な特別感もキレイ見えも叶う簡単テク、ぜひ取り入れて♪
憧れのロケフォトは「“映え”にこだわりたい!」「スタイルよくキレイに写りたい!」そんな花嫁さんへ。ウエディングの前撮りでオファー殺到のフォトグラファーが、マネするだけで簡単に“映える”おすすめポーズを伝授します。ロケならではの非日常な特別感もキレイ見えも叶う簡単テク、ぜひ取り入れて♪
MOMOさん
フォトグラファー
Instagramのフォロワー数34万人。フォトブランド「Boheme」を主宰する人気フォトグラファー。「一生忘れられないドラマチックなフォト」をコンセプトに3000組以上のカップルを撮影。自らがポージングを指導する動画が話題を集め、国内外を飛び回って活躍中。
プリンセス気分に浸りたい花嫁さんに人気なのが、スカートを持って広げるポーズ。ドレスのシルエットをキレイに見せるには、スカートの真横を持つのが絶対!また、チュールなどの薄手の素材が幾重にも重なるドレスの場合は、表面の1、2枚をすくい取るようにしてつまむと、透け感が出て光映えも抜群に。
つかみやすいからと前の方を持ち上げると、ただ歩くためにスカート持ったふうになってしまい、シルエットがキレイに出ないんです。両腕を180度に広げると肘も自然に曲がりますよ。上半身はやや斜めに向け、指先を見る感じで顔も横に向けると、華奢見えも叶うんです!
写真:A.Nさん
「斜め下を見るよう教えていただきましたが、写真を見て目線も大切だと思いました。ボリュームあるプリンセスラインのドレスやポニーテールが映え、イルミネーションともマッチしたお気に入りの一枚です」
歩いていく途中を捉えたツーショットも、ロケフォトの鉄板ポーズ。シックな街並みに合う大人の落ち着きやレディーの華やかさを表現するには、美姿勢で振り返ることが大事な映えポイントに。新郎も背筋を伸ばして堂々とエスコート。新婦は振り返る際に腕を上げることで肩甲骨がくっきり浮かび、ボディラインも一層美しく。
振り返る時は、顔だけ向けると首にシワが寄りやすくなるので、上半身ごとひねるのが正解!髪や頬に触れるなどして自然に腕を上げれば、ウエスト周りもすっきり見えます。新郎が新婦を見て、新婦がカメラを見ると、新婦にフォーカスしたエレガントなショットに。
写真:ゆうほさん
「猫背気味なので、姿勢が良く見えるように意識して立っていました。当日風が吹いていて、髪の毛を押さえるように手を当てていたのですが、こんなに素敵に撮れていて大満足」
映画のワンシーンのようなダンス風の決めポーズは、ロケならではの非日常感とウエストほっそり見えが叶うのが魅力。くびれをキレイに見せるには、新婦が反ることとふたりの顔の距離を離さないことが大切。さらに新婦の手前側の手は新郎の胸に当て、新郎の片手はポケットに入れると優雅さもアップします。
ウエスト細見えの鍵を握るのは、新婦をホールドする新郎の腕力!新婦は腹筋を使って反ることになるので、新郎にしっかり支えてもらいながら体を預けると安定します。柔らかさや優雅さを出すには、ダンスしているふうに動いて体がほぐれた流れでこのポーズに行くのがおすすめ!
写真:A.Nさん
「指先に動きをつけたり、首筋など伸ばすところは伸ばす、とアドバイスを頂いたので気を付けました。体勢は少しつらかったけど、素敵に仕上がったので頑張って良かったです」
幻想的なロケーションと相性抜群なのが、プロポーズの時の感動やうれしさをそのまま閉じ込めたようなこのシーン。立て膝になってしゃがんだ新郎から花束などを受け取る王道ポーズは、新婦のかがむ姿が品良く清楚に見えるとますますドラマチック!
品良くエレガントに見せたいなら猫背は禁物。新婦は、新郎に近づきながら「ありがとう」とささやくようなイメージで腰からおじぎをするように受け取るのがコツ。ひざまづくポーズに懸念があるなら、もちろん立ったままでもOK。その際も背筋は伸ばすよう意識して。
写真:かなさん
「プロポーズではバラの花束をもらったので、その時のうれしい気持ちを思い出しながら撮影しました。出来上がった写真は、まるでおとぎ話から抜け出たようで感動しました」
階段を生かしたバックショットは、トレーンの美しさを印象的に残したい花嫁さんにぴったり。目線を落としたり関節を曲げることで優美な動きが生まれ、ドレスがスレンダーやマーメイドラインなら、なお曲線美も強調できます。右を向く場合、左足のみ一段上がると膝が曲がり、ドレスの生地が引っ張られてトレーンの広がりが増すため、メリハリがアップ。下からあおるように撮ってもらえば脚長効果も!
右手と目線は「ドレスをつまんで階段を上がろうとしているふう」をイメージすると、所作がぐっと自然に見えて洗練された雰囲気に。また、曲線美を表現する時は砂時計のシルエットを意識。ブーケを持つとせっかくのボディラインが濁ってしまうし、腕や手首も動かしづらくなるので、ブーケはなしがおすすめです。
写真:ゆうほさん
「MOMOさんから『美しく見える指の動きを練習しておいた方が良い』と伺っていたので練習していきました。指の動きは難しかったのですが、結果スタイル良くキレイに撮れて大感謝!パーソナルジムのトレーナーさんにも褒めてもらえるくらい、スタイルが盛れました(笑)」
好みの雰囲気も洒落見えも叶う“神ポーズ”を、フォトグラファーMOMOさんが徹底レクチャー!
ロケーションとポージングがマッチした素敵なウエディングフォトを見つけても「こんなふうに撮れるか不安」「どう動いていいか分からない……」と思う花嫁さんは少なくないはず。そんな時に強い味方になるのが、このポーズ集。マネするだけで簡単にイメージしていた写真に近づけるので、ぜひ保存して撮影当日に生かして!
構成・文/大平美和 D/mashroom design 監修/MOMO(Boheme Photograph)
※掲載されている情報は2025年6月時点のものです