
【結婚式の司会】打ち合わせで卒花が伝えたこと&受けたアドバイス
結婚式を成功させるのに重要なのが司会者。だからこそ、司会者との打ち合わせはしっかり行いたいもの。そうすることにより、司会者からも有用なアドバイスをもらえることも。この記事では結婚式を成功させた先輩カップルにお話を伺い、打ち合わせで何を伝えたのか、どんなアドバイスをもらって、それをどう結婚式に生かしたかをご紹介します。
INDEX
【CASE1】結婚式のこだわりを伝え、
サプライズへの不安も解消!
私たちの結婚式

親しい人たちを招いての少人数ウエディングだったので、おいしい料理と会話を楽しむちょっぴり贅沢なお食事会のような雰囲気にしました。演出や装飾などは控えめにして、ゲストのおもてなしに力を入れました。(けいすけさん・まりさん)
司会者を選んだポイントは?
少人数なのでゲストに頼むという方法もあったかと思いますが、ゲストには負担をかけたくないのでそれはなし。特ににこだわりはなかったので、会場提携の司会者さんから選ぶことに。
こちらからの希望として、柔らかく温かな雰囲気をつくってもらえる女性司会者をお願いしたいと伝え、会場の音響スタッフさんに一任して選んでもらいました。
打ち合わせでは何を伝えた?
打ち合わせの前に、携帯電話のメモ帳にお願いしたいことと伝えたいことを簡単にまとめておきました。具体的には、ホテルや料理、引出物に込めた私たちの思い、ゲストに伝えてほしいことなどです。司会者さんは丁寧にメモを取って話を聞いてくれ、安心しました。
司会者さんからも、結婚式へのこだわりや話してほしいこと、話さないでほしいことなどをヒアリングされました。
打ち合わせの回数:対面1回(約1時間)、オンライン1回(1時間)、メール5往復ぐらい
この司会者さんでよかった!と思ったことは?
演出が少ない結婚式で、時間を持て余さないかどうか心配でしたが、とても上手に時間をつないでくれました。1人で参加したゲストもいましたが、飽きずに楽しめたようです。
また、両家の母へのサンクスバイトをサプライズで企画していましたが、「迷惑では?」と不安に思っていたところ、母世代の司会者さんに「きっと喜んでいただけますよ」と言ってもらえたのも心強かったです。
エンドロールのタイミングも迷っていましたが、司会者さんの的確なアドバイスで私たちが退場してからの上映としました。母も「司会者さんが素晴らしかった!」と大絶賛で、本当にこの司会者さんでよかったと思いました。
【CASE2】演出イメージは確実に伝達。
温かなアドバイスが心強かった
私たちの結婚式

『言葉で伝える、時間を楽しむ、一瞬を永遠に。』をテーマに、食事と会話を楽しむ大人のウエディングを目指しました。ムービー上映やキャンドルサービスなどの定番演出はあえて外し、その分ゲストの皆さんと一緒に話したり、写真撮影をする時間をたっぷり盛り込みました。(のりさん・麻友さん)
司会者を選んだポイントは?
プランナーさんに推薦していただいた司会者さんでした。私たちがもともとイメージしていた「明るく落ち着いた雰囲気」の方だったので、そのままお願いしました。
打ち合わせで何を伝えた?
歓談がメインの落ち着いた結婚式で、ゲストとの会話や写真撮影の時間をたっぷり取りたいこと、そのために結婚式の雰囲気づくりにもこだわっていることを第一に伝えました。
また、水合わせの儀やプチギフトをサービスしながらゲストの間を回る演出などは、言葉だけでしっかりイメージが伝わるようにメモを書いてから、打ち合わせに臨みました。さらに、こちらから提供する情報の中で、ゲストに話してほしくないことも伝えました。
打ち合わせの回数:オンライン1回(約2時間)、電話(約1時間)、メール複数回
この司会者さんでよかった!と思ったことは?
花嫁の手紙の際は両家の親にいすに座ってもらう、水合わせの儀の後のクラッカーは別のタイミングで……など、有益なアドバイスをたくさんくれる司会者さんで心強かったです。演出が少なく少し心配でしたが、司会者さんからは「いいパーティになりそうですね」と言われ、本当に安心しました。
パーティ中には打ち合わせで話した細かなエピソードを紹介してくれたり、ゲストを高砂席へ上手に誘導してくれたり…。私たちの意図をしっかり理解して進行してもらったことで、間延びしない満足いく結婚式になりました。
【CASE3】引き出し上手の司会者さんに
お任せ。臨機応変な対応が◎
私たちの結婚式

みんなが楽しめて、笑顔になれる結婚式を目指しました。サプライズも多めに入れ、大いに盛り上がりました。夏らしい明るい結婚式になったと思います。(yutoさん・mini_tsuuさん)
司会者を選んだポイントは?
会場指定の司会者さんで、プランナーさんが選んでくれました。私たちの希望や雰囲気、式のコンセプトなどから判断して、マッチングしてくれたと思うので、特に不満はありませんでした。
打ち合わせでは何を伝えた?
こちらから用意したものは特になく、司会者さんが雑談をしながら雰囲気を和らげ、うまくインタビューしてくれました。
「ゲストに伝えたいこと、伝えたくないことを教えてください」と言われたので、ふたりのなれそめについては省き、友達グループがやってくれるダンスの余興については、メンバーが揃って合わせるのは当日のリハーサルという状況だったので、「久しぶりに集まって踊ります。温かく見守ってください」とひと言添えていただくようにお願いしました。
さらに、サプライズ演出があることも伝えました。
打ち合わせの回数:対面1回(約2時間)、電話1回(約1時間)、メール1回
この司会者さんでよかった!と思ったことは?
新郎新婦それぞれがお互いへのサプライズを計画しており、とても盛りだくさんの内容だったのですが、臨機応変に対応してくれました。
タイトなプログラムでしたが、合間にゲストを高砂席へ誘導して写真撮影ができるようにしてくれたり、新郎へのファーストバイトの際、ビッグスプーンでつついてしまってケーキが少し揺れてしまった時も「ケーキが動いています!」と実況して盛り上げてくれ、助かりました。とても満足しています。
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From 編集部
結婚式のコンセプトやテーマを伝えることはとても大切
先輩カップルの経験談でわかったのは、プロの司会者はリラックスした雰囲気の中で上手に話を引き出してくれるということ。だから、あまり身構えずに打ち合わせに臨むのがおすすめです。
大切なのは結婚式のコンセプトやテーマをしっかり伝えること。また、心を開いて、ふたりらしさが司会者に伝わるようにして、信頼関係を築きましょう。そうすれば、司会者からも役立つアドバイスがもらえ、結婚式がよりよいものになるはずです。
取材・文/粂 美奈子 イラスト/pai D/mashroom design
※記事内のコメントは2025年1月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー83人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2025年3月時点のものです
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